第2話
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何十分か経った頃
部屋
レリエル「…ふぅー…この本おもしろかったな〜この小説の続き今度買いに行こうかな〜」
続きが楽しみ〜と考えていると、廊下からドタバタと走ってくる足音が聞こえてくる。
レリエル「…???」(どうしたんだろ?)
後ろを振り返る瞬間部屋のドアが思いっきり開ける音が聞こえ肩がビクリと動いた。
ドアを開けたのはコアラちゃんだった。
コアラ「ハァハァ…ッレリエルちゃん!!」
レリエル「…?どうしたのコアラちゃん?」
コアラ「さ…ッサボくんが!!」
レリエル「総長がどうしたの?」
コアラ「サボくんがね!仕事してるの!!」
レリエル「…あー」
まぁ、他の人から見たら珍しいと思って驚くだろうしね。私はなんで仕事してるか知ってるけど…
コアラ「サボくん急にどうしたんだろう?!」
レリエル「えっと〜…取り敢えず落ち着いてコアラちゃん💦」
コアラ「う…うん!わかった!落ち着く!」
レリエル「取り敢えず座って、お茶入れるね」
コアラちゃん…今日も可愛い〜!!
レリエル「落ち着いた?コアラちゃん」
そう言いコアラちゃんにココアを渡す
コアラ「うん!さっきより落ち着いたよ!あ、ありがとう!」ニコ
て、天使の笑顔ッッ
コアラ「でも、本当にどうしたんだろう…」
レリエル「あー、その…実は…ね…笑」
コアラちゃんに先程の総長との話を話した。
コアラ「え!?そうなの!?!あー!だからかぁ」
レリエル「そーゆう事…別に急がなくてもいいのに、なんでそんなに急ぐんだろうか…」
私は呆れたかのように語るとコアラちゃんは私の方を見て「やれやれ」と呆れている
コアラ「レリエルちゃんは本当に鈍感だね〜」
レリエル「鈍感?私は普通だけど」
コアラ「そーゆう所だよ笑」
レリエル「???」
コアラ「じゃあ問題!サボくんは何故レリエルちゃんをお茶に誘ったのにレリエルちゃんが仕事が終わったらお茶してもいいと言われ今仕事を頑張ってるのは何故でしょうか!」
レリエル「えぇ….んー…普通に仕事を終わらす機会だったから?」
コアラ「もぉ!やっぱり鈍感!!」
レリエル「そんな事言われても…」
コアラ「サボくんはね、ずっとレリエルちゃんの事好きなんだよ!だからお茶に誘ったんだよ!」
レリエル「…私の事が…好き…?あはは…そんなの有り得ないよ…笑ただ誘っただけだよ…笑」
コアラ「え〜絶対サボくんレリエルちゃんの事を振り向いてもらうために頑張ってるんだと思うんだけど〜」
レリエル「…例え私の事が好きだとしても私は…」
コアラ「…心配なの?」
コアラちゃんには昔の私とサボくんとの事を話している為この事は知っている
レリエル「…多分…ね…記憶が戻ったら好きって気持ち無くなるんじゃないかなって…昔みたいにただの兄弟みたいな感じになるのかなって……あ!私は総長の事好きとかじゃないよ!!💦」
コアラ「え〜今の聞いてたらレリエルちゃんサボくんの事好きみたいな言い方だったよ〜?」((ニヤニヤ
レリエル「ち、違うよ!!💦」(ほんとに…違う……のかな…いや!違う!!)
コアラ「え〜ほんとに〜?笑」
そうコアラに問い詰められていたらドアをノックする音が聞こえた
レリエル「…?誰だろ…はーい」((ドアを開ける
そこには総長がいた
レリエル「え、さ…ッ総長」
サボ「仕事が終わったから来たぞ!ん?コアラも居たのか?」
コアラ「そうよ!私はさっき来た所!じゃ!私は戻るね〜!」
レリエル「えッ…あ、うん、またね」
そしてコアラは廊下に出た
サボ「よし!じゃあ約束通りお茶しに行くか!」
レリエル「あ、うん」
外
サボ「そういえばさっき俺の事サボって呼ぼうとしてたよな?」
レリエル「ぇ…き、気のせいです…」(本当は呼びそうになったけど…)
サボ「なぁ、昔(革命軍に入った時)の様に呼んでくれないのか?タメ口とかさぁ」
レリエル「…だって一応上司ですし」
サボ「俺は呼んで欲しいんだ!」
レリエル「………くん…」
サボ「…?」
レリエル「さ、サボ…くん…//」
サボ「ッ!!!/////…え〜聞こえなかったな〜笑」
レリエル「ッ!!!/////絶対聞こえてたでしょ!!!//」
サボ「ははッ笑悪い笑ちょっとからかってみただけだ笑」((頭を撫でる
レリエル「な、何するの!!!/////」
サボ「嬉しいくせに〜笑」
レリエル「ッ〜/////」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