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「」… 剣持刀也
『』… 剣持、モブ以外の登場人物
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side_剣持
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パッと振り返ると、葛葉と叶くんが居た。
葛葉と叶くんは、
僕が振り向くと直ぐに寄ってきた。
叶くんは、何かを察したような顔をすると、
僕の腕を引っ張って、僕を叶くんの方に寄せた。
そして叶くんは男の人達に
『ごめんなさい、この子預かりますね』
と言うと、葛葉に着いてきて、と言い、
そのまま僕の腕を引っ張ってその場から去った。
男の人達は着いてこなかった、
叶くんの圧が強かったのだろうか、
そんな事を考えていると、
叶くんの足が止まった。
目の前を見ると、
さっきよりもライトが照らされていて、
豪華な飾りが沢山付いているお店があった。
お店に入ると、綺麗な服を来た女性の人達と、
スーツを着た男性の人達がいた、
叶くんはお店に入ると、やっと僕の腕を離し、
叶くんに、おいで〜と言われ、葛葉と一緒に
叶くんの後を着いて行くと、小さめな部屋に来た
席に座り、少し沈黙が続いた。
なんで叶くんが僕をここに連れてきたか気になり
叶くんに、そっと聞くと、
あそこよりマシでしょ?と言われた。
反論ができなかった。
その通りだからだ、
内心、僕は少し喜んでいた、
僕をあの場から連れ出して、助けてくれたから。
そんな事を考えていると、部屋のドアが開いた、
ドアの方を見ると、不破くんが立っていた。
不破くんと目が合うと、不破くんは凄くびっくり
した顔で、『もちさん!!?』と大声で放った。
僕も驚いて、「不破くん…??」と声に出すと、
その光景が面白かったのか、叶くんと葛葉が
笑った。
どうやら、葛葉と叶くんは、不破くんと、
不破くんの居るホストに行く約束をしていた
らしく、そこに僕が加わった。という状況らしい
その後は、普通に4人で会話をした。
不破くんは、なんで僕がここに居るのかもあまり
聞いてこなかったし、葛葉も聞いてこなかった。
お陰で、楽しく話せた。
嬉しかった。
その後は、僕以外の大人達、
不破くんと葛葉と叶くんは、お酒を飲んで、
酔っ払い、不破くんは僕に少しダル絡みしてきて
葛葉は少し飲んで寝てしまい、叶くんは飲みすぎ
無いようにしていたらしく、少し酔っ払っていた
けど、他の2人よりかは元気だった。
その日は、解散し、葛葉を担いだ叶くんに家まで
送ってもらった。
コメント
10件
あ ぁ 、 こ れ が 神 様 な ん で す ね あ り が と う ご ざ い ま す 。
神すぎますね…
天才過ぎてる…