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瀬名 紫陽花
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今は廃校となってしまったとある中学校、そこで起きた「ゾンビ騒動」
タノとユイもこの学校にいました。
このゾンビ騒動では、当然たくさんの生徒がゾンビになったのですが、ゾンビは関係のない死人も出ました。
それの原因となったのは「機械武器」という、実質生徒間で実力差を生むことになってしまった「選ばれしものだけが使える特別な武器」です。
中学生は思春期や中二病真っ只中なこともあり、人間関係での悩みも多い。そんな中ゾンビ騒動とそれを収めるために解放された機械武器のせいで悩める中学生は力に任せて暴れます。
機械武器の所有者として選ばたのは以下の五名。
五名とも、生還こそしましたがたくさんの犠牲を生んでしまいました。
まずは生徒会長マシュメル、たくさんの人から信頼される皆のあこがれでした。
彼は機械武器を手にしてからも人助けに勤しんでおり、たくさんの生徒を救いました。
しかし、とある女子生徒をゾンビの群れから助けた時、事件は起こりました。
その女子生徒の名前はメイダ、マシュメルはひそかに彼女に恋心を抱いていたという。メイダを見つけたマシュメルは当然大急ぎで助けました。
助けた後にメイダは、私の友達が襲われているから助けてほしいと言ってマシュメルを連れて別の場所に連れて行きました
しかしそれはただの罠、メイダは黒幕が送り込んだ部下だったらしく、マシュメルは大量のゾンビの群れの中に突き落とされました。
マシュメルは強かったので普通に無傷でゾンビ全員ぶっ殺しました。
彼は教室まで走りましたが、メイダの方が当然早かったようです。教室は完全に閉ざされ、中からはうめき声しか聞こえませんでした。
二人目は副生徒会長ミンターメ、成績優秀でありテストはいつでも一位、そしてマシュメルのことを心の底から尊敬している少年です。
ミンターメはしばらくマシュメルと共に人助けをしていましたが、メイダのところへ恐ろしい速さで向かっていったマシュメルを見失ってからは一人で行動していました。
ゾンビを掻っ捌いていると、見覚えのある影。
そこで彷徨っていたのは、普段からマシュメルのことを妬み悪く言う少数派の男子生徒でした。
ミンターメは奴のことが気に食わない、彼の中でマシュメルは絶対的な存在だから。
そこでミンターメ思いつく、こいつ今のうちにぶっ殺せば今後マシュメルはさらに生きやすくなるのでは…!?と。
その男子生徒はミンターメに逃げ場所を教えてくれと縋っていた。
ミンターメは彼に嘘の場所を教え、その場を離れた。
その男子生徒が生きたのかどうなのか、知っている者はいない。
三人目はプリア、昔から人の頼みを断れない性格の、気弱な少女です。
彼女は機械武器を拾った後も、プリアの優しさを利用する奴に寄ってたかられてました。
最初の方は力を持った自分がやらなくては!とみんなの要望をかなえていきましたが、どんどん図に乗って要望を増やしていくクラスメイトにプリアは嫌気がさします。
それくらい自分でもやれるじゃん、どうして私ばっかり…と、心のもやもやをどんどん溜め込んでいくうちにもう限界が来てしまったようです。
機械武器を振りかぶって、クラスメイトを殺してしまいました。
今ではあのクラスで生きているのは彼女だけでしょう。
四人目はシュリーム、正義感が強いしっかり者の少女です。マシュメル曰く信号無視した生徒を生徒指導室まで連行した日もあるという。あとツボ浅い。
シュリームはその正義感の強さから周囲の人間に避けられていて、普段から孤立していた。
そんな中昔から変わらず接してくれている幼馴染のような存在の少女がいて、シュリームはいつも彼女と共にいた。
しかし騒動一週間前、シュリームは彼女が自分の陰口を言っているのを見てしまう。
一気に孤独感に襲われて泣きそうになったシュリームは、その感情をずっと引きずってしまった。
やがて騒動が起きて機械武器を手にしたとき、いつものように自分の元に来た彼女をシュリームは拒絶してしまった。
近寄らないでと逃げ出した翌日、彼女はゾンビに感染させられたわけでもなく、食い殺されたと知った。
シュリームは今更、後悔の感情に包まれまた泣いた。
五人目はキルク、クラスのムードメーカーであり「皆のお悩み相談係」を名乗っていた。
キルクは五人の中で唯一、事件前から機械武器を所有していた生徒。機械武器は彼女の姉…コトハに貰った大事な弓だった。
キルクの姉のコトハの周囲の人はみんな面白かった。
でも、敵だと知ってしまった。
あの騒動の日、キルクだけが見てしまった犯人の姿…
それは、昔からよく知っていた姿。
コトハの元同級生、そして今はコトハの同僚である
セイジュンでした。
ゾンビ放出の準備を体育館で進めている
姉の友人の姿にキルクは絶句した。
きっとこれは何かの間違いだと、セイジュンとの
対話を試みた…のだが。
セイジュンは大きく笑って言い放ったのだ
はじめからこれが目的だと。
その時の猟奇的な目を、まだキルクは
忘れることができていないし、友にも
姉にも話すことができていない。
ただ、あの目の中になにか別の感情がなかったか
ひたすら思考をめぐらせていた。
信じていたあの人を、まだ信じていたいから。
ゾンビ騒動で生き残った生徒たちは、一時的に
中高一貫校である黑煉の学園に転校することになった。
結局彼らがいた中学が復興することはなかったが
今では黑煉の学園で幸せに暮らしているらしい。
(ちなみに元からいた生徒たちが
生徒会役員になることを嫌がったので、
奇跡的に黑煉の学園でもマシュメルと
ミンターメが生徒会に所属している。)
黑煉の学園ではヤコルの政策で
いつでもこうした
生活が困難な生徒たちを
受け入れているらしい。
いい感じに区切りがついているので…次のページではこの5人以外のとんでもないことをしやがった二人の生徒を紹介します。