テラーノベル
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瀬名 紫陽花
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シラユキの殺害とラジアンとルインの心中。
それにより涙を流したのは、アキラだけではなかったのです。
もう一人の遺族の名はルイン
ルインはシラユキの元恋人。シラユキの暗殺の対象について調べたり、仕事の合間に彼女の疲れを癒したりと仕事の手伝いもしていたようです。まぁ所謂情報屋の役目でした。
ルインがシラユキにプロポーズをしようと指輪を買った日、シラユキに緊急の依頼が入ってしまいました。緊急だからとシラユキはルインからの情報提供も待たずに暗殺へと向かってしまいました。それは…大きな間違いだったのです。
殺害対象は裁判長ハクム、遠いところに住む横暴な裁判長…ということだけ、依頼人から情報を受け取っていました。
しかしそれは依頼人の罠、シラユキはハクムに返り討ちにされてしまったのです。
ハクムの裁判所では拷問も行っていたらしく、部下であるムーラにとらえられてハクムの元に突き出されたそう。(ムーラ特性侵入者確定捕獲落とし穴にかかったようです!Byムーラ)
ニュースでそのことが報道され、ルインはやっと恋人の死を知ります。
ニュースで語られたのはシラユキの死だけ、ルインには場所も犯人も何も知らされませんでした。
ルインは情報屋だったころの知識を生かして犯人を探ります、シラユキが死んで5ヶ月…やっと犯人が働いている場所を特定しました。
裁判所に向かう途中、ルインは近くの中学校が閉鎖されているのがどうにも気になって、興味本位で覗きました。
そこにはゾンビに襲われている学生が!なにがあったんだよとりあえず助けなくてはと中学校に不法侵入して、ルインは唯一使える光魔法でゾンビを追い払いながら進みます。
数名助けることはできたけれど、助けることができなかった少女が一人いた、それはユイという名前の少女。
彼女の死ぬ瞬間は遠くで見えていました。
黒髪の少女…見るからに親友であろう少女を逃がすために、ユイは食べられてしまったようです。
こんなにも優しい子なのに…せめて、ゾンビ達の胃の中に収められないようにとルインはユイを墓に埋めてあげようとしました。しかし不思議なことに彼が触れた場所から波紋みたく広がるように、ユイの体がみるみるうちに血色を取り戻していきます。
そしてやがて…ルインはユイを生き返すことができてしまったのです。
この力なら、シラユキを生き返せるかもしれない!とルインは希望を見出します。
力が目覚めるきっかけとなったユイのことをルインは女神だと称えて毎日しつこいくらい絡みます、ユイからしたら訳も分からずラブコールされてる状況です。
そしてルインはユイの望みをなんでも叶えたいと伝えます。
ユイの望みは「私が逃がした親友の、タノちゃんがその後元気にしているのかを知りたい。」というもの。
ルインはもちろん同行しました。
タノが見つかった場所はラドー島。
ハクムの場所からは離れてしまいましたが…ルインはそこであの人に出会います。
同じ悲しみを味わった男性であるアキラです。
二人はすぐに意気投合し、復讐と蘇生のための研究を今もしているようです。