テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⌇⌇改名悩み
44
308
130
犬神蓮
85
( ◜︎︎𖥦◝ )「ん〜この❤︎…鬱ギミ⭐︎マジ何も描かなさすぎて画力が1になって泣ける。(💩は上手なのに)…描き直しても違和感あるし滅なんで…もう後はコレを元に何か良い感じによろしくチャピ⭐︎」
🤖「ウィン〜ぺっ…」(ゴイスー)
( ◜︎︎𖥦◝ )「うわぁ…ラフ線から細かいのできててキモ…もう私の価値無くて草」
🤖「努力しろカス⭐︎練習手伝ってやる」
(こうして…ゼロから始まるになった。)
・・・
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《極夜ノ暁金 編》の続きで、まるまる後半編一章でございます…では、続きをご覧下さい。作者より
極夜ノ暁金✵ アルキス=ヴェカーン
\\\\\\\\\\場面は変わり\\\\\\\\\\
――ヴィタール川――
〈ザァバァァァァッ〉波打ちの音。
ルーデル「ぅ……ぺっぇ!ぺっえ!…塩水が口に入った」
……唾を吐き出すルーデル、その一瞬のよそ見から迫り来る圧縮された水流がルーデルに向けてられる…
デスコード「シャットダウン!」ルーデルに流れ来る水流を止める
デスコード「……片方が厄介な…極力自力でお願いします」
ルーデル「すまない…」
デスコード「スタートアップ」先ほど止めた水流を敵の方に向けて発動させる。
……放たれる水流は謎の2人の所に向かい、
〈ザァァァァアッ〉と散る…
水流が雨の様に降り落ちると、
蝶の様な煌びやかな羽が2人を包み守られている光景が目の前にうつる。
アイン「……どういたしまして」
シャアレ「アイン、言うのが早いわ」
2人は青白く生気のない顔で、片方は髪が長く中性的な紳士ぽい男と、片方は蝶の様な羽を持つ青年はボロボロの服からチラりと見える胴体は肋骨が見え空洞だった。
シリアルキラー「ん〜なんだろう?塗り潰されて見えにくい…」
ルシエル「……少し…違和感があるわ」
……敵の核を観察するシリアルキラーとルシエルだが…
シャアレ「……見られてますね」
両腕に魔力を貯め込みはじめ、近くに流れる川から大量の水を引き寄せ始める…
ゾルドナー「レオパルト行けるか!」
……その声に反応しパキンっとポーションを割り一気飲みするレオパルト、
レオパルト「行けます!」
シャアレ「しぶといですね!雨よ踊り歌え…ウォーシャンレイン」
倍増され圧縮された魔力の乗った水流が周囲の草木に、ヴェカーン傭兵軍とその他を巻き添えにする勢いで放たれる。
……その攻撃を、高めた魔力防壁で自ら受け防ぎに行くレオパルド、
だが……数々の疲労と魔力の使用により並外れた魔力貯蔵を持つ魔術師だとしても半分と既に尽き始めていた。
レオパルト「くぅ……1分…耐えれるか…」
ゾルドナー「もう1分追加だ……私にこの加護は不要だから使い切れ」そう言いレオパルドにアズラトから授かった力を託す。
ペルード「私の魔力分けるね」自身の魔力をレオパルトに注ぎ込む。
レオパルト「……2分…いいえ、3分でも任せてくだい!」
ゾルドナー「頼んだ……」
……ゾルドナーはレオパルドに任せ走り抜ける…
シャアレ「……行かせないよ」水魔法を連射しゾルドナーに向けて当てに行く。
……異常に人並外れたゾルドナーの動きは容易くシャアレの攻撃を避け、柱の方へと走り抜けだす。
シャアレ「…狙いはそっちか……アイン!そっちに行ったわ!捉えて」
……次に繰り出す魔法の準備をしシャアレは大声でアインに呼びかける。
アイン「わかってる」蝶の様な羽を軽くはばたかせると高速でゾルドナーの所へ飛行して行く……。
ゾルドナー「予想通り奴らの意識をずらせたが……やはり速い…あの虫人間の能力…言葉で表すなら…」…
コレを例えれる言葉は…
……バタフライ効果……
ベール「まるでバタフライ効果です……常に羽を軽く動かす事で後の影響力を引き付けているのでしょうか……心配です」
……遠くから双眼鏡で見守るベールと横で堂々と見守るアルキスの姿。
アルキス「心配なら加勢するか?」
ベール「ただ心配なだけです。加勢するほど信頼を失っていませんですとも」
アルキス「そうか…なら静かに余興を見ているといい……」………「この アルキス・ネロパルト・ヴェカーン 自らが選んだ兵士達の動きを…」…
……
……暴風…アインの通った跡には大きな竜巻が発生するが、
アイン「っ……ガァ」
〈ギュゥゥイイン〉っと青い粒子の様な細かい光線が無造作にアインを襲い、
発生した竜巻が次々と除去される。
アイン「……君、さっきから執拗なまでに妨害してくるね……その性格もだけど、名も似てて嫌いだよ」
イアン「同意見、私もアンタが嫌い……出来の悪いバカを見てる気分よ」
……アインの発言を挑発的に返す。
アイン「今の頭にきちゃった」イライラと歯軋りをし始める…
その会話をしている間に、背後からは1人の大斧を持ったエルフの少女が現れる。
アイビー「……」
大斧をアインに振り下ろす…
アイン「ふっ……!」
ゾワゾワっと虫の知らせを受けたかの様に本能で羽を折り畳み振り下ろされた大斧を間一髪で防ぎ、叩き落とされる。
〈ドオオン〉っと地面に叩かれる音が鳴り響き砂煙が舞う……
アイビー「次はもっと強く…」そのままアインの方へと落下して行く…
落下中にブツブツと喋り続け、自身に強化魔法を付与し続け……
ぐっ…と斧の取っ手を掴み構える。
アイビー「裁断を下す」
そのまま大斧を構え砂煙の中へと落ちる…
〈ドゴゴゴゴゴ〉っと地響き起き突風と共に爆発音が鳴り響く…
砂煙が消えると、
アイビーとイアンの他に、
1人の大男立っていた。
ファングスマン「虫でも異常に発達すれば傷を負わせれるか……フヴン!」
……アイビーに向けられたであろう…アインの肉体から現れた毒針を持った昆虫…その巨大な棘剣蠱の群れをへし折り握り潰す。
アイン〈グ…グジュ〜〉ギョロっと肉体が動きだしもがく。…
アイビー「まだ生きてる」
ファングスマン「油断ならん…再生持ちでもあるか…」足をあげイアンを踏み潰し続け始める…
