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#元カレ
まぁ
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芙月みひろ
442
黒歴史つくーる
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「4人で行ったけど、隣の席とも近い雑多な店だったからな」
彼の言った賑やかさとは対照的な沈黙が流れた一瞬、彼が今日このお店を選んだこと、彼がアルコールを注文しなかったこと、から、いつになく真面目な話をしたいのだと確信する。
テーブルの下で両手を組み合わせ
「ぁ、の……」
口を開こうとした時
「失礼します、お待たせしました。おろしあんかけだし巻き玉子と、ポテトサラダです」
料理が運ばれて来た。
「豪華なだし巻き玉子だぁ」
思わず両手を叩きながら声が出る。
「作れそうだと思っただろ?」
「そうだね。冷めにくいから冬にいいかも。高級食材でもないからいいね」
まだ、美味しそう!と思っただけだったけど、確かに簡単に作れそうだ。
「樋代は堅実で、安定感があって安心っていうのを、どこで会っても感じる」
「徹さん……」
だし巻き玉子をお皿に取った手が止まる。
「確実に正しい生活をしているって感じな」
そう言ってから、ふはっ……と熱そうにだし巻き玉子をほおばった彼が、私の性格も生活も知った上で【これからの話】をしたいと思ってくれたのだと嬉しくなる。
「失礼します。洋風巻き寿司と塩麴唐揚げになります」
お料理を運んできた店員さんが下がると
「これも、作れるんじゃないか?塩麴唐揚げ」
彼が私のお皿に唐揚げを取ってくれた。
コメント
3件
だし巻き卵は美味しそうだけど…なんだか小さな違和感が、、、 ハラハラ😖
なんとも言えないタイミングでお料理が運ばれてきて、中々話そうとしてるのに話せないね〜樋代ちゃん! 徹が言う樋代ちゃんについても、なーんか回りくどいというか… 完全に徹を疑ってるワタシ😅
第10話、読み終えました……! だし巻き玉子が運ばれてくるタイミング、すごく絶妙でしたね。真面目な話をしようとした瞬間に料理が来る“間”の取り方が、逆に徹さんの誠実さを引き立ててる気がしました。 「堅実で安定感がある」って言葉、徹さんが樋代さんのこと、ちゃんと見てるんだなって伝わってきて、心がじんわり温かくなりました。 塩麴唐揚げを取り分ける仕草にも、優しさが詰まってて……この二人の距離感、すごく好きです🫶