一生をかけたかくれんぼ
rd「ねぇねぇぺんちゃん!!」
pn「どうしたのー?」
rd「あそぼー!!!」
pn「wwいいよぉ? 」
かわいいなぁ…
俺もこんな風に無邪気に笑えたらな…
pn「何して遊ぼっか?」
rd「んー、、かくれんぼ!!」
かくれんぼか笑
毎回かくれんぼなんだよなー笑
楽しいからいいけど笑
pn「らだは本当にかくれんぼ好きだねぇ」
rd「だって楽しいんだもん!!」
楽しいんだw嬉しいな…
pn「楽しいならいいんだけどw」
rd「じゃあ僕がかくれる!!」
pn「wいいよ」
rd「やったぁ!!」
pn「いーち、にーぃ…」
pn「もーいいかい?」
rd「もーいいよー!!」
見つけてやんよ!!
pn「見つけてやるぞぉー!」
rd「んふふw」
笑った!あっちかw
pn「どこだぁ?w」
ここら辺から…
pn「あ!みーつけた!」
rd「え!見たかったのー?」
rd「ここは誰にも見つけられなかったとこなのに!!」
rd「なんでぇ?」
pn「それは、俺が天才だからかな!」
rd「えー?」
pn「wまぁ次やろ!」
pn「次は俺が隠れるからね」
pn「…絶対見つけてね…」
俺はここからいなくなる。
俺が施設に行くから。遠いところのね
らだには言わない。
多分いつかはバレるけど笑
rd「?分かった!!」
分かってないだろ笑
……俺は今まで何回か死にたいと思ってた。
rd「いーち、にーぃ、さぁーん…」
でも、らだに助けられてたんだよ笑
あの笑顔にね…
pn「探しにきてね…ボソッ」
ありがとう…
あれから何年経ったんだろ…?
えーと?らだは高校生か…
俺は24歳か…
もう施設じゃなくて良くね!?
一人暮らしでいいだろ!?
pn「…」
あれから虐待はなくなった。 良かった…
でも完全に死にたい欲が無くなった訳では無い。ちょっとしたいじめあるしね
24歳だからってね。文句あるならアイツらにいえよ!!
一人暮らしになったら死ぬだろ??って言われて施設にいる…意味わからん…
pn「脱走…ボソッ」
mb「おいおいおいおい!!」
mb「脱走だってぇ?」
mb「…まだ死にたいのかよ…」
pn「…まぁ」
mb「そっか…」
mb「頑張って生きろとしか言えん」
pn「wwありがと」
mb「どーいたしまして?」
pn「なんで疑問系なんだよw」
mb「ぇ?wありがとって言われる事言ったっけ?って思ったからw」
pn「あーね?w」
pn「ぁ、なんか呼んでんぞ?」
mb「うわ…ほんとじゃん…ダル…」
pn「がんばーw」
mb「あいよー」
pn「…」
頑張って生きろか…
…らだに会いに行こっかなぁ…
でもなぁかくれんぼ負けるのなぁ…そもそも覚えてんのかな?覚えてなかったら泣くんだけど…
…金あるし久しぶりにあそこ行って3日ぐらい泊ってみつかなかったら死ぬか…
pn「おし…そうと決まったら行くかぁ…」
pn「えぇ?警備ガバガバじゃん…」
都合いいけど…ここ大丈夫かな?
pn「行くかぁ…」
pn「そういや終電終わってんじゃん…」
pn「どうしよ…」
タクシー?でも金かかるし…
野宿して朝1番の電車に乗っていくか…
pn「うわ、久しぶりの野宿だ」
pn「星きれーだなー」
らだと見たいな…
pn「ん、あ”ぁ?」
pn「時間ヤバ!!」
寝坊は笑えねぇ!
pn「ハァッハァッ…」
間に合った…ヤバ…体力ッ無さ過ぎだろ…
pn「ぉー!懐かし!」
でもらだ以外良い記憶ねぇ…
pn「そこら辺歩き回りますかね…」
pn「猫だ!かわいー」
pn「中学生かな…?」
pn「うわっカップルじゃん…」
pn「お幸せに〜」
pn「アイスうめぇ…」
pn「もう3日かぁ…」
はぁ?らだが3日も歩き回ってもいないってなに??
いつも遊んでた公園に行ってみたけどらだらしき人は見ないし!
どこなのー探しにも来ないし…
逆にあっちも探してるから会わないのか!?
いや…でも、忘れてるかもしれないし…
pn「もーいっかなぁ…」
pn「…ぇ?」
待って待って!?らだっぽいのが通り過ぎてったんだけど!!でっか!なにあれ!?
俺より高いんだけど??
……気づいてなかったよなぁ…
忘れてるか…期待した俺がバカだった…
pn「最後は…森行こっかな…」
pn「うわぁきれー」
pn「風きもちー」
ここに住みたい。なんっつって笑
pn「…」
綺麗…今まで見た中で。
崖の上から海が見える…こんな場所あったんだ…
pn「すげぇ…」
一旦戻るか…
pn「んー!!っはぁ」
pn「行きますかぁ…」
ズルッ
pn「ぇ」
バシャンッ
『次のニュースです。先日の〜〜〜〜…』
rd「…は?」
コメント
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こういう話、大好き