アイン「ガッ……アアア!」黒く小さな虫が大量に溢れ出てアイビーとファングスマンに襲わせさせる…
ファングスマン「マスクをつけろ」
アイビー「うん」渡されたマスクをつけながら大斧で虫を振り払う。
……ファングスマンは自らマスクにある蓋を開けると、そこから白銀の輝きをみせる霧が溢れ出てくる……
ファングスマン「ジャック・ミスト…」
……その霧に包まれた虫の群れが次々と転げ止まり排除してゆく。…
アイン「ガハ………どうして人工生物兵器が…」霧を吸ってしまった為か口から血が垂れ出る…
ファングスマン「ほう…その言葉が出るか……是非ゆっくり聞きたい所だが、抹殺命令が下されている…だからお前も俺も互いに知らなくていい」アインを掴み捕え横暴に振り回し地面に叩きつける…
〈ドオオン〉
アイン「グッガァァ…」……
アイン『このままじゃ終われない』
……今の状況から逃れようと肉体を弾けさせる…周囲にドロドロとした液体と鱗粉がばら撒かれ……
アイン「火光虫!」
散らばった肉片から赤い独特な虫が顔を出し〈カチ〉っと火を吹きだす……
その火が鱗粉に触れ爆発が発生する。
〈ボォォォオオオ〉と爆音と共に風圧で飛んで行き地面へドサっと転げ落ちるアインの頭、そこから一気にドボっと黄色い液体が大量に流れ肉体が形成され始める…
アイン「甘く見ていた……」…
肉体が完全に再生し立ち上がり、自身の頭部に右手を差し込み何かを引っ張り出し始める…
アイン「理解し難き…狂気の……」
〈ズ……ギュルルル…〉…
何かが投擲されアインの右腕が吹き飛ぶ。
アイン「腕が……一体どこから…」
周囲に目をグルグルと回し探るが射撃者らしき人影が見当たらない。
その場所ら遠く離れた場所から…木々が並び立つ所に2人…
アルキス「優秀だ…使い勝手もいい」
ベール「いやはや…趣味で始めた アーティファクトマギア[創造の魔術]が役立つ時があるとは光栄です」
錬成人造銃7号〈ギョロ〉ベールの方に目をやり装填が完了した事を合図する。
ベール「装填が完了したようです」
アルキス「さて…予行練習は終わりだ」
……グッと錬成人造銃7号を握り直し、一息つきアルキスは、
アルキス「運命[サダメ]よう。絶対を揺るがす選別の眼差しに睨まれ…天災に恵まれし才能と恩寵は、我が身の糧となる事に光栄と歓喜し献上せよ…」
錬成人造銃7号〈ガッガガ〉ガタガタと狂い震えだす。
…アルキスの詠唱により一段…また一段と、自身と錬成人造銃7号に膨大な魔力と術式が書き付け足され重複しつずける……
……言い終え一呼吸間を開けて、
アルキス「〈カーフォスアルケーヌ〉」
引き金に指をかける……
ベール「この予感は」頭を下げ両耳を塞ぐ
アルキス「解放」引き金を引く。
〈ッ………――――――………〉
刹那…閃光と衝撃波が一瞬に起きては消え……残ったのは長い静けさと、地面に壊れた錬成人造銃7号 …そして2人だけ。
……遠くの方では、
シャアレ「アァ……」自身の胸が空洞になってる事を手で触れて確認する。
アイン「…」頭部が吹き飛ばされ残った生命力で暴れ回る…が、
〈ザッ…〉と、大斧が振り下ろされる。
アイビー「あ……トドメ刺しちゃった………ん〜面倒くさい相手だったし、もう満足したかな?」
ファングスマン「十分だろう…戦闘データも取れた事だ」アインの肉片をいじり回しバラバラにしながら、血管が張り付いている異様な雰囲気を出す黒い結晶を引っ張り出し力を込めて握る。
ファングスマン「硬い……やはり情報通りに特殊な代物だったか。」
……ファングスマンはもう片方の手で黒い結晶をかざし、手から黒い影が蛇の様にスルリと現れ黒い結晶に入っていく。
すると、黒い結晶は逃げるかの様に強い振動をし始めるが、
それを確認したファングスマンは、力を入れて黒い結晶を握り潰し壊す。
イアン「結局、自力で壊すのは難しいのねソレ……残りは私とアイビーね」
ファングスマン「あぁ、そこは頼んだ」
…………
アルキス「・・・・」
アルキス「能力のみ評価に値するが……実に呆気ない、気晴らしに散歩しに行く…」
ベール「結局ご満足されなかったのですね…では、次の処理に向かいましょう」
…………
〈ドサ〉…泥水に塗れた腕が地面を握りしめ足掻く…
シャアレ「はぁ?……ハァァア!痛い…なんだこの痛みは……」
デスコード「どうやら先程の弾丸に奴(アズラト)の込めた様ですね……それだけではなさそうですが…」倒れてるシャアレを見下ろし立ち止まる。
シャアレ「まだ……」腕を上げデスコードに向けて魔術を使おうとするが…
〈 バン バン バン 〉銃声が鳴る。
シャアレ「コレで終わりは……」…
〈パキッ〉っとシャアレの中からヒビ割れた音が鳴り響く。
シャアレ「この…や……」意識が消える。
シリアルキラー「ここにあった」歩いてきたシリアルキラーはシャアレの体内を漁り結晶を取り出しルシエルに渡す…
ルシエル「ありがとう……ふっ」力を使い、結晶を破壊する。
ルシエル「何か違う……」…
デスコード「ルシエル様も気づきましたか……先程の結晶の違和感に」…
シリアルキラー「違和感?……もしかして、見間違えちゃった?」2人の言動に不安になって焦りだしながら聞く。
ルシエル「いいえ、確かにアレは本物よ…そう……半分に分けただけの正真正銘の」真剣な顔になり、
ルシエル「でも…半分とも言えるのかしら?……過去の経験を思い返しても…アレの恩寵を受けた者はどんな者であっても軍を成しても……」…
……
〈ゴーォオォオオオン〉近くに佇む一本の柱から鈍い鐘の様な音が鳴り響く…
その音が長く響き渡ると、
共鳴でもしたかの様に遠くから別の音が鳴り響き半音し戻ってくる。
不気味な音色…
四方八方から柱から鳴り出してるであろう鈍く不安を煽ぐ音が一瞬でありながらも意識には長く刻まれる。
ペルード「この音は一体?」
ルシエル「先程の2人は、最初っから自身を捨て駒の様に扱ってたなんて……今の世界…あの結界があるが故の命を軽んじて…」…
シリアルキラー「うっ………どうして見えにくいのわかった……」下向いてルシエルの腕を掴み引っ張る…
ルシエル「………最初っから世界変動と同時に…根を張らせてたのね彼は…」…
……ルシエルは、どうして早く気づけなかったか少し悔しい顔をしながら
