人間って面白い【短編集】

うわー間違えて奏誕生日のやつ消したー！

一応話はあるので話だけで…！

あとがきは消失しました

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【K視点】

K「あの、今日は僕の誕生日ということらしいんですが…。」

みや「え、K誕生日覚えてんの？！」

影。「絶対忘れてると思ってた」

K「なんか総長が言ってた。今日けーちゃん誕生日だよって」

みや「あぁ」

5月30日。僕が魔物になった日。総長が言うには1600年代の今日魔物になったんだって。もう何歳になったかなんてわからないけどね。

……そういえば！この前かげぴの誕生日の時ケーキ食べたし、もしかして今日もケーキが食べられたり……？！

プテ「すごい何考えてるのかわかりやすい顔してるな」

ポン酢「夜明けたらケーキ買ってこようねw」

K「本当にわかられてるな……いや、お前心読んだな？」

ポン酢「まぁ、ケーキかなぁって思いながら見たね」

K「そんなに僕ってわかりやすい？」

ねろ「世界一わかりやすい」

K「まじかよ」

こういうのって自覚ないもんなんだなぁ。にしても今日ってなんか晴れとか言ってなかったっけ？昨日の夜ニュースでそんなこと言ってなかった？

もしかして僕外出られない？

くもれくもれくもれくもれ！

みや「曇るかなぁ、雨降るかなぁ」

K「そんなにわかりやすい？！」

影。「うぉびっくりした」

大袈裟にのけぞるかげぴをこづいてスマホの気象アプリを開く。

どれだけスライドしても真っ赤な太陽が続いていくばかり。何これー。

K「見て、これバグ？」

ポン酢「正常だと思いますが……」

影。「いやこれはバグだね！」

みや「なんだこれまじ地獄やん」

そのままだべっていれば地獄の始まりを告げるようにカーテンの後ろが明るくなっていく。

K「うわぁぁぁぁ！厚いカーテンに変えろー！」

みや「朝日って残酷だよな」

影。「朝と夕方は良くないよねぇ……」

プテ「カーテン閉めまーす」

ちゃげぴたちが言ってた。普通は逆なんだって。普通は朝起きたらカーテンを開けて朝日を取り込むんだって。でも僕ら的には朝日は部屋の中にいてもとんでもなく痛いのでカーテンを閉める。その代わり月の光を取り入れてるので。人間は朝日を浴びないと自律神経？ってやつが乱れて風邪を引きやすくなるらしいから、部屋のカーテンは開けるように言ってあるんだよね、まぁ言ったのは当然僕じゃないんだけど。

ちゃげ「はよー」

影。「ちゃげぴ後でケーキ買って来てあげてー」

ちゃげ「え？」

K「本日の主役！って言うんでしょ？誕生日の人。」

バブケ「え、たんじょうび？」

K「ふにゃふにゃバブル」

バブケ「おめでとねー」

バブルって、起きるの早いのに毎回起ききれてないというかホワホワしてるイメージ。

可愛い。なんか赤ちゃんみたい。テレビとかで可愛い赤ちゃん見たり動物見てる時と同じ感覚。

K「ケーキ、なんか食べたことないやつ食べたい」

ちゃげ「あー、チョコケーキって何気に一回も食べてないよね？」

K「ちょこ、けーき？チョコのケーキ？」

いず「確かにショートケーキとアイスケーキは食べたけどチョコはない？」

バブケ「今日チョコケーキ？」

K「やったー買ってきてー！」

いず「あぁ、晴れw」

K「見てこの気象予測！バグってる！」

バブケ「わーやばw」

順番にみんなが起きてきてみんな僕におめでとうって言ってくれた。人に祝われるってこんなに嬉しいんだねぇー。

夜はチョコケーキをちゃげぴが買ってきてくれて、デザートに食べた。めっちゃうまかった！めっちゃうまかったんだよ！

また食べたいなぁチョコケーキ！今度は誰の誕生日が来るかなぁ〜。

バブケ「奏誕生日おめでとー」

K「ありがとねーん！ぎゅー！」

バブケ「ぎゅー……w」