テラーノベル
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うーん…警報は聞いたけど狂い人って何だよ
まぁ…明らかに陰気臭いな、とは思っていたけどな
こういう時に勘が働いてくれないのは少し残念だ
昔から勘が鋭かったなぁ
………鋭過ぎる気もするけど
さて、誘拐者共をどうするか、
悪魔の様な笑みを浮かべた
但し目は全く笑っていなかった
「いやいやいやいや」
一向に脱走者の報告が無い
「何で?脱走してから10分だよ?ねぇ?し・か・も、1人」
「ふざけてんの?」
彼女1人だけなので答える者など幽霊しか居ないだろう…w
ロリがギャーギャー騒いでいる
ブチ切れながら
「精神ぶっ壊れた人間が何するか分かってるの?」
まるで人が居るかの様に喋り続ける
「…直接行くしかないか」
そう呟き扉を思いっきり開けた
「ぃ”ッ」
扉が顔面にぶち当たり鼻を両手で抑えている
「あ、ごめん」
ペラペラの謝罪に内心イラッとしながら言った
「朗報…です」
ポタポタと手の隙間から血が流れ落ちる
「脱走者が一般職員に発見され身柄を拘束され,エリヤ03に移動しました」
「ふーん、ご苦労様」
「…」
ロリが男性に軽く触れ、流れていた血液が止まった
まだイライラしているのかロリはそのまま何処かに行ってしまった
「…はぁ、」
溜息を付く
「全く…不死の力…あんな餓鬼が持って良い筈じゃないでしょ」
『.』
言いたい事は分からなくもない
だが
言わないでくれ
頼む
あまりにもダサ過ぎて…羞恥心で死にそうだ
この部屋さっきより明らかに警備が頑丈だなぁ…私が脱走したからか?
あーあ、今月の家賃未払いなのに
新型の防犯カメラ頑丈な壁と床、
『…』
脚を高く上げ
地面を蹴った
…衝撃感じ取り推測する
人の気配がまるでしないと思ったけどやっぱり居なかった
一番近くても大体20メートルくらい離れてるなぁ
しかもこの頑丈さ、もしもここ一帯に…
どんだけ金持ち何だよ
先程までは家に帰りたかったが…今は好奇心の方が勝つな
『…よぉし、探索するか』
つってもバチクソ狭い個室だから30秒で終わりそうだけど
「エキエキエキ♪サースデイ♪フラちゃん焼いちゃうぞ〜♡」
パチンとウィンクし此方をガン見していた
『…』
スッとゆっくりドアを閉めそのまま一歩下がった
………は?
「お嬢様のアァリスはガサガサグサと無惨な姿に♪あっれっー!」
『…』
『何の歌だよ』
「お家は爆発して小鳥に恨まれちゃった♪」
地味に物騒な歌詞に思わず顔を顰める
…てか何でこんなに不快なんだ?
『無視…』
そこで気付いた
『実体か?お前』
そう問い掛けた
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