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私の話

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2022年11月11日

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前回とは違う話です!

私は施設暮らしだった。

私は小学生の頃から児童養護施設で暮らしてた。私の母親はギャンブルをしていた。お金が無くてご飯はあまり出なかった。出るのはお母さんの気分がいい時とお母さんの彼氏のあまり物がある時ぐらいだった。ある時学校から家に帰ったらお母さんの彼氏がいた。お母さんも彼氏さんも私が帰って来たら一度私を見たけど、私が見えなかったみたいにまた話し始めた。しばらくはその彼氏がいた。その彼氏は私に暴力を振るうようになった。たまに火のついたタバコを体に擦り付けてきた。その頃になると痕が見えるから近所の人は噂していた。そして児童相談所の人もくるようになっていた。私は奥に隠れていたから何を話しているかわからなかったけど、私のことを話しているのはわかった。そのあとも児童相談所の人が2、3回くらいきて紙を持ってきた。小さかったからなんて書いてあるかわからなかった。今思えば令状だったんだと思う。そのあと児童相談所の人が何人か来て私を連れて行った。お母さんはむかついているような安心しているような顔をしていた。その後施設に送られた。児童相談所の人に何度も「お母さんは?」と聞いていたらしい。施設に着いて施設の人にしばらくここにいようねと言われた。中は意外と広くて子供がたくさんいた。施設の子供に「お母さんいないの?死んじゃったの?」って聞かれて「違うよ」って言ったけどもしかしてお母さん死んじゃったのかなって思った。施設の人に「お母さん死んじゃったの」って聞いたら、「死んでないよ。お母さんはちょっと疲れちゃったんだよ。きっとまた会えるよ。」と言っていた。

何日か経って家に帰れることになった。また殴られるかもしれないって思うと少し怖かったけどお母さんに会えると思うと嬉しかった。家に戻ると彼氏の姿はなかった。「あぁ、これでもうなぐられない。」って思ったけど、お母さんはイライラしていた。お母さんは暴言を吐くようになり、家に帰って来る頻度も減った。お金を置いていってくれたけど、そのお金じゃ足りなかった。

ある日、その日は過去一の猛暑日で私は気絶してしまった。次目が覚めた時には病院にいた。また同じ児童相談所の人と施設の人がいた。退院してそのまま施設に直行した。またすぐに家に帰れるって思ったけどもう戻ることは出来なかった。

施設では友達がたくさんできた。美味しくて暖かいご飯がたくさんでた。

あれから15年経った今、私は成人し、看護師となった。

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