コメント
7件
背景で教会を選んだのバレててびっくりしましたw 続きが気になります〜!✨👀
oh......初っ端重いがめっちゃ好きだ
続き楽しみです!
※甚だしい捏造
※非日常な日常話
※実在の人物、団体とは一切関係ありません。
※軍パロです。
※以上をふまえて大丈夫な方のみおすすめください。
ゆっくりしていってね
※イラスト 低カロリー様
街外れにある使われなくなって久しい廃教会の中で、私は一人うずくまって震えていた。
両手に抱えられるだけの手榴弾を抱え、いつでもピンを引っ張れるようにピンに指をかけて。
扉の外から、扉を激しく叩く音と、私を呼ぶ叫び声。
「開けろッ! 開けてくれ、エミさんッ!」
私を呼ぶ、コネシマさんの声。
「開けるんや、エーミール!! アホなコト、考えるなッ!!」
ああ、ロボロさんまで。
皆さん、私のこと心配してくれとるんやね。
嬉しいです。
嬉しいのに、笑顔も涙も出ぇへん。
乗っ取られる。
じわじわと私を侵食していく。
「おい! 誰か扉を壊せッ!!」
鬱先生。
いつも私のこといじってくるのに、必死になって私を助けようとしてくれて。
貴方は、いつでも、誰にでも、優しい人ですよね。
みんなそうです。
みんな、私の大事な大事な仲間。
だから。
「入ってこないでくださいッ!!」
「とっ、扉と窓には、トラップを、仕掛けッ、ました…ッ!! 無理に入れば、爆発します!! 入ってきては、ダメですッ!!」
右目が。
正確には、右目を侵食する花が、私を喰らいつくし、支配しようと成長を続けている。
乗っ取られてしまえば、私は大事な仲間を傷つけてしまうだろう。
だから私は、この花もろとも