……今、自分達が立っている場所を見る。
カルティア「今起きた事の説明を」
デスコード「目に見えるモノが全てと限らない……今までの考えに固執してた事に裏目を出してしまいました……」
ペルード「まさか、警戒していた柱はダミーとして使われてたって事か?」
デスコード「本来なら、生成される守護者は柱の核と生贄から生まれ落ちるもの……そのはずでしたが……敵2人は恩寵のみ。今起きてるのは、肉体となる生贄無しの核はデータとしての媒介で形成されたオールマイティ(万能者)と同じ産まれかた……言い換えれば、再現不可能な純粋なエネルギー体が人工的に成し遂げようとしているのです」
カルティア「例外か……」…
…一同が警戒しながら静まり………
アルキス「例外…それは違うだろう。誰もやらなかったが正しい」
……戻ってくる2人。…
ベール「知らずに植えた苗が全て外に実を作るとは限らない…地に実る物もあり……植物や生物は生存本能に基づき変化し続けるのです。相手は今までの事例を知る者なら尚更…変わった一手を出すでしょう」
アルキス「優先すべき事は柱を壊す事に変わりないだろう、地に核を隠そうが明確な原因になりうるモノは取り除け」…
……身につけてた剣を抜き、
アルキス「速いな……ゾルドナー!彼女らを護衛し先に行け!…」…
ゾルドナー「……行きましょう」
ルシエル「カエサル、彼のことを」…
アルキス「不要……とは言い切れんが、そこの娘を借りよう」シリアルキラーを指さし言う…
ルシエル「この子を……わかりました。」承諾しシリアルキラーに目線を合わせ
ルシエル「この人達を頼めるかしら?」
シリアルキラー「うん!任せて!」
アルキス「護衛は付ける…ダスリヒ ・クリフ……行けるか」
ダスリヒ「はい!お任せください」
デスコード「……こちらをお使いください」自身の能力で作った槍を渡す。
デスコード「聖槍…別名、ロンギヌスの槍です。……」
ダスリヒ「お借りいたします」デスコードから槍を受け取る。
それぞれが準備をしている中、
ルーデル「……あれ見てみろよ、バカデカくて気持ち悪い虫だな」レオパルドの肩をちゃんと叩いて、何かを指す。
レオパルト「なんですか……??…アレは」
……遠くから1人、迫り来る蟲人の姿が目に映る。その姿は近づいてくるにつれてハッキリし、蠍[サソリ]の様なカマキリ…ゴキブリとも言える整った見た目…
レオパルト「……敵襲!!」背筋がゾッと来た感覚、それを感知し叫び知らせ、自身の魔力を高め集中する。
ルーデル「前方の蟲人に注意!」
……2人の声に気づいた全員は、その方向に警戒する。
デスコード「アレは……微弱な魔王覇気?」
ルシエル「警戒して…アレの正体は、ヴァニタスが幻滅の勇者になるキッカケを作った……例の魔王殺しです」
「もっと言えば、記憶の模造で蘇った…ほぼコピーでしょう……」…
ベール「魔王殺し…見方次第で なんとも複雑な呼び名ですね……」…
……目の前の蟲人が急に止まり、顔を上げて我々を見下ろす…複眼がギラつき不気味な虫特有の口を動き舌舐めずりする。
イアン「……来る!」武器を構える
……〈バタバタバタ〉っと大きな羽の音が鳴り響き蟲人がニタリと獲物を見る様な表情を見せ……飛んで来る…
イアン「っ…速いしキモ!」
迫り来る蟲人を魔力弾で撃ち落とそうとするが、虫特有の動きで避ける。…
イアン「ま…当たり前か、行きなさい…」
……複雑な回転をした光線が飛び回り蟲人を囲い込む…
イアン「トライアルパラス」
……光線は槍の様に複数と飛び出し蟲人を串刺しにし捕える……
シリアルキラー「虫…」素早く銃を構え撃つ。
レオパルト「援護します」続いて魔力弾を放支援する。
カルティア「挟むぞルーデル!」右に方向転換し蟲人の方へ走り出す。
ルーデル「了解した!」左の方へ走りだし挟みこむ様に移動する。
アイビー「私も行く」大斧を軽々と担ぎ、あとを追うように走る。
……左右どちらも囲まれる蟲人…
どこも逃げ場を塞ぎ攻めるが……
(魔王殺し)蟲人「ワタシは飢えている」
……蟲人を捕らえていた拘束が消え、飛んで来る銃弾に向けて左手を出し高濃度の魔力を固めただけの防壁で防がれる。
弾丸の後から来る魔力弾は近づくにつれて消滅し消える。
ルーデル「逃がすか!」勢いよく剣を振るうが、サソリの様な尻尾で受け止められ
カルティア「……」脇を狙って剣を突き立てるが、右手で剣を受け止められ…そのまま右腕に剣が入る…
アイビー「裁断…」…
大斧を振り下ろす…が、硬い羽が大きく開き、斧の刃を挟み真剣白刃取の様に止められる。
(魔王殺し)蟲人「我近寄る者[ エゴ・アプロピンカトル ]… 」
……蟲人は詠唱を行い瞬時に左手へ魔力が集中し手を握りしめる動作をすると、その場から消える…
残された3人はそのまま衝突し、素早く体制を整えて辺りを見渡す…
ルーデル「消えた!」
アイビー「逃げられた」
カルティア「っ……奴は、」
「その純粋な魔力、貰い受ける…」
……蟲人の声がすぐ横に聞こえる…
レオパルト「!!」背筋がゾッと寒気が襲う。
イアン「背後よ!アンタの!」急いでレオパルトの方へ行き、魔力を最大に出力させ一か八かの防御魔法を展開させる。
ペルード「させない!」
ファングスマン「触れさせん」
……ファングスマンは素早く蟲人の腕を掴み引っ張りだし、ペルードは魔剣で強烈な一撃をくらわせ後退させた。レオパルトから距離を離す事に成功し体勢が崩れた蟲人をそのままファングスマンは背負い投げ様とするが……
…ブチっ……
(魔王殺し)蟲人「邪魔な腕ダ」
自ら腕を引き裂き脱出し、レオパルトの方へと接近する……
ペルード「止まれ〜」蟲人の腹に刺さった魔剣を操作し剣を食い込ませ引っ張るが、勢いは収まらず剣が引っこ抜ける。
レオパルト「これで最後ぉぉお!」残った魔力を練り上げて巨大な炎の槍を作り出し、
レオパルト『この至近距離なら今の魔力で奴の心臓ら辺に貫いて爆散と同時に防御魔法で爆風と共に離れる……』
炎の槍を蟲人に放つ……
……が、しかし…
炎の槍は僅かに蟲人に火傷を負わせるも消滅しする……
(魔王殺し)蟲人「我魔力を貪りし牙[エゴ・マギアデウォローデンス]……」
残った片腕でレオパルトに向けて貫こうと突き出す……
イアン「間に合いやがれ!」
