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#ベリアン・クライアン
ぷち
276
番外編106『麻里衣様はクロウザーの愛に応えたい』前編
クロウザーと主様が付き合ってる夢小説です。
※クロウザーは新しい執事ということで、今までいた執事より夢小説がないと思って書こうと決意しました。R18……かな?(´▽`*)
クロウザーと付き合って数ヶ月…。
『ご主人サマ。』
『!クロウザー…な、何かしら。』
『クスッ。用もないのに話しかけちゃダメ?俺は君の恋人なのに。』
『っ……。』
恋人。という言葉になれない私は顔を赤くする。
クロウザーと付き合って恋人らしいことはしてきた。デートや、ハグ…キス…少し大人のキスも。だけど、その上はしてない。したい気持ちは……ある。好きだから。
『…ご主人サマ明日って仕事お休み?』
『明日?明日は……。』
私は予定表を広げる。
『休み…だけど…。』
『それなら良かった。』
『良かった…?』
グイッ。
クロウザーは私の腰を抱き寄せて耳元で囁く。
『今夜部屋に行くね。』
『っ…それって…。』
『ふふ、じゃあまた夜に。』
クロウザーは満足そうに離れた。
『そういうこと…よね?』
(キスのそれ以上のことを今夜私の部屋で…。)
『(/𖦹/△/𖦹 //)プシュー』
私から言うのは恥ずかしいから黙ってたけど、いざとなると緊張して……。
私は顔から火が出そうなほど赤くなっていた。
お昼ご飯――
『( ゚ ρ ゚ )ボー』
『…。』
パクっ。
『あ、食べた。』
『主様何してるんすか?』
『お姉ちゃんが珍しくぼーっとしてるから嫌いな野菜食べてもらおうと思って。』
『何かあったんすか…?』
『え?わたし?な、なにも、ないわ……』
(明らかにおかしい…。クロウザーと何かあったな。これは。)
仕事中――
カキカキ……。
『……あの、主様。』
『……。』
『主様。聞いてますか?』
『ふぇ?』
『はぁ、上の空ですね。先程から。』
『え?そんなこと…。』
ルカスは紙を私に見せる。
『あ……。』
『誤字脱字ばかりです。真面目な主様が仕事に上の空だなんて。何があったんです?』
『っ……話すから、引かないで聞いてくれる?』
『もちろんです。場所を変えましょうか。』
コンサバトリー
『あの、ルカス。どうしてみんなもいるの?』
コンサバトリーに集まったのは百合菜と私の担当執事※クロウザーは不在
『だって、主様なにか悩んでるんですよね?』
『俺心配で……。』
『俺で良ければ話してください。』
『まぁ俺は察してるっすけど。』
『ふふ、主様。話してみてください。』
『下世話なルカスは置いといて、悩み事なら聞くからね。』
『主様の恋バナなんて滅多に聞けないからな……(≖ᴗ≖ )ニヤリ』
『やれやれ、人の恋路に首を突っ込むなんてハナマルさんこそ下世話なんですから。あ、私は主様の悩みを解決したいだけですよ。』
『隠さず話せ。』
『僕も聞きたいです!』
『話して話してお姉ちゃん♡♡』
『百合菜……。実は、その……。』
私は顔を赤く染めながら口を開く。
『クロウザーに明日休みか聞かれてね。その後に今夜部屋に行くって……。』
『……。』執事達
『これってつまり、そういうこと、よね?』
『……あの、主様ってこんな鈍感だったっすか?』
『いや…私の知る限りそんなことないと思うけどな…。』
『夜にクロウザーさんに誘われたんですか?何するんですか?』
『ムーちゃんにはまだ早いです…というか聞かないでください…。』
ベリアンがムーちゃんの耳を塞いだ。
『お姉ちゃん…鈍感すぎる…。』
『百合菜まで…』
『恋人が夜に誘うってそういうこと以外にないでしょ。』
