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ズドンッ!
「わっ!、びっくりした。」
私の目の前にはあの日守れた男の子の姿があった。
「え。お姉ちゃんもしかして、、あの時の」
「そうだよ!!私日野祈梨!」
「そうなの!?僕はね、左利留 彩聖(さりとめ さいせい)」
と男の子は名乗った。
「そっか!彩聖くんよろしくね( ´ ▽ ` )ノ」
って言っても一日だけ…
「お姉ちゃんに助けて貰ってなかったら僕死んでたかもしれないってお医者さんに言われたの。」
「お姉ちゃん生きててよかった!!」
と、万遍の笑みで言った。
「…うん。そっか(泣)」
「彩聖くん私ね。今日しか会えないの…彩聖くんがここに入院してるって聞いたから最後にって思ってきたんだ。」
「そーなの!?なんで最後なの?」
「うーんっとね、私もここに入院してたんだけど、遠い病院に移ることになっちゃったんだ。」
少しだけ息が苦しかった。
「そうなんだね。寂しいな。」
「けど!お姉ちゃんが生きてるってだけわかってよかったよっ!」
その笑顔が私の心をズキっとした。
「……お姉ちゃん?なんで泣いてるの?」
「え。あれ。?なんでかなっ。安心しちゃったのかも。」
私…最低だ。
「僕。お姉ちゃんみたいな人になりたいなっ。」
「っっそ、そっか!楽しみに待ってるね」
「うんっ!」
彩聖くんは楽しそうで少しだけ気を楽にさせてくれた。
この子はこれからの未来たくさんの人を救って欲しい。そう願う
「じゃあねー!彩聖くん」
「うんっ!バイバイ!お姉ちゃん」
ガラガラ…
誰にも会えないし…何しよう。
トコトコ…
「あ。あそこなら…」