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《緋八マナの過去》※捏造でしかない

あぁー、やば⋯笑⋯⋯死にかけてる⋯、血は止まんないし、視界も

ぼやけてきて、⋯⋯?なんだろ⋯誰か呼んでる?⋯これ、走馬灯って

や、t⋯⋯、⋯

(ん、⋯⋯はぁ?)

目が覚めたら全然知らないとこにいた。なんだここ。ん?あれ?待って?

なんか体⋯ちっちゃくない!?え!?!?ん!?逆行ってやつ!?

と、とりあえず昔に戻ったみたいなこと、か⋯?ん?いや、違うな?

これ、戻ってない!?記憶だけが流れてる!?!?え!?ど、どうしよ⋯

とりあえずいまできることといえば⋯⋯大人しくしてるってこと。

まぁ、昔のこと思い出すいいきっかけにも⋯な、らいな。あんなのもう

二度と見たくないんやけども、⋯⋯俺の家は、家族は全員焼死したんや。

もう、嫌や⋯⋯。まぁ、なんというか、これはあれやな。

なんも、できひん。⋯今は⋯⋯ほんまか。ちょうど家が焼ける日やないか。

俺だけ助かってもうて、⋯⋯、リト達はこういうもん全部受け止めて

くれたん。俺だってちゃんと向き合わなあかん。⋯やっぱ辛いな。

俺は母ちゃんが最後の力を振り絞って外に出してくれたお陰で生きとん。

もし母ちゃんが逃がしてくれへんかったら今頃おらへんやろな。そして⋯

中学の記憶か。この頃はまだウェンには会っとらへんのやったっけな。

ウェンに会ったんは高校やったっけな。この頃はまだリトとテツだけか。

あの二人も散々な人生、生きとんしな。ウェンも相当やし、なんとか

その癒しに慣れればええんがな。お、高校時代に入った。ウェンが

登場やな。確かこの辺から仲良うなって、皆で過ごすようなったっけな、

この頃のウェンは今よりも全然素直で、可愛かったんに⋯、今となっては

結構ツンデレのアホっぽくなってもうて⋯⋯。まぁ可愛いし大好きなんは

今も誰も変わっとらんけど。やっぱし、皆が皆可愛いし大好きなんよな。

て、そんなこと言っとったらあっという間に終わってまった。

⋯早かったな。とりあえず⋯⋯目覚めたら第一にはぐ、したいなぁ。


(短くてごめんなさい!)

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