ws「…………」
千「本当に覚えてないの?
佐久間くんの事」
ws「そうじゃと言っておるじゃろ」
千「そっか」
⛄「…………………」
ws「ニカもそう思うわんか?
なぁ〜………ニカ」
サァ……ッ
翔太はそう言いながら
ニカが眠る墓碑の様な
物を撫でていた
その様子はまるで寂しさ
は勿論美しく儚なさもあった
千「翔太………」
ws「………又来るのう
ニカ」
サッ
翔太はニカに又来る事を言い
撫でていた手を離すと再び
千とSnowManの方を向き
歩み寄って来た
クルッ
ザッザッザッザッ
ws「……………」
ザッザッザッザッ
⛄「!!…………」
千「……………」
ザッ
千とSnowManの前で止まり
ws「どうせ、わっちの事を
偽善者共と一緒に説得しに
来たのじゃろうが無駄じゃ
幾ら千達がわっちを説得しようと
わっちの答えは変わらぬ。」
答えは変わらない事を言った
⛄「そんな………」
そして何処か苦しそうに
千に向かって
ws「すっかり変わったのう〜千」
千「………」
ws「わっちが知っておる
千は何処にいったのじゃ?」
すっかり変わってしまった事と
翔太が知る千は何処にいったのか
聞いた
千「翔太………」
ws「折角来たのじゃ
ニカに挨拶でもして
行くが良い」
ザッザッザッザッザッザッ
翔太は千にそう言うと
SnowManに一切見向きもせず
流星達が待つ家に帰ってしまった
千「ッ…………」
⛄「千賀さん………」
千「ふぅ………
はぁ………っし皆ごめんな
俺は大丈夫だから微笑」
⛄「ぇ、でも……」
千「翔太には俺がそう
見えたって言う話だから
大丈夫w。それに慣れてる
って言うのもあるしね微笑」
そう言いSnowManを安心させようと
笑いかける千の姿は誰がどう見ても
無理してると分かっていた
⛄「ッ…………」
それでもSnowManはそんな千を見て
何も言えなかった。
嫌、千に掛ける言葉が見つからないのだ
何故なら
千「本当に俺は大丈夫だから
皆は気にしなくて良いよ微笑」
そう言って気丈に振舞っているから
⛄「………分かりました」
千「うん微笑
んじゃぁ折角来たんだし
彼奴に挨拶して行くかw」
⛄「はい……」
ザッザッザッザッザッザッ
そして千とSnowManは
ニカが眠る墓碑の様な物に
向かった
______________
“ニカが眠る場所”
ビュー〜!
ヒュ〜ー!
fk「此処に千賀さんの
親友がいるんですか?」
千「あぁ、」
サァ……ッ
千「久しぶりだな、二階堂」
千はニカが眠る墓碑の様な
物を撫でながら声を掛けた
rau「綺麗………」
ab「だね、氷か何かで
作られてるのかな?」
千「お、鋭いね
阿部くん」
ab「え、本当に氷か何かで
出来てるんですか?」
千「あぁ、これは翔太が
建てたんだ」
⛄「え!?」
千「10年前、二階堂が
犠牲になって漸く落ち着いた
時、何を思ったのか翔太が
急に能力でこれを建ててな」
⛄「………………」
ab「ぁ、そっか……
確か翔太くんの能力は
雪((声))だから………」
千「そう言う事微笑」