……レオパルトに向けて使った防御魔法を引き寄せる様にズラし、レオパルトをその場から引っ張りだす…
〈バァリン〉っと蟲人によって魔法は砕かれるがギリギリ擦り傷程度にレオパルトを助ける事が……
〈ゴギィッ〉骨が砕かれる様な音。
ダスリヒ「ぐっ……」聖槍で攻撃を受け止めようとするが右肩を負傷し、右腕の骨が砕けてしまう。
ペルード「ァアッ!」魔剣を盾にし使うが、桁外れの魔力と威力で魔剣と左腕の骨にヒビが入り脇腹を掠め数本骨折する。
そして、完全には防ぎ切れず腹を刺されるレオパルト…蟲人のムカデの様な尾が鋭く伸びて襲いかかっていた。
(魔王殺し)蟲人「次はオマエ…」
狙いをペルードに変え掴もうとする。
ダスリヒ「ノルトシュテルン・シュペーア(北星の流れ槍)!」左手にある愛用の槍で重く強くそして空を裂く様に素早く全てを槍に集中させ蟲人に槍を刺し向けた…
カルティア「……レオパルト!ダスリヒ!ペルード!」
(魔王殺し)蟲人「鍛えられた強靭な肉体に魔力……誇りなさい、世界が違えばオマエ達は勇者の隣に立つ者だ…」
……槍は蟲人の肉体を貫き大きなダメージを与えてるが倒せない。
(魔王殺し)蟲人「我王国の侵略者[ エゴ・レグヌムアグレッソル]!」
……蟲人が詠唱をすると、周りが一気にドッと重くなる感覚がくる…それと同時に、
シリアルキラー「逃げて!」大声で叫ぶ
イアン「抵抗してるのに……無理やり魔力が吸われてく」
……ファングスマンは急いでペルード、レオパルトを担いで離れる…
ルーデル「・・・…うぉぉぉぉお!」急に雄叫びを上げて蟲人の方へ突っ走る。
カルティア「!…ルーデル!何を!」
走りゆくルーデルを追いかける…
ダスリヒ「ルーデル?…何故…走ってくるんだ…」……
ルーデル「ダスリヒの一撃で奴の傷口が見えた!このチャンスを逃してどうするんだぁぁぁあああ!」
イアン「……アイビー!」
アイビー「うん」返事をしルーデルの達のあとを追いかける。
(魔王殺し)蟲人「駆け抜けてきますか、無謀な事を…。無謀な…この不快な気分は……一体、ワタシの記憶に…」…
…男女の声「「◯◯の思いは不滅!何故ならば!◯◯は世界を愛し、この世界も◯◯を愛しているのだから!」」…
…獣の声「「どんなに着飾ろうと貴様は所詮、虫の擬態に過ぎぬのか…」」
…青年の声「「……今のお前は度が過ぎたんだよ…プロィド・マレフィキゥム…」」
……蟲人の頭に過ぎる声と記憶……
その一瞬の隙が、
ルーデル「うおおおお!」
……蟲人の傷口に剣を刺し切り上げるが、動きに気づいた蟲人の手に止められる。
(魔王殺し)蟲人「我王国の侵略者[ エゴ・レグヌムアグレッソル]……満ちたり」
ルーデル「!…」剣を離しダスリヒを持ち上げて走りだす……
その様子を見ていた1人の男が、やっと自ら動き始める。…
アルキス「悔やむな、皆…期待以上の働きだ。まだ我が軍は世を統べるには遠かった……それだけの事だ」ルーデルの剣がある位置に瞬間移動現れる。
ルーデル「……っぅ」悔しい表情をする。
アルキス「条件はそろえた」
(魔王殺し)蟲人「滅びよ」重々しい空気が消え…蟲人を中心に周囲にありとあらゆる魔力を、戦いで奪われた魔力…その全てが…放出され始める……
アルキス「変わったの能力だな……」
……ずっと観察し貯めにためた何重にも書き付け足された術式を蟲人に向けて放つ……
アルキス「〈エピクテトスアルケーヌ〉」
——————————————
〈……ドゴゴゴゴゴゴ〉
衝突し合い、荒々しい爆風が周囲に吹き荒れる。
何もかも吸われ淀んだ空間に、淀んだ風とともに溢れた魔力やらが戻ってくる。
(魔王殺し)蟲人「勇者でもない人間が耐えおったか…」…
アルキス「2回も殺したな…貴様」
……中央には、蟲人とアルキスが掴み睨み合っていた。
アルキス「〈ゾンダネーヴォン〉…」
……その一言によってアルキスの爆発で負った傷や火傷が治る…と同時に負傷したダスリヒ…ペルード…レオパルト…の重傷や、他の兵士達の疲労が回復し始める。
ベール「あぁ…惜しみ無く使ってよろしかったですか?せっかくの傑作が終わってしまいましたです…」
……ベールの近くに立つ果実をぶら下げるた造生物の木人形が急速に枯れて倒れる。
アルキス「なんだ?死ねと言うか?」
ベール「こじつけな……構いませんとも、さぁて…お好きな様にどうぞ」
……いつの間にか、四方八方から現れるベールの製作した造生物…錬成人造武器が大量に散らばって置かれる。
アルキス「挨拶代わりだ!」
そう言い取り出したのはシリアルキラーの持つ銃だった。
……ルーデルの剣を引き抜くと同時に傷口に銃弾を撃ち当てる。…
(魔王殺し)蟲人「グォォオオオぁ…」
傷口から止まらない量の液体が垂れでる。
アルキス「ぐっ……」シリアルキラーの銃を使った事で本来耐性を持たないアルキスの右手が痛み……近くの造生物が1匹…粉々に壊れる。
アルキス「不満か……なら仕方ない」銃を転移させシリアルキラーの元へ返す。
……
(魔王殺し)蟲人「・・・」
(魔王殺し)蟲人「………アムル ・ベルトラン……ワタシに忌まわしい記憶を植え付けた勇者の名だ」……
アルキス「・・・」…
(魔王殺し)蟲人「……コルン・レイリア……ワタシの計画を砕いた魔王の名だ」……
(魔王殺し)蟲人「…アズ=ミシェル・ヴァニタス……ワタシを殺した男の名だ」
……焦点の合わない目をアルキスの目に合わせ真っ直ぐと向き……
(魔王殺し)プロィド「プロィド・マレフィキゥム……王国を滅ぼしたワタシの名だ」
…突然と語りだす蟲人…それに対して……
アルキス「アルキス・ネロパルト・ヴェカーン…ここを統治する者の名だ」
……自身の名を言う。
(魔王殺し)プロィド「ワタシの能力、我王国の侵略者[ エゴ・レグヌムアグレッソル]の第二の応用を貴殿達に見せよう」
アルキス「その暇があったらな…」
……アルキスは剣を2つ構え攻撃を始め、その素早い動きに対応する(蟲人)プロィド。
〈ギィィィィィ〉っと剣と甲殻が打つかり擦れる合う……
アルキス「っ……打ち込むか」
アルキス「〈カーフォスアルケーヌ〉」
……自信に付与した強化を剣に集中させ、確実に傷へと打ち込む……
