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ここから黒井家の物語に変更して視点を黒井家になります。
2026年。場所は東京24区の一つの東京フリーク区であり、多くの変わり者たち、元から住んでいる人たち、生きづらさを抱えて移住して住んでいる人たちのために作られた平和かつ多様性に満ち溢れている特別な地区である。
18歳の高校3年生、漆黒なゴスロリを見に纏う黒井カラスは『空前絶後・エキセントリシティ学園』の寮生活は冬休みシーズンに入り、黒井家という屋敷に帰省していた。
黒井家の建物はまるで、古い不気味な雰囲気を漂うゴシック調の建物。家の窓からくる「ビュー」っと冷たくて寒い風。その風で窓を「ドン」っと強く叩く音、湿ってて甘ったるいような古い木が風とともに少し「ビュー」と右に傾いた。
黒井家に帰省していたカラスは父親のコウモリ、母親のメラ、そして執事のヨトゥンに暖かく迎えられたのだ。
家の中はまるで博物館のようだった。
バテレン追放令にあった宣教師やキリシタンの耳と鼻が削ぎ落とされた血みどろな肖像画もそうだし、磔の刑だけじゃない。火炙りとか穴吊りの受けた人形も再現されてた。今でもその肖像画や人形を見ると歴史の真実に直視させられる気がするのだった。
※穴吊りとは逆さ吊りに身体を縛られて、耳の後ろに小さな穴を開けて血を数滴ずつ落とす頭に血が上り、内臓が圧迫されて激しい痛みが何日も続く心理的な拷問であった。
これを黒井カラスは幼い頃から日常的に見ていました。
なぜならこの黒井家一族は隠れキリシタンの子孫であり、処刑された一族の先祖のことを忘れないように博物館のように展示してあるのだった。それと同時にカトリックへと改宗している一族でもあるのでした。それでも隠れキリシタンの子孫という思い、迫害された歴史を忘れないようにと執事のヨトゥンも含めて漆黒な数珠状のロザリオを首にかけているのです。
東京フリーク区にあるあの歴史直視型お化け屋敷の経営者の黒井家だって言われており、ご先祖様の悲劇を忘れてはいけないという意味で作られいます。
このお化け屋敷のカトリックの隠れキリシタンにも正義があって、幕府側やスペイン帝国にも譲れない正義感があることで真実を知ることになりました。それもあるのかお化け屋敷があるおかげで東京フリーク区でのいじめ発生は0に近い数字だと言われています。
風変わりな生活をしていたが、どこか心が満たされなかった。彼女は『きょうだい』がなく、寂しさを感じていた。そんな中、夕食の席で、唐突に「きょうだいが欲しい。」と両親に言い出した。困惑した両親は、顔を見合わせる。父親のコウモリが、ある提案をした。「養子を引き取れば、きょうだいが出来るんじゃないか?」。カラスの表情は、一瞬で喜びに変わった。
そして、夕食を終えて、カラスは自室に戻り、冬休みの宿題をしていた。
苦手な日本史と世界史の勉強をする。カラス「紀元前490年の古代パールス・ヘレネス戦争の最中、当時のアテネ軍とパールス軍が戦ったマラトンの戦いが勃発。アテネ軍が勝った。マラソンの由来がギリシア語のマラトンだったのか。こういう覚え方は面白いな。苦手科目を克服できるかもね。」とつぶやきながら、『きょうだい』のことを考えて、机で寝落ちした。
※カラスが世界史を勉強していたのは、作者の私が高校時代に世界史が苦手だったため、カラスのキャラクターとして投影しました。
白川愛が黒井家に引き取られる前
黒井カラスは両親と執事の3人が養子を迎えに児童養護施設に『不思議な女の子』がいることで、そこに行くといい、カラスは留守番をした。
自室で宿題をしながら、世界史の勉強を続けた。「『東ゴート族や西ゴート族』のゴート族はフランスにもある『ノートルダム大聖堂』や『我が家の屋敷』の『ゴシック建築』と関係するものだとしたら面白い。当時は悪口でそのように呼ばれていたわね。現代では、中世ヨーロッパの芸術様式を指す名称として使われているみたいね。」と黙々と考えながら勉強していた。
コメント
1件
うわ、第11話で一気に視点が黒井家に切り替わったの重厚すぎる…!ゴシックな屋敷の描写が生々しくて、特に歴史的に残虐な処刑方法をリアルに展示してる博物館感がめっちゃ刺さった。カラスが「きょうだい欲しい」って自然に口にするシーン、孤独がひしひし伝わってきて胸にきたよ。愛ちゃんがどう迎えられるのか続きすごく気になる🔥