コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ブルーク、
ブルークっ、
ブルークツ、
ごめん、
ごめん、
ごめんな。
俺、、
いい子になれない。
俺……、ブルックに会って、
ちゃんと伝えたいよ
泣きながら夜道を走る。
行く宛てなんてほとんどない
ただ、
ただ俺は君に会いたいだけ。
転生した俺は、
多分中学生くらいなのだろう。
身長はだいぶ小さかった
きんとき「ッ、ポロポロ」
俺は、
あの日、
あの、大嫌いな日、
君に出会った
あの場所へ向かった
公園に着いたけれど……
きんとき「ッ、どこにいるんだよ、ぉッ、ポロポロ」
ただ、会いたいだけなのに、
ただ、謝りたいだけなのに、
なんで、君に会えないのかな、
_______________________________________________
ブルーク「ねぇきんさん!なんかあった時はさ。この山集合ね!僕ときんさんの集う場所!」
_______________________________________________
きんとき「!そっか、そうだ、」
ブルックは、あそこで待ってる、
きっと、
きっと。
公園のブランコから立ち、走り出した。
しょうが3年生の時、2人で家を抜け出して2人で少し離れた山で約束したんだ。
何かあったらここは集う場所ね!って決めたんだ。
俺は、記憶を頼りに、山へと走った。
でも、体力は持たずに、途中で歩いた。
きんとき「ッ、はぁッ、はぁッ、はぁッ(クソッ、クソッ、)」
こんなことしてる暇なんて、、ないのに、ッ、
軽く息を整えて、俺はまた走った。
君に会えるのならば、いくら辛くたって、いくら疲れたってなんだっていい。
俺はひたすらに走り続けるだけ。
荒い呼吸、、
流れる汗、、
やっと、
やっと、
ついた。
君のところ。