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愛し愛される存在
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br:nk〜?もう家でるよー!
nk:待ってぇー!!
友達に
この事を言ったら
「監禁じゃん、依存し過ぎだよ」と言われた
監禁なんてしてない。
彼が外に出たい時は外に出てるし
彼に依存なんてしてない。
愛し合っているだけ。
nk:ただいまー!
br:ただいまー
nk:テレビつけていい?
br:いいよ?
「同性結婚についてどう思いますか? 」
「まぁ、愛しているのなら
いいとは思いますけど、」
「でも、皆が同性結婚をすると
少子高齢化が進んでしますので
悩みどころですよね」
同性結婚を考えている僕達には鋭い言葉だった
nk:br、結婚できるかな…?
br:できるよ!大丈夫!
nk:そ、そうだよね!心配しすぎだよねー!
3月15日卒業式当日
nk:br!写真撮ろ!
br:いいよー!
カシャ
その写真は
「卒業式」と書かれた看板を背景にした
2人の写真だった
nk:んふふ、宝物にするね!
br:ありがとうっ!
卒業式が終わり
僕達は家に帰って
両親の家に行く準備をしていた
br:よし、nkー?終わったー?
nk:よし、うん!終わった!
ガチャ
玄関のドアを開けて1歩踏み出した
この1歩がすごく
すごく重く感じた。
ピーンポーン
n母:はーい!待ってたわ!いらっしゃい!
そう言って
彼の母は笑顔で迎え入れてくれた。
br:お邪魔します!
br:お母様、彼を僕にください!!
n母:んふふ、いいわよ!
息子が愛している人だもの。
同性だろうが関係ないわ。
br:…!ありがとうございます!!
nk:br!やったね!!
br:うん…!
第1関門は超えた。
次は僕の両親。
僕の両親は同性恋愛を嫌っている。
多分
いや
確実に拒否させる。