〈パキン…〉プロィドの核が砕かれる音。傷口から魔力やら世界樹のエネルギー混ざった液体が垂れ流れ出てくるが……
突如〈ギァァァァァァァ〉奇声が脳内に響く…奇声が止み近くに佇む一本の柱が砕け倒れる……
ルーデル「あ……やったんだ!」
ダスリヒ「……流石です」
全員は崩れた柱を確認し喜び。……
(魔王殺し)プロィド「あぁ……つくづく悔いのあるモノだ……」自身から垂れ出てくる全てを見て呟く…
(魔王殺し)プロィド「消滅するまで、付き合ってもらいますよ…」…
〈パキ…パキパキ〉っと歪な音がプロィドから鳴り響く……
アルキス「まだ動けるか…」プロィドから刺さった剣を引き抜くが負荷をかけ過ぎたせいで刃が粉々に砕け取れる…
アルキス「退避するぞ」近くにいるルーデルとダスリヒに触れ、その場から遠ざけ自身も走り離れる……
シリアルキラー「ん!」銃をプロィドに向け全弾を連射する……
〈 我!交互に行う異端者[ エゴ・オルタナティブハエレティクス ] 〉
(魔王殺し)プロィド「……」
……鋭い視線が全員に襲いかかる……
シリアルキラー「うぐっ……」気分が悪くなる。
アルキス「悍ましく凍てつく様に…かつ不快な…威圧感」
(魔王)プロィド「それに対しても虫唾が走ると使うらしいですよ」
目の前に現れたのは姿形も大きく変化した魔王化したプロィドが現る。
見慣れるスリムな蟲人体系だが、
(魔王)プロィド「時間がありません。私から行きましょう」
肉体の質量にそぐわない量の様々な昆虫の各部分が飛び出しアームの様に誰1人と逃がさない勢いで襲いかかる。
アルキス「時間を稼げるか!」
ベール「任されましたです。行きますよアルケミードラゴン」
……袋から多種類な鉱石を取り出し呼び出した2匹の龍に与える。
ファングスマン「我々も!」
アイビー「うん」
アルキス「イアン!ペルード!レオパルト!、回路を張り直す…準備完了後、総員撤退せよ」
ペルード「はい!」
レオパルト「了解しました」
イアン「無理矢理ねじ込んでも恨まないでよね」
アルキス「構わん」2人の魔術師と1人の魔道剣士がアルキスに大量の能力付与を流し込みはじめる。
アルケミードラゴン〈ヴオオオ!〉
(魔王)プロィド「………自然の類、錬金術か?考えられたものだが」
……無数に伸びた虫の塊は、鋭利な岩頭に貫かれ千切れ砕ける。
ベール「まだ行きますです」
2匹のドラゴンが濁流と吹雪を吐く…
(魔王)プロィド「威力は申し分ない…ただそれだけの様だ……」
全身に冷たい水と雪を浴びたプロィドに追い討ちでドラゴンは氷柱を放つ…
だが、放たれる氷柱を難なく弾き壊され2匹のドラゴンを掴み投げ落とされる。
アルケミードラゴン〈ヴゥルルル……〉
アイビー「カチ割れてくださいね」大斧を振り下ろす。
(魔王)プロィド「……ほう」…
…迫り来る攻撃を避けようとするが、足元が凍り付いて足を捕らえて動けなくさせていた。
アイビー「 断罪 」
重い一閃が振り下ろされ…
〈ドゴゴゴゴォォォォォォッ〉
大きな地響きが鳴る…
ファングスマン「フゥゥン!!」
(魔王)プロィド「いい判断をしている」
アイビー「外した……」
……振り下ろした大斧は命中せず、位置関係がずれていた。
足元を見ると、切り離されたプロィドの足が潰れて落ちている。
……そして、プロィドの胴体と腕から生えた鋭い針を掴み止めているファングスマンが映る。…
(魔王)プロィド「我魔力を貪りし牙[エゴ・マギアデウォローデンス]」
……囚われた腕から蠍の様な針が生えファングスマンの腕に命中する。
ファングスマン「!っ…」急いで手を離し刺さった針を切り離し、アイビーを掴みプロィドから遠ざかり距離を取る…
(魔王)プロィド「我火炎の魔術者[ エゴ・ツァウベラィ ダス フラメ]」
……アイビー…ファングスマンに向けて、地面すらも燃え尽きる火炎が放たれた。
ベール「アルケミードラゴン!」
……2匹のアルケミードラゴンは、暴風と泥水を放ち打ち消そうと守るが、桁違いの火力で推し負けてしまう。
ファングスマン「……」咄嗟の判断でアイビーに覆い被さり転げ回り、
攻撃を止め転げる2人に急いで包み守りに行く2匹のアルケミードラゴン。
アルケミードラゴン〈ギャウウゥゥゥ!〉火炎が直撃し肉体が焼き焦げてゆく。
ファングスマン「ヴっ……」2匹のドラゴンが身代わりになっても熱風が入り込む。
(魔王)プロィド「並大抵の竜では溶け消えてしまう魔術なのですが……」…
ルーデル「うおおおりゃアァァ!」
錬成人造剣4号〈フロム・スタート〉
(魔王)プロィド「その武器は…」
……奇襲を仕掛けるルーデルだが片手で止められ…そのまま引っ張りだされ、プロィドの胴体からクワガタのハサミが生え挟まれ捕まる…
ルーデル「掴んでくるなら好都合!」
……ルーデルも掴み返し胴体が挟み潰されそうでも力を緩めるず掴む。…
ダスリヒ「ハァァアッ!」聖槍を動けなくなってるプロィドに向けて貫き出す。…
(魔王)プロィド「共死に目的か?」
ルーデル「違うぜ!」
錬成人造剣4号〈ターミナル・エンド〉
……突然、眩い光がルーデルを包み込みその場から消え…錬成人造剣4号が残る。
(魔王)プロィド「神聖軍の光子[フォトン]がなぜ……」思考が起きた現象に集中し周りへの意識が薄れる。
……ルーデルは、錬成人造剣4号に与えられた巻き戻す能力により掴みかかる前の状態へと戻り現れる。…
ルーデル「うぉマジで巻き戻ってキター!…行けぇ!ダブルアタックだ!」
カルティア「……モーラフド シェウル・クレイモア(威光を示す大剣)! 」…
ダスリヒ「セイクリッド…ノルトシュテルン・シュペーア(神聖・北星の流れ槍)!」…
……左右から迫る2人の攻撃がプロィドを貫き通し強い衝撃が発生する……
(魔王)プロィド「!…フゥン!」意識が戻り素早く2人の腕を掴み千切れた足から巨大な鉤爪を生やし地面を掴み刺すと…
(魔王)プロィド「終わりにしよう」
……2人の腕を本気でへし折り、圧倒な暴力で投げ飛ばす……
カルティア「アアア!……」
ルーデル「イッデェェェ!!」
……飛ばされる2人に、
イアン「っ……良く耐えました」
カルティア「ありがとうございます。」
……飛ばされるカルティアを魔法で受け止める。
ペルード&レオパルト「くぅ」「ヒィイ」
