テラーノベル
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嵐はなおも屋敷を揺さぶり、窓ガラスを悲鳴のように鳴らしていたが、寝室の中はそれとは別の、粘りつくような熱情に支配されていた。
絶頂の余韻でぐずぐずに溶かされた日本の身体は、まるで調教された獣のように、イギリスのわずかな動き一つ一つに過敏に反応していた。イギリスは一度の絶頂で満足するような男ではない。彼は日本の首筋に這わせた指先を少しだけ動かし、わざと耳の付け根にある敏感な箇所を爪先でなぞった。
「っ……あぁん……っ、やだ、そんな、とこ……っ」
湿った吐息を耳の穴へと直接吹き込まれ、日本は全身を震わせて鳴いた。たったそれだけの刺激で、先ほど絶頂したばかりの身体の奥が、再びじわりと熱を帯びる。イギリスはその反応を心底愛おしそうに見つめ、薄ら笑いを浮かべた。
「抗えないのでしょう? あなたの身体は、もう私なしでは正常な思考も、快感も得られない仕組みになっている。私の指が、私の言葉が、私の温度が、あなたの神経をすべて支配しているのです」
イギリスはそう言うと、日本の腰を強引に抱き寄せ、さらに深く、深くへと自身の楔を突き立てた。一度目の絶頂で内壁は緩み、過剰なほど潤んでいる。イギリスのピストンは先ほどまでよりもさらに粘り気を増し、肉と肉がぶつかり合う卑猥な音が、静寂な部屋に湿っぽく響き渡った。
「あ、ああっ! い、ぎりす……さ、ん……っ、そこ……っ、また、前立腺……ッ!」
「ええ、ここですね。……本当に、何度突いてもあなたは裏切らない」
イギリスは意地悪く腰を止め、まさにその一点を狙い澄まして圧迫した。日本は視界が白濁するような強烈な刺激に、指先を曲げ、何も掴めないまま虚空を掻く。耳元ではイギリスの荒い吐息と、低く掠れた、けれどどこか楽しげな囁きが交互に繰り返される。
「見てください。また、そんなに硬くなって……まだ出したいのですか? さっきあれほど出したというのに、底なしですね」
イギリスは日本の敏感な耳に軽く吸い付くように接吻し、耳朶を甘く噛んだ。その痛みと快感の入り混じった刺激に、日本は頭の中が真っ白になるのを感じた。羞恥心で顔を覆いたいのに、薬に蝕まれた両腕はだらりと投げ出されたまま、イギリスの支配を受け入れる他ない。
イギリスは腰の動きを加速させた。今度は緩急をつけ、わざとゆっくりと出し入れし、焦らすような動きを繰り返す。日本の内側で硬い楔が擦れるたびに、日本は獣のような声を漏らして腰を跳ねさせた。
「あ……っ、ぁっ……っ! い、いかない……、まだ、だめ、っ……ッ!」
「いいえ、いってください。……私のすべてを、あなたのその柔らかな場所で受け止めてください。あなたが果てて、私に塗りつぶされる瞬間が、何よりも愛おしい」
イギリスの言葉は、まるで呪いのように日本を縛り付ける。彼の指が日本の耳を執拗に弄り、吐息が敏感な神経を焼き尽くす。その猛攻に耐えられるはずもなく、日本はついに理性の糸を完全に断ち切られた。
「あぁぁっ!! あ、あ、あああっ!!」
二度目の絶頂は、先ほどよりも激しく、長く続いた。日本の精巣が収縮し、限界を超えた精液が勢いよく、イギリスの腹部やシーツにまで飛び散る。快感の波が全身を駆け抜け、視界が明滅する中、日本は意識の境界線でただ震えることしかできなかった。
イギリスはその激しい痙攣を全身で受け止めながら、日本の髪を乱暴に掻き上げ、耳元で支配者の宣告を突きつける。
「いい子だ。……けれど、まだまだ終わりませんよ。朝まで、この嵐が止むまで、何度でも。あなたが私以外の一切を忘れて、この快楽の虜になるまで――」
外では落雷の音が響き、屋敷を揺らしたが、寝室の中の情事は止まることを知らない。紳士の皮を被った獣の渇望は、溺れきった日本をさらに深く、逃げ場のない深淵へと引きずり込んでいった。
コメント
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うわあ……第4話、読み終わりました。嵐の夜の閉じた空間で紡がれる、濃密で息苦しいほどの支配と蕩けの描写が印象的でした。「抗えないのでしょう?」というイギリスの台詞、あれがもう全てを象徴しているようで。言葉と身体の両方でじわじわと絡め取られていく様子が、文章の密度の高さで巧みに表現されている。冷静な紳士の皮を被った獣の構図、良いですね……。設定や世界観がどう転んでいくのか、次も気になります。
#みたらし🍡イラコン
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