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貴方のせいで
貴方がすごいせいで
貴方が綺麗なせいで
貴方が何もかも持ってるせいで
僕は小さくて
愚かで、醜くて、劣っている。
「君は間違っている」
「君は醜くなんかない」
「君は美しい」
「君を認めてくれる人はこの世界に何百ともいるよ」
「だって世界は広いから」
世界が広いことなんて分かっている。
僕が間違っているなんてことも分かっている
僕を心の底から認めてくれる人がいるかもしれない…、なんてこと、とっくの昔に知っている。
でも、あの子だけが認めてくれる、依存してくれるこの関係が、狂おしいほどに愛おしいから
僕の前では、
どうしようもないほど惨めな貴方、
「嫌われてたんだ」とか噂で泣いて
歩いて、泣いて、寄ってきて。
優しく慰めて心配しては、
「自分がいなきゃダメなんだから」
と取り出せないほど深く刷り込ませる。
何もかも鵜呑みにする貴方が好きで
真実に背を向けさせて。
誰も貴方に合わせないように、誰にも貴方を見えないように。
ずーっと、ずっと僕だけを見て
現実なんて見ないでさ、
生涯ずっと一緒にいようね。