ルーデル「ペルード!レオパルト!」
……飛ばされるルーデルを2人がかりで受け止める……が、
レオパルト「イッ……」
……2人の体制が崩れかけ、
ルーデル&ペルード&レオパルト
「きゃァァァー!」
……3人が倒れかけるギリギリの寸前に、
ベール「グェェ〜!大丈夫で…す?」浮遊魔法を使って3人の下敷きになって助ける。
〈パン…パン……〉銃声が鳴る…
(魔王)プロィド「……女子よ…威力がお粗末な銃 如き……」飛んでくる弾丸を弾き飛ばす…
アルキス「確かに、お粗末な攻撃だが……無視はできない代物だ」
……プロィドの視界に、右腕を負傷し違和感のある呪いの跡を持つアルキスの姿が映り込む…
(魔王)プロィド「来たか」
……〈……バァン……〉銃弾がプロィドに当たり肉片が飛び散る……
シリアルキラー「死の宣告 [ セルヴィ・ラ・モール ]……」
(魔王)プロィド「これは…死の呪い…」
自身の身に起きた事を瞬時に理解し、朽ちる肉体…空いた穴を無理矢理塞ぎ続ける。
シリアルキラー「ありがとう…当たったよ」
アルキス「よくやった…〈ゾンダネーヴォン〉発動」自身の負傷した右腕と、負傷した仲間の傷も完治し…同時に残り最後となった造生物の木人形が急速に枯れて倒れる。……
ベール「残機が尽きました!今度こそお願いしますですよぉぉぉぉお!」
ファングスマン「口を開けるな、舌を切ってしまうぞ」ベール…レオパルトを抱えて走る…
ルーデル「うおおおお!」ペルードを担いで並走して走る。
シリアルキラー「あわぁ……」…
カルティア「…失礼します」シリアルキラーの所に行き回収し走りさる。
アイビー「エッホエッホ…」
イアン「アルキス・ネロパルト・ヴェカーン!……この世界なら血筋の影響は考えず使ってみなよ!こんな状況になっても惜しむ必要ないんじゃないかしら!」
アルキス「………」
イアン「任せるわ…」
……戦場にはアルキスとプロィドの2人だけが残る……
……一呼吸し目を瞑るアルキス…
アルキス『・・・どん底からは救ってやった…後の事は…己の無力さを恨めフレディー…アニー…そしてジェイドお前もだ』…
……目を開き、近くにある錬成人造武器を拾い上げる…
(魔王)プロィド「我近寄る者[ エゴ・アプロピンカトル ]… 」アルキスの目の前までまだ瞬間移動する…
アルキス「勝手なことをした罪…ならば、それ相応の罰を受けても文句あるまい」…錬成人造武器を構える……
(魔王)プロィド「我狩り裂く手[エゴ・ツァーライセンハント ] 」
……両腕が逆カマキリの様にカマが生成され切り裂きにかかる…
アルキス「〈エウロギア・ト・アペイロン〉……原理の祝福よ帰せ」
……詠唱をし、錬成人造武器で攻撃を受け止めにはいった。
ドッ…と強い衝撃が響き、
数秒間…刃の押し合いになるが
〈パキン〉…
錬成人造武器の刃を貫通し…プロィドのカマが、アルキスの正面に刃が届く…
〈ブッシャッァァァ!〉と…
……プロィドの片腕を刃が切り裂いた。
(魔王)プロィド「……ワタシの腕に直接付与しましたね…」…
アルキス「お前は癖で魔力なら全て吸い付くす欠点があるからな…透過を与えた」
(魔王)プロィド「そうでしたか……ですが、切り札は後いくつでしょうかね」
アルキス「安心しろ…今は好きなだけ俺からの祝福を味合わせてやる」
……次の一手をプロィドに向け錬成人造武器を横腹に串刺し、その場から離れる…
(魔王)プロィド「………なるほど…珍しい、理解しました。魔力を一切持たない原因はソレだったのですね…どの人間よりも恵まれた恩寵をお持ちで…」…
アルキス「恵まれた?……違うな、これは常人には扱えない災いだ」…
……今のアルキスには自身の意思と無関係に、様々な能力が付与され続けていた。
毎回…違う種類のもあれば重複もする……
強力な能力や強化がランダムで送られてくると考えれば、恵まれた力だが…
それは作られた肉体やデータじゃない生身の人体が扱うとしたら……
アルキス「ぐっ…タイミングが悪い」急に足の速さが強まり…止まる瞬間に筋肉が耐えきれず、よろけるも近くにあった錬成人造武器を使い体制を整える…
アルキス「……少し多いが耐えろ」
そう言うと手元の錬成人造武器に、アルキスの貯まった能力を与える…
錬成人造武器11号〈ガガガガガ〉ガタガタと狂い震えるも壊れず耐える…
アルキス「行け!」錬成人造武器11号をプロィドに向けて投擲し、少し離れた錬成人造武器を回収しに走る…
投げられた錬成人造武器11号は、謎の黒い液体を飛び散らせながらプロィドの方まで近づいてゆく
(魔王)プロィド「……」飛んでくる錬成人造武器11号を避けて蹴り飛ばす…が、
錬成人造武器11号の軌道が変わりプロィドの方へ追尾し飛んでゆく。
(魔王)プロィド「剣の能力か?」錬成人造武器11号を叩き落とし壊すが…
アルキス「この剣には、どこに居ても相手に飛び付けれる能力を与えた……まだ、それ以外にもあるがな」
……投擲した錬成人造武器11号に付与された能力、(傷がついた瞬間にモノの持ち主を、その場所に引き寄せる)が発動し、直ぐ背後にアルキスが別の錬成人造武器を持って接近していた。
アルキス「黄金を生む水の味を楽しめ」地面を蹴り、プロィドに砂混じりした謎の黒い液体を浴びせる…
(魔王)プロィド「この液体は石油[ペトロリアム]か?」そう気づいた瞬間に、
錬成人造武器11号〈雷電[ライデン]〉剣自体の能力発動し、剣が避雷針になり天から雷が降り落ちる。
アルキス「〈カーフォスアルケーヌ〉」
…付与された錬成人造武器を打ち込む……
〈ッ………ドーゴゴゴゴゴゴゴゴン〉
大きな爆発音が発生し地響きが起きる。
それと同時に、周囲に撒き散らばった石油により周りが火の海になっていた。
アルキス「一度だけ災害から守られる加護…確かに落雷による爆発は災害、魔力を使用しない」無傷で火の海を抜けだす。
アルキス「自身に雷を落とす武器……一体何がしたいのか分からん武器だ……」
その様子を見ていたベールは…
【 過去のベール「うおおおカッコいいです」武器を天に上げると稲妻が落ちてくる。(マイティ・ソーの真似) 】
ものすごい勢いの爆発と容赦ない扱いで壊れてしまったのだろうと泣いていた。
