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⚠︎モブレ、虐め表現あり

それでも良い方はどうぞ














































ドコッ!!!!


「い”ッ…..」

「これが部長とかまじ無理だわwww」

「早く辞めちまえよwww」


殴る音が部室に響き渡る。殴られていたのは剣道部部長、岸本隆太郎だった。岸本は県大会で上位を獲得出来る程の実力を持って居るが故に虐められる頻度が多くなっていた。岸本の顔は血塗れだ。集団で虐められて居る為岸本は抵抗したくてもそれは無意味に近かった。


「まーいいや飽きたし帰ろうぜ」

「早よ帰ろー」


殴るのに飽きたのか集団はそのまま帰って行った。岸本は血塗れの手を見て何も思わなくなっていた。初めこそは怖いとか痛いとかそう言う痛みはあったのだろう。しかし慣れてしまって居るせいか感覚も狂っていた。


「….帰ろ」


岸本は制服に着替えそのまま武道場から出ていく。校門を潜り抜けようとした時背後から「岸本」と岸本の名前を呼ぶ声が聞こえた。


「あ…馬渕先輩」

「また顔血塗れやないか….」

「あー…まあ別にこれぐらい大丈夫ですよ」

「大丈夫やないやろ早よ手当てするで」


馬渕はそのまま岸本を抱っこし岸本の家まで連れて行った。岸本は一人暮らしな為部屋には誰も居ない。馬渕は岸本から鍵を借りそのまま扉を開けソファーに岸本をそっと置いた。


「虐め、いつになったら終わるんやろうな…」

「俺が辞めない限り終わらないんやないんですか?」

「…じゃあなんでお前は退部せんのや」

「……」


岸本はその言葉を言われた時一瞬目を逸らしたが岸本はまた馬渕の方を向き「なんででしょうね」と愛想笑いをして誤魔化した。馬渕はそんな岸本を見て心が苦しくなった。


「……」

「…..顧問の先生が、辞めさせてくれないからです」

「は…?あのゴミ西部が?」

「前、辞めようとしたら怒られてまいまして….」

「….そう、なんやな….」


そう岸本の所属して居る剣道部顧問の西部が辞めさせてくれなかったそうだ。馬渕はその話を聞いて舌打ちをした。


「なぁ、岸本」

「…..はい」

「まだ….アイツに身体穢されとるん?

「だから退部出来ないんです」

「…….」

「多分、アイツがどっかで死なない限り俺は一生アイツの支配下でしょうね」


岸本は少し悲しそうにそう馬渕に告げた。馬渕は一回西部と岸本との関係性を終わらせろと頼んだがそれも無意味に等しく翌日馬渕は強制的に退部させられていた。馬渕は過去に何度か岸本と西部が居るのを目撃していた為知っていた。


「…..俺が入学して剣道部に入ったのが間違いだったのかも知れませんね」

「….!なんでそんな事言うねん….岸本はなんも悪ないやろ….」

「….」


岸本の顔は徐々に暗くなって行きそのまま下を向いた。馬渕は岸本の性格がどんどん暗くなって行ってるのが分かっていた。まだ岸本が剣道部入りたての頃はもっと明るく元気な性格だったから。


「お前は….辛ないん….?」

「…..そりゃあ勿論辛いですよ、何回死んで野郎と思ったか….でも、自殺まで西部に止められてしまいましたし、俺は一生アイツの操り人形なんですよ」

「…..そうか」


馬渕は深刻な状況に陥って居る事を改めて実感した。岸本は悲しそうにして居る馬渕を見てそっと馬渕の手を添え「俺は大丈夫ですから」と儚そうに馬渕に笑みを向けた。


「……..」

「もー….なんで先輩が泣いとるんですか馬渕先輩らしくない」


馬渕は自分より辛そうにして居る岸本を見て涙が溢れいた。虐められて、身体を穢されているのに頑張って学校に通って頑張って笑っている岸本にただただ哀しみしか出て来なかった。岸本はハンカチで馬渕の涙を優しく拭いてあげた。


「…..俺は馬渕先輩たちが居ればそれでええんですやから全然今は辛くないです」

「….!」

「やから俺の前で悲しそうにしないで下さい」

「嗚呼….」

「笑って下さい、そうすれば自然と心も軽なります」


そう岸本が言うと馬渕は岸本に笑みを向けた。馬渕の笑みをみた岸本も馬渕に向けて笑みを浮かべた。二人とも幸せそうに、ただただ笑い合った。


「あ、もう18時になりそうですしそろそろ先輩帰らんと」

「そうやな、ほんなら岸本また明日」

「はい、また明日」


馬渕は岸本の頭をくしゃっと撫でてから扉に向かいそのまま岸本の自宅から出て行った。馬渕の背中を見ている岸本はどこか寂しそうな顔をしていた。


「……」


岸本はソファーで一人で蹲った。西部の話をして昔の話を思い出したのだろう。岸本の顔が徐々に険しい顔になって行った。岸本が高校一年生の時に起こった事を今だに鮮明に覚えていた。


「…….」








































〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「岸本隆太郎です!よろしくお願いします!」

「嗚呼、よろしく」


岸本はこの時から馬渕と仲が良かった為岸本は少し安心していた。まだこの時の岸本は西部とは接触していない為とても明るい笑顔で子犬のように馬渕のところへ走ってきた。


「馬渕先輩!!!」

ギュッ!!

