タツヒト「これを見ろ!」
タツヒトが前に掲げたのは……
アゲハ/フブキ「「豆?」」
そら豆サイズの小さな豆粒だった
タツヒトはパクリとそれを食べる
タツヒト「はああああ!!」
すると、タツヒトの周りに闘志のオーラが燃え上がる←
残りの3人もパクリと食べる
その3人にも闘志のオーラが纏わりつく←
「オラ、満腹だ!」←
「オメエ、強ぇな!」←←
「ワクワクすっぞ!」←←←
どこぞの戦闘アニメの如くゴウゴウとオーラを燃やす4人
ワクワクすっぞ!は駄目だよ……
色々とアウトだよ…(((
タツヒト「どうだ!1粒食べればあっという間に元気になれる『お豆さん』だっ!」←
ドヤ顔で決めるタツヒト
アゲハ/フブキ「それ未来科学の範疇!?!」」
2人は白目を剥いて突っ込んだ
タツヒト「PD700Rカスタムを、これ以上自由にさせる訳にはいかない!」
タツヒトは再びランチャーを構える
フブキははっ!と我に返ると、アゲハの手をパシッと掴む
フブキ「先輩!ごめんっ!!」
と謝ると、タツヒトの横をジェットブーツで通り過ぎた
そしてもう片方の手でPD700Rカスタムの手を掴み、その場を去って行った
PD700Rカスタムを茂みに隠れさせ、アゲハとフブキは周りを確認する
フブキ「……逃げ切れたみたいね…」
アゲハ「人の気配も感じられないし、もう大丈夫!」
PD700Rカスタムは2人の元に歩み寄る
フブキ「?…どうしたの?」
ウィーンと頭を下げる仕草をするPD700Rカスタム
アゲハ「あ…もしかして、悪いと思ってるの?私達を巻き込んじゃって…みたいな…?」
PD700Rカスタムはコクンと頷く
アゲハとフブキは顔を見合わせてクスリと笑い合う
アゲハ「全然いいのに!」
PD700R「……?」
フブキ「そうよ!
……私ね、小さい頃からメカが大好きなの。
だってメカって、人間と違って嘘つかないでしょ?
とても純粋な存在で、私の心を救ってくれた……」
アゲハ「フブキちゃん…」
フブキはアゲハに微笑みかけると、PD700Rカスタムを見上げる
フブキ「だから、メカの為なら何でも出来ちゃう!」
フブキはニコリと笑って見せた
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