『主様だって期待してたんじゃないですか?恋人としての1歩をもう少し踏み出したいって。』
『っ…それは、そう、ね。恋人になってしばらく経つから……キス以上のこと…して欲しいとか思ってたわ。だけど、自分から言うのは…恥ずかしかったから、向こうから言ってくれて感謝というか…(/// ^///)』
(うちの主様は初心すぎる……。)執事達
『クロウザーもやるなぁ。明日休みか聞くなんて。』
『明日仕事でも別に私は構わないんだけど…どうして休みか聞いたのかしら。』
『そりゃあ主様さぁ……。』
ハナマルはニヤッと微笑む。
『初めての夜に(自主規制)して██して
主様のこと足腰██してめちゃくちゃに(自主規制)為でしょ。』
※ご想像にお任せします。
ベリアンはムーちゃんを連れてどこかへ行った。
『え?ベリアンさん?』
『ソソクサ…。』
『明日休みって聞いたのはそういう…。』
(気付いてなかったんすね……一気に顔が赤くなったっす。)
『お姉ちゃん、じゃあ今日の夜の為に私が協力してあげる。』
『百合菜が……?』
私はお姉ちゃんの耳に耳打ちする。
『とびっきりかわいいお姉ちゃんにしてあげる。』
『百合菜…。ありがとう…。』
こうして、百合菜指導の元、今日の夜の為に準備をして、話し合いを重ねた。
『まだ夜まで時間あるのに気が早かったかしら。』
『念には念を。ってね。』
『ふふ、ありがとう。』
と、その時――
『ご主人サマここにいたんだ。』
『わー!』
『クロウザーさん!今の話聞いて…』
『いや俺は今来たから。みんな揃ってお茶会?』
『そんなところ、かな。』
『どうしたの?クロウザー。』
『ご主人サマ。今夜なんだけど……。』
(!いきなり?みんなのいる前で…?)
『…どうしても外せない仕事が出来たんだ。だからまた今度でもいい?』
『え……?』
(うわぁ…クロウザーお前…。)
(2人の初めての夜を楽しみにしていた主様でしたのに…。)
『仕事って、スリックの街で何かあったの?』
『あぁ。野暮用でね。ノックスファミリーのボスとして部下達と一緒に行くんだ。危ない仕事じゃないけど、部下達だけじゃ心配だし。』
『っ……。』
(ダメ、わがまま言ったら。でも……。)
『ご主人サマなら分かってくれるよね。俺のご主人サマだもん。』
『……っ。』
私は椅子にあるクッションをクロウザーに投げつける。
ぼふっ。
『っ!』
『…クロウザーの馬鹿…。ドキドキしてたのは私だけで…楽しみにしてたのも私だけなのね…初めての夜は今日しかないのに…』
『ご主人サマ……っ。』
ポタ……っ。
私は頬に冷たい雫を流す。
『私は、クロウザーに誘われて嬉しかったのに。…もういい。』
私は涙を流してそのままコンサバトリーを去る。
『はぁ…今のはクロウザーさんが悪いっすね…。』
『主様泣かせやがって…。』
『…泣かせるつもりはなかったんだけど、な…。』
『乙女心が分かってないんだから…。』
私はクロウザーからクッションを受け取る。
『お姉ちゃんは繊細なんだから。ちゃんと仲直りしてね。』
『……。』
次回、後編へ続く――
コメント
3件
クラウザー流石にダメよ、乙女の心わかってないなー プチちゃん忙しいかもだけど応援してるね、後職場体験ユニクロになったんだ!嬉しいお洋服好きだから!
ぷちさん、番外編106読んだよ〜!😭💕 麻里衣様がクロウザーに誘われて期待して準備してたのに…まさかの仕事で流れる展開切なすぎる!! 「クロウザーの馬鹿」ってクッション投げて泣いちゃう麻里衣様の乙女心が尊すぎて胸がギュッてなったよ🥺💔 百合菜たち執事陣の反応も含めて、みんなで麻里衣様応援してる感じが可愛かった! 後編でちゃんとハッピーになってほしいな…!次回待ってるよ🌸