「うおっ、元気やな」

「〜〜♪」


岸本は馬渕に抱きつき幸せそうな顔で馬渕を見つめた。馬渕はそんな幸せそうにしている岸本を見て少し笑顔になっていた。馬渕の方が身長が高い為岸本が幼く見えて愛らしかった。


「お前と部活一緒、嬉しいわ」

「俺も嬉しいですぅ〜〜」

「君が岸本くん?」

「…..?」


馬渕と岸本が会話をしている時に背後から岸本の名前を呼ぶ声が聞こえた。岸本が振り返るとそこには20代ぐらいの男性が見えた。そう、コイツが西部だったのだ。馬渕が「おはようございます先生」と言っていたので岸本も「おはようございます!!!」と西部に対して言った。


「あ、先生コイツが岸本です」

「岸ちゃんです!よろしくお願いします!」

「うん、元気が良くてええわ。よろしく」


西部はまだこの時は優しい笑顔で岸本に話していた。岸本は西部がいい人として第一印象に残ったのだろうがその第一印象もすぐに消えることになってしまった。


「岸本めっちゃ剣の扱い上手いやん」

「えへへ、そうですかね?」

「あ、もう部活終わる時間やな岸本着替えに行こか」

「あ、はい分かりました〜」


岸本と馬渕は更衣室で制服に着替えてから挨拶をして部活を解散した。荷物を持って武道場から出ようとした時に岸本の名前を呼ぶ声が聞こえた。


「岸本くん、今時間あるかい?」

「あ、えっとありますよ!」

「じゃあ手伝って欲しいところあるから来てくれへん?」

「分かりました〜!馬渕先輩また明日!」

「おん、また明日」


馬渕はなんの疑いもなく帰ってしまったことに今も後悔していた。この日に、岸本に悲劇が襲うなんてまだ誰にも分からなかったのだから。


「手伝いって何すればええでっか?」

「…..岸本くん」

「?へい、どないしましたか?」

ドサッ

「……へ?」

「先生ねずっと岸本くんの事犯したかったんや」

「え?な、何言って…..」

「岸本くんきっと可愛らしい肌しとるんやろなぁ….」

「ひっ…..」


そう西部は初めから岸本に対して下心しか無かった。岸本は恐怖のあまり抵抗しようとしたがそれも無意味に等しかった。年上の力に勝てるわけもなく両手を掴まれびくともしなかった。その間に西部はどんどん岸本の制服を脱がしていく。


「やめてくだ、さい…..」

「やめるわけないやろ、今日から俺のかわええ恋人になるんやから」

「ッ”…..」


岸本の服は全部脱ぎ捨てられていた。岸本の全裸姿を見たせいか西部の下部分がどんどん膨らんでってるのが分かった。岸本は顔を青ざめ涙目でやめてと訴えかけたがそれは逆効果で余計に西部を興奮させてしまうことになってしまった。


「かわええ顔やなあ、俺がたっぷり可愛がったる♡」

「いゃ…..」











































バチュッ!!バチュッ!


「ひ”あ”ッ??!!♡♡♡いた”ッいたい”ッやめ”ッ….お”??!!♡♡♡お”くや”らッ!!♡♡やめ”てッ…..」

「やから辞めるわけない言うとるやろ」


西部は低い声で岸本にそう言う。岸本は恐怖と快楽しかなく頭が真っ白になっていた。なんで自分は今犯されているのか、なんでこうなったのかも考える暇も与えさせてくれないほどに西部は徹底的に岸本のことを犯していた。岸本の白い肌には噛み跡が沢山あり西部は岸本の腰を強く掴んでいる為岸本は逃げれなかった。武道場の床は岸本の吐き出した精で沢山だった。


グポッ!!


「あ”ッ….???!!♡♡♡お”なかこ”われ”りゅッッ…..♡♡」

「壊れへんわアホが」

「は”ひっ….こ、こわれま”しぇん……」


西部は岸本に完全に恐怖しか与えていなかった。岸本はただただ西部の言う事を聞くしか選択肢がなかった。岸本の顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。


「此処、俺の精子で沢山やなあ、お腹が膨らんどる。苦しいやろ」

「くるし”ッ….くるしい”れす”ッ….♡♡」

「じゃあ俺が出したるわ」


西部は一旦ソレを抜くと岸本の穴から冷めた精液がドロドロ逆流して出ていくのが分かった。

岸本の意識が途絶えかけていた為西部は岸本の腹を強く押した。


「ッあ”??!!!♡♡♡ふ”ぎゅッ♡♡♡は”ッ….は”ッ….♡♡♡」

「おお、沢山出たやん、でも多分まだ残ってるやろうから岸本ちゃんが女やったら子供出来てたかも知れへんな♡」

「ふ”ッ……は”ッ….♡♡♡」

「あ、因みにこれ録音してたから、誰かに言うたらすぐにばら撒けるでな」

「ッ?!は、は”ひ…..」





































〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「…..俺の身体、穢れきっとるんやな」


昔のことを思い出した岸本は自分の身体は穢れてるのだなと改めて実感した。今は無いはずなのにアイツの精液がまだ残ってる感覚がして岸本は不快にな気持ちになっていた。


「……はぁ….嫌やなぁ….」


岸本は一人寂しく星空の輝いている空をただただ見つめ、来てほしく無い明日を迎えていたのであった_________




















































次回 青山と岸本


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