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あの瞬間に戻れるのだとしたら。

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あの瞬間に戻れるのだとしたら。

11 - 第11話 急な逆転劇の幕開け

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2022年06月26日

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「あははははっ!はぁ…あは……!」


『……いつも以上に気持ち悪いけどどうしたの?』


「ふふっ…いやっ?w 別になんでもないよ……ぷふっ!」


『えぇ……』


「ドン引きしないでよぉw」


「いつも先に死んじゃうクセにさぁ?w」


『え?』


「あっ…w いや!こっちの話!大丈夫だよ~」


『…なんてね』


「ん?」


『兄さんが狂ってたからいつ言おうかと思ったけど』


『言っちゃうか…』


「何を?告白?」










分かってるんだよなぁ


どうせ今回も”変わらない”よ


いつもみたいに告白される流れでしょ?


……いや待てよ?


冷静になれ……


“…なんてね”からの告白って何かおかしくないか?


日本語にならないって言うか……


じゃあ


なんて言われるんだ?









『えっと……ちょっと言いにくいんだけどさ?』















実は



















憶えてるんだ。



















兄さんが繰り返して来た事、全て。



















──”今回の僕は”、ね。
























「…………え?」


『今までは憶えてなかったんだけどね』


『今回だけは、特別みたい。』


「……嘘だよ、そんなの…」


『本当だよ。』


「だって……」


『…兄さんは、さ。』


『これまで何度も僕が死んだところを見てきたんでしょ』


『それで傷付いて…罪悪感ばかりがまとわりついて』


『自分が、許せなかったんでしょ?』


「そう……そうだよ…………」


「いつもそうだ!!変えようと思ってっ!行動パターンを何度も何度も練り直して…!!なのに……!!!」


「…なの、に……」


『兄さん……』


『これは、運命を変えられる…最初で最後のチャンスかもしれないよ』


「え……」


『この”個体”は何らかの因果のズレで生まれたはこたろーだから』


『もう二度とこんな状況にはならないかもしれない……』


『…無駄にしちゃ、駄目だからね。』


「……うん…うん…!ありがどぉ…!」


『泣いて良いんだよ。弱音を吐いたって良いんだよ。落ち着いたらまた考えよう?』


「ぁあッ…うあああぁ…ぁあァ……!」










『……落ち着いた?』


「ずびっ…うん……ありがと、はこちゃん」


『……別に』


『あっ…兄さんはさ、今までずっと…一人で解決しようとしてたでしょ?』


「ん…言われてみれば」


『心強い味方がうちの学校にいるというのに…』


「誰それ」


『えぇ?社会人になった途端に忘れたとか言わないよね?』


「社会人…あぁそゆことね、今は学生の姿だけど」


『はぁ……ヒント。』


「えへへ…お願いします…w」


『スパダリ、営業ヤンキー、てi…高身長。185cmね』


『これで分かったでしょ?』


「はっっ……成程!!流石はこたろー!天才っ!!!」


『でも兄さんは変態』


「なんか言った?」


『いやなにも?』


「とにかく!職員室行こう!!」


『ちょ、ちょっと早いって…!文化部なんだから気遣ってよ…!』


「そっか、はこたろー美術部だったね!」


「ごめんごめんw ゆっくり行こっか!」


『そうしてくれると助かるてっとだよ、ボクシング部』










──────────────────────────


回数重ねるごとに下手になっとるやんワイ


超絶お久しぶりです。藍羅です。


遅れてすみません……


しかも短い上急展開。


何考えてんだよこの作者←てめぇだよ


あっすみません今からリトマス紙食べなきゃなんで(?)


そろそろ〆ますね


ちなみにリトマス紙食えないらしいです。


なんでだよぉおおおぉおおぉおおおお!!!!!


ではおつあいら~←情緒不安定過ぎん?

この作品はいかがでしたか?

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