第三話
僕は、話を聞いて、呆然としてしまった。隣で話を聞いていた女の子も、驚いているようだ。なんと、僕の家が火事で壊れてしまった上に、家族まで死んでしまったのだ。しかし、医者は驚いてる途中だというのに話を続けている。どうやら、僕の家が燃えたことにも関係があるらしい。僕の家が火事になったのは、どうも石化した人達が理由らしい。石化し終えて、死んでしまった患者を研究して、理由を探っていたようだが、石化した体が、だんだんとしなるようになっていき、動くようになったのだという。だが、信じられない。死んだ人間が動くわけないじゃないか。しかし、話を聞いていると、他の病院でも、同じように石化した人間が動いているらしい。石化しても尚動くなんてモンスターじゃないか。しかもそのモンスターは自我を失って人を襲っているらしい。人間としてのプライドはどうしたんだ。そう思っていると医者が、「ここで本題に入ります。」と言ってきた。今までは前置きだったようだが長すぎる。一体本題とは何なんだ。僕は少し、ほんとに少し気になったのでちゃんと聞いた。…信じられない。何故病み上がりの人間にモンスターと戦わせるんだ。いや、病み上がりじゃなくてもだが。というか隣の女の子も何故かやる気だし僕がおかしいのか?そ、そんな訳ないよな…?とりあえず、どう戦うか聞く。その答えによっては戦ってやってもいい。
「どうやって戦うんですか?」
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短い...