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最初に言っておきます。
最初の行(ルールに入るまで)は
基本的に本家の方をぱくr((殴
はい、参考にさせてもらってます。
そのことについてなんか通報とか
しないでください。よろしくです。
・・・はい、長くなってすみません。
キャラ崩壊あり、2次創作です。
本家のイメージを壊したくない人は回れ右!
よっしゃ行くぞーーー!
屋根。壁。地面。下草。
いたるところで弾けた雨粒がパラパラと音を立て、その隙間に、といやひさしを伝った
水滴の立てる、ぼたりぼたりという音が入りこむ。
身を起こしながら目をあけると、おれ__赤村ハヤトはうす暗い部屋にいた。
窓ガラスには雨の筋が迷路を作り、空は重たげな雲に覆われている。
『ラクダになぜこぶがあるのか、知っているかい?』
部屋の隅にあるディスプレイが、ぼうっと光を発した。
写っているのは、1人の男だ。
肩まで届くチョコレート色の髪。
年は30歳ほどで、ひげは生えていない。目の片方だけ丸眼鏡をかけている。
表情はやわらかく、目は子どものようにキラキラしていた。
『ラクダは砂漠などの乾燥地帯に生息している。安定的に食事を得られない、とても過酷
な環境だ。背中のコブに脂肪を蓄えたラクダは、そのエネルギーを消費することで、数か
月ものあいだ、食事を摂らずに生きていけるそうだよ。ではそのあいだ、水分はどうする
のかというと……これはぜひ、ご自身で調べてみてほしい。』
(…伯爵。)
山奥の館に住む謎の男、『伯爵』。
人々を命がけの人狼ゲームに呼び出し、もてあそぶ男。
『お久しぶりだね、諸君。私のことは……「伯爵」とでも呼んでほしい。』
伯爵のゲームは文字通りの『命がけ』だ。
どんな状況でもお構いなしに参加者を呼び出して、これまでにたくさんの命がけの
ゲームを強制させられた。
果たして、今回はどんな展開になっていくのか。
不安にそそられながら、おれは静かにルールブックを開いた。
ルール
・このゲームは、2人の人狼と1人もしくは2名の吸血鬼を見つけるゲームである。
・参加者は、赤村ハヤト、黒宮ウサギ、青山ギュウカク、紫崎ツバメ、灰原ヒョウ、
澄空アユ、真珠ヶ淵マシラ、渋柿タイマイ、枝豆シャモ、恋珊瑚クリオネ、
露草シーラ、翡翠度カラス、大葡萄コテツ、山吹クジャクの14名とする。
・役職は、(村人陣営)2名の村人、1名の猫又、1名の占い師、1名の霊媒師、1名の聖騎士、
1名の大人の赤ずきん、1名の魔女、1名の覚醒した狂人、(人狼陣営)1名の
満月狼、1名の哲人狼、(吸血鬼陣営)1名の吸血女王、1名の空襲撃とする。
このゲームは、澄川中学校と花満市で行われる。
投票のルール
最多得票者が2人の場合、どちらも退場する。最多得票者が3人以上の場合、最多得票者が
2人以下になるまで決選投票を繰り返す。
参加者にはそれぞれ専用のスマートフォンが配布される。
(他のルールは割愛、みんな知ってるよね?ね?(圧)
『今回ももちろん、昼のゲームを用意した。十分に楽しんでほしい。
楽しんでくれると、私もうれしい。』
伯爵の声とともに、再びたくさんの封筒が舞い降りた。
《昼のゲーム【回復ゲーム】
毎日14時に、回復ゲームを行う。
毎日、朝の7時に、「回復権利所持者」・「回復権利妨害者」・「市民」の3グループに分かれる。
回復権利所持者は、回復権利妨害者に自分が所持者だと思われないように行動する。
回復権利妨害者は、誰が回復権利所持者なのかを考える。
市民は、回復権利妨害者の所在地を回復権利所持者に伝える役割を持っている。
※市民は回復権利所持者が誰なのかわかる。
回復権利妨害者は、1人につき3つのボーターを持っている。
回復権利妨害者は、参加者に対して1票ずつボーターを投票することができる。
