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「はぁ”〜、、本当に疲れる、、」


「ないこどうしたん?そんな顔して、」


盛大に溜息を吐く俺を心配そうに見つめ入れたばかりのコーヒーを此方に差し出すまろ。


「いやね、あいつら、あ、ありがと、」


「、あいつら?」


「うん。大神、稲荷、有栖の3人」


「あぁ、あの問題児3人組か、」


「そ、俺が授業してる時にさ、大神は俺に告白?してくるし、稲荷はゲームしてるし、

有栖は寝てるしで3人ともまともに授業受けてくんないんだよ。課題も出ないし」


「あいつらほんまに大丈夫なんか?単位とかこのままじゃ危ないよな?」


「そうだね、個人個人で補修とかした方がいいかもね。ん、コーヒー美味しい、、」


「俺は別に良いけど、あにきがなぁ、、」


「俺がどうかしたん?」


「「わっ!?」」


突如後ろから声が聞こえ、振り向くとにきが立っていた。


「に、にきいつの間に?!」


「?俺はずっと職員室におったけど?」


「えっ、何も音しなかったけど、、」


「あぁ、筋トレしてたからな」


「あにき流石やなぁ、、体育教師、」


「いやいや、なんで学校で筋トレやってんの?」


「まーええやん、それより問題児3人組の補修の件やけど俺は全然ええよ」


「了解、えっと、3組ペアを作って、俺と大神、まろと稲荷、にきと有栖で良いか、、」


「げっ、よりによって稲荷かよ、」


「俺は有栖か、、」


不服そうな顔をするまろと複雑な表情で名前を見つめるにき。

そんなに相手が嫌だったのだろうか?


「嫌だったら変えてもいいけど、?」


「いや、今更変えんのもめんどくさいし、ええわ」


「そ、じゃあ決定ね。するなら早い方がいいから今日から補修始めない?」


「ええよ、俺は、なんもないし」


「あにきがいうなら俺も」


「了解〜、あ、俺この後授業あるからもう行くね」


俺は急いで教材を纏め、職員室を後にした。


「あ、もうそんな時間か、俺もプリント準備しよ、」


「じゃ、俺も筋トレを、、」




こうして問題児3人組の個別補習が行われる事が決まった。





「、これで終礼を終わる。、大神と稲荷と有栖は残れよ。補習だ」


「え?補修?僕赤点とったっけ?初兎ちゃんならまだしも、」


「ちゃうわ!僕も赤点とりかけはしたけどちゃんと平均点とったで」


「りうらも、あ〜でも課題は出してないかも、」


いむしょーが騒ぐ中独り言を呟く。


「課題か、、僕も出してないな、」


いむが俺の意見に同意する様に頷く。


「僕も、だって面倒やし、ってか先生から紙渡されたけどなんやろ?」


先程先生から渡された紙を皆で取り囲み中身を開ける。

ないこ:大神 if:稲荷 悠佑:有栖


「えっと?別々って事?ってか、僕if先生とか無理なんだけど」


「悠佑先生か、まっ、良い方かな?」


「ないこ先生、、か」


ないこ先生、俺の憧れであり好きな人。個別で補修か、先生と2人きりになれるチャンスこの機会を逃す訳にはいかないな。


「?りうちゃんどうしたの?」


「ん、いや何でもないよ。怒られる前にいこ」


「うん!!」


「そうやな、行くか、、」


渋々といった様子で歩き出す初兎ちゃんに、いむ。俺達は各々複雑な感情を抱えたまま、其々の教室に向かった。






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コメント

1

ユーザー

あぁ〜"😭😭💕 赤くん好きですね?!!😭 その反応はもう恋しちゃうって、、( こういう水くんによって後でときめいたりとかしちゃうとか有り得るよねまじ続き楽しみにしてます♪ 学パロ最高💕💕

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