テラーノベル
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ここはスワロウテイルの事務所。現在、朝の7:00
恵美まどかのTurn
僕は珍しく誠一たちが来る前に起きていた。夢のせいだ。だって、司波仁とえっちする夢なんて・・・・・・・。僕はいつからか、司波仁に惚れていた。今でも司波仁の顔を思い出すだけで、顔が熱くなる。僕の恋愛対象ってずっと女の子だって思ってた。だけど違うのかな?まあ、でも司波仁のゲイだって噂も話も聞いたことがない。実らない片思いと分かっているからこそ司波仁とは普通の関係でいたい。仮に僕が司波仁に告白するとしよう。でもそこで司波仁がOKするとも、限らない。そんなリスクがあってまで告白するのはやだね。疲れちゃった。二度寝しよっ!
スワロウテイルの事務所。現在の時刻9:00
僕は本当は二度寝できなくて起きてたけどめんどくさいから寝たふりしてた。いつものように誠一が「恵美~!起きろ~!」。よく響く声で僕をおこしに来る。それに対して健三は「誠一くん?まどかさんの安眠を邪魔するなんて、あなた少々頭がいかれてるのでは?」。ああ、喧嘩が始まるパターンだ。二人が口論し始める。まあ毎朝の日課といっても過言ではないね。「ピンポーン」インターホンが鳴る。誠一たちに声をかけても珍しく僕に気づく様子がない。僕は勿論めんどくさいからスルー。「ピンポーン」しつこくインターホンが鳴る。ああもう!僕は布団から出たくないのに~。僕はドアの前までいく。「君誰?」その僕の問いに意外な声が返ってきた。「俺だ。恵美まどか」。好きな人の声、喋り方、この記憶の天才の僕が間違えるわけがない。「やあ、司波仁」喜びを隠せてなかったと正直思う。でもドアを開けた次の瞬間・・・・・。「ギイ」僕はビックリした。多分驚きを隠せてなかったというより動揺していた。だって司波仁が腹部をナイフで刺されたみたいで・・・・、いやなんでそもそも集骨町にいるの?いや、まあいい。いったんその話は置いておこう。「君、どうしたの?そのケガ」僕はそういいながら事務所の中へ通す。まだ騒がしい。とりあえずソファーに座らせる。僕は急いで救急箱を取って、誠一たちのけんかを止める。「誠一!健三!」僕がこんなに声を荒げることはない。僕自身もびっくりした。その様子に一番に気づいたのはやっぱり健三だ。健三は僕が司波仁のことを好きなのも知ってる。知らないのは誠一だけ。というか健三には気づかれたが正しい。急いでみんなで応急処置を始める・・・・・
集骨町スワロウテイルの事務所の前。現在時刻は8:55
司波仁のTurn
俺たちホークアイズは事件解決後に瑠衣とおっさんの希望で集骨町に来てた。瑠衣はパルクールの仲間と会いに来てたらしい。おっさんは知り合いがいるとか。結局全員別行動をとった。スワロウテイルの事務所前を通る。脳裏に恵美まどかの笑った顔が浮かぶ。俺が恵美まどかのことを好きと気づいたのはいつだったか。一年前、俺はゲイだと気付いた。別にだからって態度が変わるわけでも、おっさんたちにもいうわけじゃない。気づいたのは瑠衣のことが好きって気づいた時だ。結成して少し後、瑠衣たちと打ち上げでご飯を食べに行った。そのとき瑠衣が一生懸命食べてる姿が可愛くそれからはあいつのことを目で追っては、ずっとあいつのことを考えてた。だけどもちろん瑠衣はゲイじゃない。失恋してた時ちょうど恵美まどかと出会った。この後、二人でバイクに乗った。少し怖がってる恵美まどかが可愛いじゃないく、いとおしいと思ってることに気づいた。おっさんは多分俺が恵美まどかのことを好きなことに気づいている。でもまた実らない片思い。恵美まどかはNormalのはずだ。そんなこと考えながら歩いていると「‥‥グサッ!」俺は一瞬状況を理解できなかった。どうやら俺はスワロウテイルの事務所の前で立ち止まっていたから恵美まどかと勘違いされたらしい。犯人を逃がしてしまった。早くおっさんたちに連絡しようと思ったが、心配も迷惑もかけたくない。それにここは恵美まどかが近くにいる。恵美まどかなら信頼もできる。スワロウテイルの事務所のインターホンを鳴らす。
** 一旦終わり。**
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#にじそうさく
光
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#女体化
コメント
3件
初めまして、寺島あおいです🌷 第1話、読ませていただきました。お互いに「実らない」と思いながらも惹かれ合っているまどかさんと司波さんの視点が交互に描かれていて、切なくて素敵だなと思いました。特にまどかさんの「普通の関係でいたい」という気持ちと、それでも顔が熱くなる感覚…すごく共感しました。朝の喧嘩の日常描写もキャラの個性がしっかり伝わってきて、最後の展開にドキッとしました。続きが気になります!