回復権利妨害者が参加者に投票する場合、半径2メートル以内にいないと投票ができない。
※参加者には1つのみボーターを投票することができる。1人に対して2つ以上のボーターを投票する行為は禁止する。
※ボーターとは、目に見えなく、物質ならざるものである。
参加者は、昼のゲームが始まると、ランダムに花満市のどこかに飛ばされる。
※花満市は、人サバの3巻に出てくる市である。
そこから2時間の間、回復権利妨害者に誰が回復権利所持者なのかが知らされる。
回復権利妨害者がボーターを使って投票した時、投票された人が回復権利所持者だった場合、投票した人はその日の投票の数が+2票となる。
ゲームが始まって1時間がたつと、回復権利所持者の居場所が3分おきに全員の貸与スマートフォンに知らされる。
※回復権利所持者の居場所は、回復権利所持者が外にいる場合はその場所にいるという表示が、回復権利所持者が建物の中にいる場合は、その建物の中心にいるという表示が出される。
回復権利所持者は、回復権利妨害者から2時間逃げ切れば勝ちとなる。
市民は、回復権利妨害者に一定票数以上入れられた場合、回復権利妨害者となる。
※一定票数は、日によって変わる。
内訳は、回復権利所持者が2名、市民が5名、残りは回復権利妨害者となる。
※人数が減って昼のゲームが出来なくなった場合、それぞれの内訳から数人ずつ減っていく。≫
「・・・なんだ、このルール。」
おれはその言葉をこぼした。
『ルールの通りだよ、赤村ハヤトくん。』
伯爵が続けて会話をしていく。
『先に一つだけ説明したいことがある。今回のゲームは命がけではないよ。今回は新しい役職を
いくつかいれているため、ゲームが始まったらどのようなデパブを発生させるのか確認したいので今回は命がけではないよ。それでは説明に戻るよ。このゲームでは、基本的に魔女のような能力をそのままゲーム内容に移した感じになるね。
ただし、後に説明するが、今回は魔女もいるので少し難易度が難しくなっているよ。』
「ってかさ、伯爵。早く役職を教えてくんねー?」
ディスプレイにヒョウが写った。
『それを言う場面はいまではないかな。後に説明するのでお楽しみに。』
「えーーーーー。」
『そう落ち込まないでほしい、灰原ヒョウくん。そんな君のために、全員にそれぞれの役職を説明しよう。貸与スマートフォンを確認してほしい。』
その瞬間、「ピコン」と通知音が鳴った。
見ると、そこには、中学校の地図と花満市の地図、中学校に隣接しているホテルの地図が書かれていた。
『全員にそれぞれのマップを用意したよ。ホテルのマップを見て、それぞれの部屋に移動してほしい。』
伯爵のアナウンスで、全員が動き出した。
おれもみんなと一緒に動き出そうとしたその時、誰かににらまれた・・・ような気がした。
でも、誰なのかは分からない。
おれは、やっぱりこれは伯爵のゲームなんだなと思うと同時に、このまま浮足立っていると危険なめに遭うぞ、と自分の心の中に鞭を入れて、みんなの後に続いていった。
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おれは貸与スマートフォンを確認しながら、おれの部屋の中に入っていった。
部屋の中には1つの小さいデスクがあって、その上に封筒があった。
中を見てみると、そこには役職が書かれていたカードがあった。
【あなたの役職は・・・( )です。
また、あなたの今日の昼のゲームの役職は・・・(回復権利所持者)です。】
おれが内容を確認すると同時に、カードは灰になって脆く崩れ落ち、灰となり消えていった。
今回はここまで。
長いストーリーをよんでもらってあざました。
(余談)
次は来週・・・かな。
はい、全然余談じゃなかったですね()
時間取ってすいませんしたぁーーーーー