/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
絶対2人きりにはならないんだから！
そう思った翌日からさくはふっかとの旅行に行ってしまう
旅先のことは心配いらないんだ
ふっかには照という重い旦那さんがいるから
涼「あーさくがいないと 作り甲斐ないなぁ」
翔太のために作るのなんかイヤなんだけど
さくは可愛いから
怖いなら何もしない
オレにはさらっと手をだして
あの台詞にどさくさに紛れて手を繋ごうとするし
なんか
本命じゃないなら何してもいいって思ってる相手がオレなのが気に食わない
でもそれで騒いだら嫉妬してる？とか言われそうだから
死んでもギャーギャー言わないんだ
おれはさくを想ってるだけで幸せだから
2人分適当に作って翔太にLINEをする
涼「帰ってきてご飯食べるなら レンジの中だから」
1人ご飯を済ませ お風呂も済ませる
自室にこもってDVDをつける
タイタニック
朝の番組で風間くんがやってた特集に入ってて観てみたいと思った
翔「ただいまー涼太ー」
さくがいなければこんなもんだよなぁ
お帰りとかせめて
声かけてくんねーかなぁ
でもなぁ さくには怖いことしないとか言っといてさ
涼太のヴァージンは速攻で頂いたから
涼太怒ってるんだよなぁ
涼太のメシ美味ぁ
いつもならニコニコして頷いたりして
オレの前に座ってくれてるのに
はぁ
早いとこ風呂入ってオレも寝よ
風呂から上がった翔太はびっくりしてる
3人でも余裕のソファベッドに涼太が1人
抱き枕を抱えて寝てたから
3回ほど振り向いたけど
やっぱり涼太
ん？イヤホン外れてる
これは
タイタニックの主題歌だ
涼太の目には涙が溜まっている
翔「ちょっ 涼太？ 涼太？ 起きれる？」
涼「んんっ しょた？」
ガバっと涼太がしがみつく
翔「どうしたの？大丈夫か？」
寝ぼけてるのかかなり怖い夢でもみたのか
泣きながら離れない
涼「一緒にいて」
グスグス泣く涼太を抱きしめて
ベッドに横たえる
翔「いるよ ここに」
しばらく腕の中で泣いてて
その顔が可愛くて
思わずキスしたくなる
ガマンガマン
また涼太から切れられる
涼「しょた しょた」
存在を確認するような甘えた声
あー許してくれないかもけど
そっとキスを落とす
涼「おれはさくじゃない」
翔「涼太とキスしてるけど？」
涼「代わりにはならない」
翔「さくの代わりに抱いた訳じゃないよ」
涼「ウソつき」
涙が乾かないうちにふふっと笑う
翔「オレのこと避けないでよ」
涼「今日は怖いから一緒にいて？2度と甘えたりしないから」
翔太から身を剥がすと
背を向けて
手だけ伸ばしてくる
翔「こっち向けよ 涼太」
ムリに抱き寄せて
胸の中
涼「しょたなんか 大っきらい」
翔太の煩悩は増すばかり
何もせずに夜明けがくる自信はどこにもない
