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🤍side
正直、混乱してた。
たまたま目が覚めたら舜太がいなかったから、のそのそとベッドを出て探していた。
そしたらトイレのドアを開けたまま吐いていたんだから。
とりあえず背中をさすって、全部吐かせてあげようとしたけど…、、
全然、止まらない。
さすがに吐きすぎだろう、吐くものが無くなり始めて、舜太の口から出る物は胃液になっていった。
🤍「舜太、舜太、」
声をかける。
🤍「さすがに吐きすぎ_______」
止めようとした時。
舜太は、力なく倒れた。
❤️side
ずっと、ずっときもちわるかった
はいても、はいてもとまんなくて
ずっとはきつづけた
でも、おさまんなくて
だんだん、ぼーっとしてきて
きづけば、ゆめのなかだった。
🤍「舜太。」
❤️「……柔?」
気づけば、全く知らない場所に2人きり。
ここがどんなとこなのか、説明のしようもない。
何もない、、ところ。
❤️「なぁ、柔。ここどこかわかる?」
🤍「……」
❤️「柔?」
聞いても、柔は何も答えてくれない。
するといきなり、こんなことを言い始めた。
🤍「出来損ないなんだよ」
❤️「…………………え、?」
🤍「俺はちゃんとしつけたじゃん。なのになんで同じ間違いばっかり繰り返すの?」
❤️「っえ、ぁ…、」
🤍「何回も俺は傷ついて、しつけて、お仕置して、それでもまた傷ついて」
🤍「もううんざりなんだよ、消えろ」
🤍side
ベッドで眠る舜太を、ただ見つめていた。
救急車を呼ぼうかと何度も考えたが、事情を話すのも面倒で自分でなんとかすることにした。
メンバーに相談も…最近迷惑かけっぱなしだし、…
そんなことを考えていると、呻き声のようなものが聞こえてくる。
❤️「っ、ぅ……、じゅ、う、っ…」
🤍「え、俺?」
苦しそうな顔をしている舜太。なのに、ずっと俺の名前を呼んでいる。
嫌な夢でも見ているのだろうか。
起こそうとした時、舜太の目が開いた。
❤️「っっかひゅ、っ、!」
大きな呼吸音とともに、大きく見開かれた目は俺を捉える。
🤍「舜太っ________」
❤️「ごめんなさいっっ、、!」
🤍「……………え、?」
心配で、声をかけただけなのに
何故か、謝られた。
❤️「ごめんなさい、っごめんなさい…、っっ、」
しかも、何度も。何度も。
🤍「いや、え、ちょ…」
混乱している俺を他所に、だんだんと舜太の呼吸が荒くなっていく。
❤️「ごめんなさい、はーっ、おねがい、…、ひゅっ、もう、っしない…っ、から、げほっ、」
お願い?もうしないから?
何を言っているのかさっぱりわからない。
❤️「………すてないで、」
乱れる呼吸音の中で、小さく弱々しい声がかすかに聞こえた。
ぼろぼろと大粒の涙を流しながら、ひとりで苦しんでいる。
理由も何も分からない。
でも、、
🤍「舜太、」
🤍「大好きだよ」
そう言って抱き締めれば、
❤️「……ぁ、ぇ、っ」
きっと大丈夫。
🤍「大好き。あいしてる。」
🤍「ずっと一緒」
❤️「…ぅ、ぁ……、っ」
肩に涙が伝うのを感じる。
何も出来ず、ただ俺を受け止めていた身体は、自然と俺を抱きしめ返す。
今は、しばらくこのまま。
🤍「落ち着いた?」
❤️「うん、…」
よかった、一時はどうなるかと……
🤍「ゆっくりでいいし、今じゃなくてもいいんだけど、」
🤍「何かあったの、?」
思い切って聞いてみることにした。
舜太は目を伏せながら、ゆっくり話し始めた。
❤️「夢を、見たんよ」
🤍「夢?」
❤️「柔に、もううんざりだって、消えろって言われる……、ゆめ、」
目を見開いた。
俺に捨てられる夢、、ってことか。
だから目が覚めた時、あんなに謝ってたんだ。
❤️「迷惑かけて……ごめんなさい、」
小さくそう言われた。
もう、舜太の「ごめんなさい」を聞きたくない気がした。
🤍「舜太は悪くないよ」
そう言って頬に触れ、優しく唇を重ねた。
❤️「……ん、、」
短いキスをした舜太の顔は、どこか安心しているようにも見えた。
顔を観察していると、舜太が突然窓の外を見始めた。
何かあったのかと、自分も外を見る。
すると、日が昇りはじめていた。
🤍「気づけば朝だね、笑」
❤️「仕事あんのに、、仕方ないか笑」
🤍「じゃ、それまで寝てよ」
小さくて狭いベッドにふたりで、抱き寄せながら寝た。
今度こそ、悪い夢なんか見ないように。
コメント
4件
更新遅れたし今回短くてごめんなさい💦 これから頻度が落ちる可能性が高いですが、暖かく見守っていただけると嬉しいです…😭
うわあ……舜太の悪夢、切なすぎる😢「消えろ」って言われる夢、しかも柔の口調が厳しくて、現実の優しさとのギャップが心に刺さった。吐き続けて倒れた後の「捨てないで」がもう…。柔が抱き締めて「大好き」「ずっと一緒」って何度も言うところで、私も涙出そうになったよ。朝日の中でキスして寄り添って終わるの、ほっとした。重いけど、ちゃんと愛で包んでくれる温かさがある作品だね🤍