テラーノベル
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ゆ59
11,787
さなめ
108
#赫
天国 ♭
4,296
「」せりふ ()こころ
赫 視点 .
「なっちゃん……! おかえり!」
部屋に戻った瞬間、らんはベッドから飛び降りて俺の胸に飛び込んできた。
俺の白いシャツの袖口に付いた、側近どもの返り血。
微かに漂う鉄錆の匂い。
そんなものに怯えるどころか、らんは愛おしそうに俺の身体に腕を回し、深く息を吸い込んでいる。
あぁ、本当に可愛い。
らんは完全に俺の愛と同化してくれたんだ。
「うん、ただいま、らん。良い子で待っててくれてありがとう」
らんの淡い黒髪を撫で、前髪のピンク色にそっと唇を寄せる。
「あとは、あの二頭の豚だけ。すぐに終わるから、もうちょっとだけ、ここで待っててね」
「うん……なっちゃん。気をつけてね」
らんは俺のシャツの裾をきゅっと握り、無垢な笑顔で俺を送り出してくれた。
実の親が殺されにいくというのに、らんの瞳には一点の曇りもない。
その歪みきった愛の証明が、俺の肉体をこれ以上ないほどの全能感で満たしていく。
部屋の鍵を閉め、俺は一歩一歩、確実な足取りで主寝室へと向かった。
手には、百瀬家の倉庫から掘り出した、美しく研ぎ澄まされた美術品の刃物。
寝室の重厚なドアを、ノックもせずに開け放つ。
ベッドの近くのソファで、帰国後の書類に目をとおしていた父親が、不機嫌そうに顔を上げた。
「不知火か。不躾だな。……それから、その袖の汚れは何だ。早くらんの排除の準備を――」
「静かにしてください、ゴミが。らんの耳に、お前たちの汚い声を入れたくないんです」
俺は完璧な執事の微笑みを貼り付けたまま、地を地を這うような冷徹な声を紡ぎ出した。
父親が「何だと……!?」と立ち上がろうとした瞬間、俺は音もなく距離を詰め、その喉元へ容赦なく刃を突き立てた。
「が、はっ……っ!?」
声にならない悲鳴。
鮮血がベッドのシーツを真っ赤に染めていく。
隣のドレッサーの前で凍りついていた母親が、ようやく事態を把握して「ひっ……!?」と短い悲鳴をあげた。
「お、前……何をして……っ、警備は!?」
「無駄ですよ。お前たちの周りのネズミは、一時間前に全員綺麗にお片付けしましたから」
俺は紅く染まった髪を揺らしながら、恐怖にガタガタと震える母親へと歩み寄る。
「らんを『人形』と呼び、俺から奪おうとした罪は重い。……でも、感謝してください」
「お前たちが残した百瀬家の財産は、俺とらんの『結婚式』のために、有効に活用してあげますから」
「狂って、る……っ、化け物……っ!」
母親が放った最期の言葉。
化け物?
あぁ、そうかもしれない。
泥の中で尊厳を失い、死にかけていた俺を救ってくれたのはらんだ。
らんがいない世界なら、俺はただの動く死体でしかない。
らんのために生き、らんのために邪魔者を殺す。
それが俺のすべてだ。
激しい抵抗も、俺の圧倒的な力の前には無意味だった。
飛び散る血飛沫を顔や全身に浴びながら、俺は一切の容赦なく、ふたりの楽園を壊そうとした両親の命を完全に刈り取った。
静まり返った寝室。
はぁ、と熱い息を吐き出しながら、俺は足元に転がるふたつの遺体を見下ろした。
「……さて。結婚式の準備を始めなきゃ」
俺は手袋を脱ぎ捨て、遺体の頭部に手をかけた。
この傲慢な頭蓋骨を綺麗にして、俺とらんの結婚式の机に飾るんだ。
らんが「幸せだよ」って、こいつらに見せつけて笑えるように。
返り血で真っ赤に染まった視界の中で、俺は仮面の裏で、世界で一番甘く、おぞましい幸福の微笑を浮かべていた。
【だ】
episode . 22 end__
ね む 。
こ の あ と 用 事 あ る か ら 寝 れ ぬ 。
て か 恋 っ て な ん だ ろ ね 、
な ん で 同 性 だ と 笑 わ れ る ん 、 .ᐣ.ᐣ
い み ふ 。
それではまたじかい.ᐟ.ᐟ
ばいちゃ.ᐟ.ᐟ
コメント
7件
♡♡♡ちゃったぁ、 結構無残だったなぁ、 頭蓋骨が結婚式にあったら怖くね?w お葬式なのか、結婚式なのか、w 同性愛者ねぇ、別にいいと思うけどねぇ、 好きになってもならんくても、人それぞれだし、
🌾しつにゃ はわぁきたぁ…… びょうしゃがすきですにゃ。 きょうあい~っ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ ぶかつのつかれがいやされてくぜぇ… かだいやらなあかんのにべっとにいってあばれたいおきもち(? すきにゃぁ どうせいあいなんてきにしなくていいのにゃ、 なんでそこまでひていしたいんだろにゃ、
ウワァァァァァァァァ!!お久々のコメ失礼します… ガチでこのこれ…もう、これよ(?)好き…… マジで恋ってなんなんでしょうね 私も同性だって好きになるので大丈夫ですよ!好きな人に性別は関係なくないですか!?