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今日は君の番だね、君が僕に八つ当たりをしちゃったり盗みをはたらかせちゃったりした記録を僕の弟のスマートフォンに転送したよ。
君のところには殺害予告が届いたんだね、楽しみだよ。
暫く会えなかった間に悪魔みたいになっちゃった弟に君は勝てるかな?
大変だったんだよ、部屋中を探し回ってボイスレコーダーとカメラを探すの。
そのうえで全データを僕のスマートフォンにも保存して、弟のアカウントを探して怪しまれないような文章を構成する。
殺し合いをさせるのも楽じゃないね、その後が楽しみだからやるんだけどさ。
おかげで体調が悪くなってきた、頭痛と目眩。
おかしいな、こんなはずじゃなかったのに、こんなこと起こらないはずなのに。
それよりも、君たちはいつ戦うんだろう、体調が治ってからがいいな。
どこでやるのかな、やっぱり事件現場でやるの?
君は来たことがないよね、僕の部屋にも入るのかな?
弟はどうだろう、幼稚園生だった頃の家だなんて覚えてるのかな?
僕の部屋、お兄ちゃんの部屋、お父さんの部屋。
押し入れ、トイレ、お風呂場、脱衣所、納戸。
キッチン、食卓、リビング、和室、廊下、玄関。
さすがに庭ではやらないよね、どちらにせよきっと君は負けちゃうけど。
でもいいよね、本当は僕が「助け」てあげたかったんだけど。
僕の大切な弟に「救って」貰うといいよ。