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🖤side



💛「よし、大分肩周りとか解れたか?急に重たいウェイト持ち上げるとケガの元だからな」


岩本くんはそう言って、入念にストレッチに付き合ってくれた。

ここは事務所所有のジム。

そこまで広くないけど、無関係な人が入って来ないから安心して使えるし、仕事絡みで立ち寄った時にも気軽に鍛えられるから、うちのメンバーも時々ここを利用している。


💙「珍しいよな、めめがジムなんて。しかもパーソナルトレーナー付き」


揶揄うようにそう言うのは、たまたま居合わせたしょっぴーだ。せっかく2人きりで…と思ったのにはっきり言って邪魔。ほらほら邪魔すんな、と言って岩本くんがしょっぴーを遠ざけてくれたので、俺は内心ほくそ笑んだ。

せっかくの2人の時間を邪魔されたくない。



ラウールとそういう関係になったのは、思春期にどんどん強くなる性欲を持て余したラウに相談を受けたからだった。

あいつは学校に友だちもいないし、彼女も作らなかった。むしろ人付き合いが全般的に苦手で、華やかな人生を歩まされる表の生活と、引っ込み思案で陰キャな私生活とのバランス感覚をどんどん失って、いつの間にか歪んだ性癖を持つようになった。


🤍「ねぇ、俺、爆発しそう」


そうやって脅されるたびに必死に要求に応えてやっていたら、いつの間にかラウールとセフレみたいな関係になってしまった。ラウールのことは好きだし、可愛いとは思うけど、恋愛感情はない。俺がずっと好きなのは、今この目の前にいる人だから。



💛「目黒、これくらいからいってみる?」

🖤「あ、うん。…それほど重くないね」

💛「徐々にって言ったろ」


そう言って笑う岩本くんの顔に見惚れる。

見惚れたあげくに、憎まれ口を叩きたくなる。


🖤「何その顔、可愛い」

💛「は?真面目にやれ」


無垢な笑顔が照れ笑いに変わり、時にはプクっと膨れた顔になる。意外に表情豊かだし、寡黙なわりに、何か考えてそうで何も考えてないところとか、実は誰よりも熱い気持ちを抱えてるところとか全部俺のツボなんだよな。


真面目に言われたトレーニングをこなし、腕も脚もパンパンになった頃、先に上がったしょっぴーが俺たちに声を掛けて帰ろうとした。


💛「あ、翔太」

💙「ん?」

💛「この後、暇ならサウナ行かない?」

💙「別にいいけど…目黒と行けば」

💛「あっ……そうか。目黒も行く?」


イヤな感じ。

すげぇ、イヤな感じ。

これじゃまるで俺がおまけみたいじゃん。でも俺の見たところ、2人はまだそんな感じじゃない。だからここで絶対に引き下がるわけにはいかない。


🖤「………行く」

💙「おう。じゃ、荷物とってくるわ」

💛「うん、後でな」


こうして俺たちは3人でサウナに行くことになった。

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コメント

9

ユーザー

お、💛なんだ!まきぴよさんの💛🖤が見れるんだな😏

ユーザー

きた!きた!ニキめめ💛🖤👏👏 あざーっす🎉 でも、え?待って!💛→💙だったりしないよね〜😭

ユーザー
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