tn :「ふぅ……取り敢えず、、俺もそろそろ外への調査にうつるか……」
俺は部屋に散らばった
書類をまとめて
幹部の外へと向かった。
ショッピくんのあの事件から
みんな
まともに笑えてない。
ショッピくんなんか
最近顔色がずっと悪くなるばかり、
先輩として
俺は情けないな…
あの日
後輩に泣かせて、
辛い思いさせて、
気づいてあげれなかったんだ…
昔から
俺は人より鈍感だった。
人から寄せられる気持ちに気づけないこともあるし、他にも
自分の怪我にもすぐには気づかなかった。
だから
痛いとか、
はっきりとは分からなくて
時には
腕や足などの骨が折れていることもあった。
しんぺい神には
sn :「トントン…もしかしたら君の死はすぐ近いのかもしれない、、自分の体の異常に気づけないのは、すごく深刻で重いことなんだよ?トントンには分からないかもだけど、、」
tn :「おん。それが?別に幹部に入ってるから死んでもしゃーないやろ?
しんぺい神…無駄なお節介やわ……」
sn :「トントン!」
俺はしんぺい神の部屋を出た。
アイツは俺のことを心配して言ってくれたのに
また
俺は心のないことを言ってしまった。
tn :「また、やっちゃった、、」
「よ〜トントン!」
tn :「……
ん?どうしたん?」
「いやぁ、、たまたま見かけて!
顔色わるいで?なんかあった?ぺ神の部屋から出てきたけど、、」
tn :「ぁ、、うん。俺は平気や……」
「……平気じゃないやろ!その顔!休め休め!
お前の趣味は仕事か⁉︎ちゃうやろ!?」
tn :「っ、、」
「休まずに倒れたら俺がお前のことめっちゃ!怒ったるからな!!
それが嫌やったら休め!!」
tn :「いや、、別に…」
「ん?何?休みたいって?いいぞ!部屋まで送ってやるから〜✨」
tn :「いや、ちょっお前…」
「いいから〜グイッグイッ」
tn :「うっわ!ボフッ」
「うげ〜、、トントン部屋汚な、、書類まみれやん、、俺が片付けたろ!」
tn :「はっ、!お前やめろよ!絶対書類には絶対触れさせへん、、か、ら、、」
やばい、、眠なってきた、、。
「……よし、、、これでオッケー!」
tn :「…おい、、何俺のこと縛ってんねん」
「縛ってたら身動きとれへんやん?、、ゆっくり寝れるで。」
tn :「考え方が鬼か貴様は」
「寝ろ寝ろ!大先生みたいに書類ガバガバになってもらったら困るねん!」
tn :「っ、、まぁ…確かに、、。」
「大丈夫!俺ってそんなに信用ない?」
tn :「うん。ない」
「ひどいな、、取り敢えず寝ろ。
書類は俺がしとくから!おやすみ〜!」
tn :「ぇ、、っ…」
「たまには俺に甘えてくれ、、。」
tn :「っ!?……ぉん、、おやすみ、、」
「ん!おやすみ!」
何時間寝ただろうか、、
俺が目覚めれば
部屋はスッキリとしており
縛られていたはずの縄が解けていた、
tn :「っ!やっべ、、書類…、、あれ、、?」
完璧やん……
アイツやればできるやん、、。
丁寧に分別された書類と
一つの紙が置かれていた
「トントンへ!
俺が全部やってあげました〜、、
またなんか奢ってよ〜! 」
tn :「ふっ…笑、、アイツ……」
どんな形であれ
アイツは優しいやつだった
小さな
仲間の変化にも
すぐに気づいて
慰めてくれる。
だから
みんなアイツが好きで
憎くても憎めないんだ……
tn :「…しんぺい神に謝りにいこ、、」
良くも悪くも
俺は変われた
アイツのおかげで…
ずっと言えなかったけど、、
俺
アイツに
「ありがとう」
って言いたかったんだ、。
ごめんな、、
言えなくて…
いつも逃げてたんや、、
向き合ってるフリして
頑張ってるフリして、、。
でも
もう
アイツは此処には居ないんや…
俺らが追い出してしまった…
すまん。
シャオロン……
ずっと
ずっと
お前のこと傷つけてた。
お前のこと知らないふりして
また逃げた…
今度会った時は
俺のこと
思いっきり殴ってくれ、、!
そして
また
笑ってくれ、、
俺はお前の笑顔が好きやねん、、。
tn :「忘れてごめんなぁ…
助けられんくてごめんなぁ、、」
ごめん
ごめんー。
今更こんなん言っても無駄やろうけど、、
俺は
シャオロンに会うために
外への調査に向かった。
tn :「すみません、、
シャオロンって言う人知りませんか、、?」
「ごめんなさい、、知りませんね」
tn :「そっすか、、…」
これで何人目や、、?
どうして…
誰もシャオロンのこと知らんの、、?
俺らの仲間やのに…
友達やのに、、!
どうして、、
なんでや??
「おーい!シャオロン〜!
こっちの作業手伝ってくれ〜!!」
??? :「ん〜!待ってな〜、、」
tn :「ッッ⁉︎……シャオロン、、⁉︎」
今
確かにアイツの名前を呼ぶ奴が居た。
どこ、、
どこや、、?
??? :「なにー?どれや、、?」
tn :「っ………」
シャオロン…!
俺の横を通り過ぎて行った、、
俺は急いで
アイツの腕を掴んだ
tn :「ガシッ」
??? :「わ”っ⁉︎……、、ぇ、、?」
tn :「シャオロン…俺、、探したで、、
お前のこと…
ごめん!ごめんなぁ…忘れちゃって、グスッ」
??? :「ぁ〜、、ぇぇっと、、あの…
どちら様でしょうか、、?」
tn :「………
、、、は、、?」
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コメント
6件
シャオちゃん???知らないふりだよね??ね?ね?N((圧やめい 続きまってます!
まじで続きが気になりすぎる!!
ウソだぁ〜!?シャオちゃん〜