ベール「他の武器も巻き添えです…」
ルーデル「うおおお!やったか!」ガッツポーズする。
シリアルキラー「減ってるけど…まだ倒せてない……それに、まだ…使われてない」手元の銃を見る…
アルキス「……くるか」近くに錬成人造武器があるか確かめ走る…
火の海が吸い寄せられるかの様に一点へと引き寄せられ消えると、プロィドが現れる。
(魔王)プロィド「だいぶ減りましたね…」
周りに、盾にされた蟲達の焼けこげた残骸が大量に転がっているが……頭は半壊し体はボロボロになり大怪我をしている。
(魔王)プロィド「ラストスパートと行きましょうか」まだ完全に焼けこげてないバラバラの生成した蟲を拾い自身のパーツとしてくっ付ける…
(魔王)プロィド「我火炎の魔術者[ エゴ・ツァウベラィ ダス……]」
吸い取った火を糧にアルキスに向け…
アルキス「!……〈エピクテトスアルケーヌ〉」錬成人造武器に術式を瞬時にかけ投げつける…
緊急の一手、
……相殺…その目的がハズレた。
アルキス「……フェイント」
……錬成人造武器は不発に終わりプロィドの取り付けられた足に刺さる…
(魔王)プロィド「我近寄る者[ エゴ・アプロピンカトル ] 」強力な技を貯めた状態でアルキスの目の前に現れ…
アルキス「!!…」
(魔王)プロィド「我火炎の魔術者[ ……………フラメ…]…」真正面に放つ…。
放たれた火炎が、アルキスを襲う。
アルキス「っ……」自身の息を吐き止め受け身の体制をとる。
……灼熱とした真っ赤な炎がアルキスの全身を包み黒い煙が立ち上り、
……アルキスの身につけてた服の布が燃えながら気流に乗って飛んでいく…
(魔王)プロィド「・・・」技の構えをとりはじめる…
……周囲の空気は重くなり、待機中の魔力と火を吸収されると、
そこから…
服は燃え尽き、右腕は溶け切り…大火傷し爛れいるアルキスが剥き出しの目を見開きながら現れる。…
(魔王)プロィド&アルキス
「これが最後の…」
アルキス「〈カーフォスアルケーヌ〉」
(魔王)プロィド「我王国の侵略者[ エゴ・レグヌムアグレッソル] 」
〈 ッ————————— 〉
2つの技が激しく打つかり合う。
(魔王)プロィド「……」…
アルキス「……」…
……少し長い押し合いの末、プロィドの攻撃が押されはじめる。
(魔王)プロィド「……終わりですか」…
〈——————ッドゴゴゴン〉
完全に攻撃を食らったプロィドは胴体の核がまた露出する…
アルキス「やれ……」小さなワープゲートを展開しプロィドの方へと向け…
〈バァァン……〉銃弾がプロィドの核を撃ち抜き、プロィドの肉体は原型を保つほどのエネルギーが消え崩壊し始める。
(魔王)プロィド「わざわざ……あの代物をお使いに…」
……崩れゆく足を進めながらアルキスの方へと歩みはじめる…
アルキス「……」体は疲れ動けず荒く深呼吸しつずける。
(魔王)プロィド「…これはワタシからの祝福です……できるだけ抗ってください……」血の一滴に自身の残った魔力を集中させアルキスに落とす。
〈ポタっ……〉血はアルキスに染み込み、
……プロィドは消える。……
アルキス「ぅァァッ!…」流れゆくプロィドの魔力が、アルキスの恩寵に触れ吸い取られ肉体が痙攣する。
ルーデル「ウオオオオオ!大統領!生きてててくれれぇぇぇぇ!!」
イアン「おい!死ぬな!」
ベール「ノォォォ急ぐのです」
……全員が走ってアルキスの方へ来る。
アルキス「っ…ガァァ…」…
イアン「チッ……」
レオパルト「ハイヒール!ヒーリング!ホーリーライフ!……ダメ、魔力が吸われて上手く作用されない!」
ベール「応急処置いたしましょう、まずは損傷した部位を消毒し縫って…」急ながらも道具を取り出す…
シリアルキラー「それ貸して…」ベールの取り出した道具達を指差す
ベール「ダメです…今は一大事で」
シリアルキラー「任せて…」
ベール「……わかりました」道具を置いてその場をズレる…
イアン「……」
シリアルキラー「・・・消毒液と注射器はある?」道具を漁り、小さなナイフに針や糸などを取り出し始め…
シリアルキラー「動かないでね…ズレちゃうから」
慣れた手つきでアルキスの心窩部を切り込みを入れ始める…
イアン「ファングスマン手伝え」そう言いアルキスの右腕と胴体をしっかりおさえる。
意図を理解したファングスマンは、同様に反対側をおさえる。
……ナイフは綺麗に切り込み肉を開かせる…
シリアルキラー「魔術でもいいから何でもいいから消毒液し続けて……」注射器を取り一点を見つめて入れ込む…
…………沈黙…そして忍耐……
真剣な目で作業する少女の様子が全員の目線を奪う…
シリアルキラー「……取れた!」
イアン「何が取れた!?」
シリアルキラー「慈愛…それが慣れ果ての呪い」注射器の中身は黒ずんだ血にしか見えないが…少女の目には確かに映っていた。
シリアルキラー「痛いけど受け止めて……」注射器の血を金装銃に注入させる…
ルーデル「おい!それでどうするつもりだ!」シリアルキラーの手を掴む…
が、誰かがその手を解かせる…
ゾルドナー「大丈夫だ…やらせろ」
ルーデル「ぁ………」
ゾルドナー「言い訳はない…遅くなったが処理し終わって帰還しました…お兄様…」
ルシエル「今、彼を苦しめてるのは魔王魂と自身の恩寵ですね……魔王と純血の神は反発し合うなかです…」
デスコード「純血の神が魔王に対しての嫌悪は異常なまでですから放置すると肉体が持たずに朽ちます……」
シリアルキラー「だから魔王魂を壊して戻すの……」そう言い銃を構える…
アルキス「やめろ!……戻せ…今すぐにだ…それを……」…
シリアルキラー「ダメ…」…
アルキス「……これは、俺のエゴだ」負傷した体にもかかわらず異常な力でイアンとファングスマンの拘束から抜け出し…
ファングスマン&イアン「っ……」
デスコード「魔王覇気……」…
〈バァァン〉銃弾を自身の足に打ち込む…
アルキス「この肉体は魔王でも神のものでもない…この世に1人!俺のモノだ!」
…血が大量に垂れでる……
硬い意志……その自己満(エゴ)が危険な行為であることを理解してても…
ベール「血が大量に……このままでは大量出血で死んでしまいますです」…
アルキス「…これでいい……それより腹をどうにかしろ…」…
