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7時11分渋川駅
快晴
私は心を決めていた。今日は私の学校の文化祭。彼が来る。もうこれ以上他の人に取られるところは見たくない。自分の気持ちに素直になることを決めていた。付き合うとか付き合わないとかは関係ない。ただ気持ちを伝えるだけ。他にはもう何もない。もうね…
僕はついに来たんだ。ここに…彼女の私生活に足を踏み込もうとしている。いいのか悪いのか、僕には全くわからない。でも、彼女に少しでも近づけるのならどうだっていい。今日は少しばかり身を整えてきた。彼女のためだ。他の奴らのためではない。彼女と話せる時間は貴重であり、僕の宝物。だからずっと一緒にいたいな。
私はこの気持ちを潰さないといけない。彼に気持ちを伝えたらそれで終わり。なんて返事がこようがね。なにか悪いことしたかな。でも、それが運命なら受け入れるしかない。このつまらない世の中、いや、つまらなくしてしまった世の中で恋愛なんて自由にできる方がおかしいんだ。きっとそうにきまってる。
僕は今日、彼女を手に入れる。もう絶対離さない。初めてあったときから決めていた。すべてを手に入れたい。他には何もいらない。僕がおかしいのか。いや、おかしいに決まってる。でも、忘れられるわけない。あのきれいな純粋な汚れてない人を、僕は手に入れたい。