テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
えとまろ
43
12,669
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
zmrdr『愛』
rbr視点
もうここに居てから何日くらい経ったんやろう…
俺の覚えている限り、もう1年は外に出ていない。
俺の選択が悪かったんや。全部。
目に光は宿らないまま、時間だけが過ぎていく。
俺は扉から『アイツ』が入ってきたことに気づかなかった。
zm「ローボロっ!♡」
元気がいいこの『脅威』は俺の彼氏。
…彼氏と言えるくらい、俺は好きやないねんけど。
rbr「…どないしたん」
zm「元気ないなぁ最近。」
rbr「誰のせいやろな」
俺の彼氏、ゾムは愛が重い。
だから、束縛が激しかった。
まぁ最初の頃は愛されてるのかもって実感が湧いたから何とも思っていなかった。
…こうなるならシャオロンにしとけば良かった。
マブダチとも呼ばれているシャオロンは仲間思いで一緒に居て凄く楽しかった。
きっと今も俺の事を探し回っているだろう。
アイツも俺の事が好きだったらしく、ゾムより先に告白されてた。
だけど、俺の意味わからん過去のせいで『愛』を求めすぎた。
その選択を後悔して病んでいたことは何度もある。
そのたびに慰められて、ここにいない彼の愛に飢えて。
もう正解も不正解も分からんくなってきた。
zm「ロボロ…元気ないのって俺のせい?」
身体がピクッと動く。
rbr「どないしたん、ゾムらしくないなぁ」
冷めた声で返事をするとゾムは言った。
zm「…俺でもこんな事が悪いことなんて知ってるわ」
zm「でも、かわええもんは閉じ込めちゃうやろ、?」
zm「なぁロボロ、許してや」
身体が自然に後ずさる。
zm「もう誰とも会えないの嫌やろ?」
zm「どうせロボロはここの場所も分からんしもう感覚も麻痺ってきてる。」
zm「シャオロンの声、聞きたいやろ」
rbr「…ええんか?」
ゾムは俺のスマホを目の前に差し出す。
zm「最後くらい好きにさせれば良かったな」
フードの暗闇から見えるエメラルドのような瞳。
いつもの『脅威』とは違う穏やかさ。
しばらく見ていなかったその機器の使い方に戸惑いながらも震えた手でシャオロンとの通話ボタンを押す。
1回だけコールが鳴ってプツと音が鳴る。
その奥から聞こえてきたのは自分の一番大切な彼の声だった。
sya「ロボ、ロ…?」
rbr「久しぶりやなぁ、シャオロン」
sya「お前、ッ今どこにいるん…ッ」
sya「ほんま、ッ心配したんやぞ!はよ帰ってこい…っ」
泣いているのがスマホの奥からでも分かるほど、シャオロンの声は震えていた。
rbr「ごめんな、シャオロン。」
彼の声は全然変わっていなくて正直ホッとした。
sya「1回だけ会えん…ッ?」
rbr「………」
ゾムの方をちらっと見る。
ゾムは首を傾げながら、笑顔で満ちた表情をしていた。
スマホを耳から離してゾムに問いかける。
rbr「1回だけでええから、会わせてほしい。」
zm「…………」
rbr「最後の望みやから、頼む。」
スマホをもう一度耳に当てるとシャオロンは俺の名前を何度も呼んでいた。
zm「あかん、俺のロボロ誰にも会わせたくないねん。」
rbr「うん、」
sya「ロボロ、ッほんまにお願い、会いたい、ッ」
rbr「ごめんなぁ、シャオロン。」
rbr「愛してんで、最後にお前の声聞けて良かった。」
sya「は…?お前、死ぬとかいうなよ、ッ!?」
シャオロンの声は怒りと悲しみで満ちていた。
rbr「うーん、分からへんなぁ、笑」ポロッ
俺の目には気づけば涙が溜まっていて、溢れ出ていた。
…久しぶりに笑った。
久しぶりに泣いた。
『久しぶり』と言ってもここ数カ月は笑ってないし泣いてない。
ゾムは俺を見て目を見開いていた。
rbr「うん、、さいならシャオロン。」
電話の通話ボタンを切ろうとした時。
黙ってみていたゾムは俺のスマホを奪いとった。
ゾムはスピーカーのボタンを押して俺にも聞こえるようにする。
zm「お前なら、ロボロのこと笑わせられるん…ッ?」
sya「ゾム、?何でお前ロボロと一緒おんねん、ッ」
zm「…付き合ってんねんから別にええやろ」
zm「ロボロ元気ないねん、理由も分かってる、でも離したくない、、っ誰にも会わせたくない、ッ」
ゾムの目からは涙が溢れていた。
sya「あー、、お前がしてることが互いの幸せか、ちゃんと考えてみぃ。犯罪やぞ」
rbr「ッ、、言い過ぎやってシャオロン」
sya「俺は大事な人を犯罪者にしたくないねんなぁ、ゾム。」
膝から崩れ落ちて泣きじゃくっているゾムをほおっておきながらシャオロンは続けた。
sya「今ならまだ間に合うで」
zm「シャオロン、○○○ってとこ、きてくれ。俺とロボロはそこに居る…」
rbr「ッ…大丈夫。俺はゾムを愛してんで」
ゾムの目にはまだ涙が溜まっていた。
通話ボタンを押してこの部屋からシャオロンの声が消える。
zm「なぁロボロ、?こんな酷いことして、大切な人とも会わせない俺でも愛してくれるん?」
rbr「愛すか愛さないかはお前のこれからの判断と行動によるな」
rbr「今のままだったら、シャオロンのほうが好きになっちゃうかもしれへんな、笑」
rbr「…でも、俺の1番はゾムやで」
ゾムの頭を優しく撫でる。
この身長差はどうにかなるものではなく、『下から目線』のような感じだった。
普通なら嫌だと思うし、俺自身されたいとも思わない。
でもこの『脅威』が猫みたいになった時、心の底からお前のことを愛せる。
俺が頭を撫でるのは、愛してる証拠やで。
End
駄作ーーーー
久々すぎて下手くそかも😢