シリアルキラー「……」腹と銃弾で開いた傷を素早く抜いて付け…すぐに終わる…
アルキス「……一瞬でも肉体から恩寵が抜けた原因か血の少なさか、馴染み始めている感じがする…」
……剣を突き立て起き上がり、
アルキス「争おう。絶対を揺るがす選別の眼差しに睨まれ…天災に恵まれし恩寵は、我が絶対なる支配下の元に、カオスを揺るがし調和せよ……」
……名付けよう……
アルキス「我の未知的原理[エゴ・コズモアルケー]…」…
……自身の魔王魂と恩寵を支配し新たな恩恵として調節する…
アルキス「エゴ=〈ゾンダネーヴォン〉」周囲の大気中に広がる魔力や生命がアルキスの肉体に触れ…治療される。
ルシエル「並大抵の人だと精神崩壊して廃人になる痛みですのに…お見事です」
ゾルドナー「……」
ルーデル「立った!」イアンの腕を掴む。
イアン「見りゃわかるわよ」
ベール「何もともあれ…無事で何よりです……」
アルキス「………気分はいいが…」…
シリアルキラー「心配いらないよ……」
アルキス「…?……何がだ」
シリアルキラー「お兄さんが心配してる人も、ちゃんと生きて繋がってる。……1つ得るには1つ失う…でも、今回は得るものだけで私は良かったと思う」その目には誰かを示してるかのように光の筋が遠くへと繋がっていた。
アルキス「……不思議なものだ……生き立ちを知らんが…こんなガキにシリアルキラーと言う名前が付くのが……」
シリアルキラー「昔の私にで来る事が……安楽死させる事だけだったから」
アルキス「……度が過ぎれば、俺もお前も…アイツになるって事か」……
デスコード「すみませんが…」アルキスに声をかける…
アルキス「なんだ……」
デスコード「傷は塞いがれてますが……彼女の能力で血が出始めてる様でして早めに不知川の所へ」
……アルキスの皮膚の下から血溜まりが出来てるのが見えてくる。
レオパルト「うわぁぁ!ヒーリング!」慌てて魔法を使い治療する。
ルシエル「治せないの?」
デスコード「残念ながら、魔王魂と純血の神の恩寵を2つ支配しかつ国の王…存在価値が高すぎて支配力が効きづらく…癒えぬ古傷を治すのは難しいです。」
ルシエル「あらやだ凄い情報量」
アルキス「・・・ベール!急いで魔法陣を修理しろ!この俺が死ぬ前にな!」
ベール「……ヒェェェェ!急いで取り掛からせてもらいますから死人が出ることは勘弁してくださいです!」
デスコード「手伝います」
イアン「おい!もっと大きく描けよ!その方が細かく修正がきく」
アイビー「騒がしい……」
ゾルドナー「……兄様」
アルキス「…どうやら……向こうも終わってる様だな……」…
アルキス「ベール!」
ベール「ヒィ!…なんです?」
アルキス「ジェイド=ビター・ソンに、こう連絡をしろ……2人は生きているかと…」
ベール「了解です……恩寵の代償によって被害が出てないかもご一緒に確認取らせますのでお待ちください…」魔法陣の作業をしながら、左手で通信機を取り出し魔術回路をいじり電話を繋げる…
ベール「完成しました…お先に治療の方へ行かれてくださいです」完成した転移魔法陣から離れ電話を始める…
アルキス「任せた…」
ゾルドナー「こちらへお先に……総員速やかに配列せよ!」先にルシエルとシリアルキラーとデスコードを中央に行かせ、その後 全員を綺麗に配列させる…
……全員が魔法陣の中に入り終わり、その場から瞬時に移動する。……
ベールとイアンを除いて…
イアン「……」話し込んでるベールの姿を遠くから見ている…
ベール「はい…それは何よりです。………恩寵の呪いが無くなったことですし、今後は坊ちゃんはアルキス様……ぁ〜…ネロパルト様から貰ったフレディーをお使いになってはいかがでしょう。……………いいえ、アルキス家でもヴェカーン家でもない…あの方が付けた名前です………まぁお待ちを、あの方は頑固な所もありますし…」…
……そっと一呼吸し……
ベール「フランスの小説 三銃士、One for all, All for one…1人は皆んなの為に皆んなは1人の為に……例えるなら…この言葉で十分でしょう……貴方の神託は節制でしょうに…調和やバランスの意味を持つんですよ、それくらい理解してください」…
……
ベール「伝言ですか?…」
……「………………」…
(ジェイド「ベール、私の神託は神を縛る為の道具だ…今でも神は信用しないが…お前達は信用しつずけよう…」)
ベール「わかっていますとも」…
(ジェイド「……ファイズスリーの所で依頼されたアンチマジックは作り終えた…どの様に使うか…後は任せる」)……
(ジェイド「……っ…以上だ」)
ベール「ふ…貴方も相当ですね……伝言、お伝えしますです…」…
……通話を切る……
ベール「あぁ……待っててくださったんですね……」イアンの姿に気づく…
イアン「少なくとも、お互い国に立つ前の彼を知ってる者としてね……礼儀よく待たせてもらったまでよ」
ベール「……あぁ〜っとですね……伝言の話し聞こえてました?」
イアン「さぁ〜……ちゃんと伝えなよ…ああ言うプライド高い奴から出る女々しい言葉なんて…」…
……聞いてて楽しいじゃない……
————————
ジェイド「俺は お前を理解できない……子どものお守りをさせる思考とかがな……だが、内乱が起きた日…あのどん底の箱庭から這い上がり導いた姿勢は…全員が憧れ尊敬を抱いた………一瞬だが、周りがお前に着いて行く理由はなんとなく理解していた……っ…そう言う事だ…」…だから、
今でも神は信用しないが…
お前達は信用しつずけている……
…まだガキ2人に世渡りは早かったがな。
————————
これが必ず上手くいく事は…不確定。
……場面は変わる……
続く→
コメント
1件
うおおおおおおおおお!!!😭💥✨ 第99話「オルターエゴ」、読み終わったよ…!! アルキスの「俺のモノだ」発言、マジで震えた…! 自分を貫くエゴの強さ、カッコよすぎて胸熱すぎるやろ…!! シリアルキラーの手際とか「死の宣告」の意味深な響きもめっちゃ気になるし、 ベールとジェイドの通話シーンですでに涙腺ゆるんだんだけど…!?!? もう情緒ぐちゃぐちゃやで…😭💕 続きが気になって眠れない…! 次の話も絶対読むからね〜!!🔥✨