黄side
今日はクリスマス!
でも、一緒に過ごす女性なんていないから、メンバーとクリスマスパーティーをする。
毎年だけどね、w
紫橙も来る、、来れたらだけど、
紫ーくんはシンガポールで帰ったばっからしくて忙しいし、橙くんは少し用事があるから行けたら行く、って。
関西人の“行けたら行く”はほとんど来ないらしいけど、大丈夫かな、w
絶対、くるよね、
紫ーくんと橙くんだもん、
もう4人は集まっていて、飾り付けをしたりご飯を並べたり、、
ご飯は先に頂くことになると思うけど、お酒は最後の最後まで待つ。
一緒に乾杯したいという僕からの提案。
黄「、、、」
桃「大丈夫、来るよ」
僕の心配そうな顔を見て頭を撫でてくれるのは最年長メンバーの桃くん。
メンバーの異変にいち早く気づく頼れるお兄ちゃん!
いっつも青ちゃんとおふざけしてるけど、こういうギャップがいいんだよね〜()
桃くんの励ましを信じて、大人しく待つことにする。
最初からそれしかできないんだけど、
赤「ご飯、もう食べよっか」
青「うんっ、お腹減った〜」
待ちきれないと言わんばかりに目を光らせる双子組。
桃「食べるかw」
桃くんのその一言で、チキンやらサラダやらに一瞬にして手を伸ばす赤と青ちゃんw
その姿が可愛いというか面白いというか、さっきまでの不安な気持ちが晴れて、自然と笑みが溢れる。
しばらくにこにことみつめていたら、
桃「笑ってないでお前も食え」
口にチキンを突っ込まれた。
びっくりしたけど、頑張ってもぐもぐ口を動かす。
今度は赤と青ちゃんに笑われちゃって、w
仲良くおしゃべりしながら食べていると、
青「ねぇ、お腹いっぱい、お酒呑もうよ。酒なら永遠呑めるから」
なんてジョークを挟みながらお願いしてくる青ちゃん。
僕は6人で乾杯したかったから、『ダメです』と言い張る。
それでも青ちゃんはお酒を呑みたいと、駄々をこねる。
大人なんだか子供なんだか、w
桃「ダメ、紫ーくんと橙待つぞ」
僕の気持ちを察したようにそう言ってくれる桃くん。
もしかしたら桃くんも待ちたいって思ってるのかもw
いきなり可愛く見えてくる最年長。
桃くん、橙くん大好きだもんね((
ご飯を食べ終わり、あとは紫ーくんと橙くんを待つのみ!
そう思うと口角が上がっていくのがわかる。
赤「黄ちゃん、るんるんだねw」
青「笑ってるよ、無意識か?w」
一緒にテレビを観ていた青赤が僕を見て笑う。
ちょっと揶揄われちゃったけど、紫ーくんと橙くんが来るの楽しみだからだもんねー!
桃「ほんと紫ーくんと橙好きだなw」
お皿洗いから帰ってきたら桃くんが僕の頭に手を乗せる。
紫ーくんと橙くん好きなのは当たり前じゃんかぁ!
ふと桃くんの顔を見上げると、不思議そうな顔でこっちを見下ろしてきた。
見下ろされんのめっちゃ腹立つんですけど〜!
いつもは同じぐらいの身長のくせに〜!!
桃「なに、怒ってんの?w」
黄「僕を見下ろさないでっ」
笑う桃くんだが、『じゃあっ』、と言って僕を持ち上げちゃった。
身長はおんなじぐらいだけど、桃くんは筋肉マンだから、軽々と持ち上がってしまう。
僕は高いところが結構苦手だし、しかも不安定な場所だからとっても怖い、
黄「も、桃くん、」
桃「ww」
黄「おろしてぇ、」
桃「めんどくせぇやつだなぁw」
桃side
紫橙を待ち始めてから1時間ほど経った。
青赤は仕方ない、と言っていたが、1番楽しみにしていた黄はだんだん顔が曇っていき、口数が明らかに少なくなってしまった。
いっつも6人でクリパだったもんなぁ、
桃「黄、大丈夫か?」
黄「こないねぇ、、」
悲しそうに俯いている。
はよ来いよ紫橙!!末っ子が泣くぞぉ、
寂しがりな黄は、気持ちを抑えるために俺に少し抱きつく。
それが可愛いなんて思っちゃったりして、w
言ったら怒られるだろうけどな。
赤side
紫橙いつ来んだよぉぉ!
うちの黄ちゃん落ち込んじゃったじゃん、
黄ちゃんはみんなから心配されると、余計に我慢しちゃうだろうから桃ちゃんに任せよう、と青ちゃんと話していた。
青ちゃんもそれに納得し、遠くから見守っている。
桃くんは流石お兄ちゃんって感じで、黄ちゃんのそばで慰めている。
ほんとは俺があそこに居たいんだけどね。
桃side
インターホンが鳴る。
みんながこっちに注目している中、俺は玄関へと向かう。
そして、ドアを開けると、、
紫「メリークリスマス!!遅れちゃってごめんね〜」
橙「ちょうどそこで会ってん!w」
紫橙の声がした途端、“ダダダダダダ”、と誰かがこっちに走ってくる音。
もちろんそれは、、
紫「黄くんっ!」
橙「黄ちゃんやんっ」
黄で、紫橙に飛び込むように飛びついた。
紫橙は少し驚いたがちゃんと黄を抱きとめた。
黄「遅いよぉ、僕待ってたのぉ」
そう言う黄の声は涙声で、いつものしっかりしてる黄ではなく、あの6人の時特有、末っ子な黄だった。
その姿に、少し安心や懐かしさを感じる。
本当に最年少なのかと疑うぐらい、しっかり者になっちゃってたからな。
あとからやってきた青赤も何気に黄を心配していたみたいで、ほっ、と安心していた。
リビングにみんなで集まると、各々が好きな酒を手に取り、コップに移す。
そして、やっとできる6人で乾杯。
「「「「「「メリークリスマス!!」」」」」」
すとぷりクリスマスのカメラ枠配信見た〜?
クリスマスコス可愛すぎるっっ!
るぅとくんまさかのブラックサンタさんw
可愛かった!後は紅白!楽しみ!
コメント
8件
もぉぉぉ😭 黄くん可愛すぎるよぉ!
神 神 神 ! ! 🥹 💭 る ぅ ち ゃ ん の 末 っ 子 感 か わ い … ( ´ཫ`)