僕の名前はレヴィアタン。地獄の7大君主の1人で、悪魔7兄弟の三男。嫉妬のレヴィアタンとも呼ばれてる。好きなものはアニメとラノベ。1番好きなのは七王だけど、基本なんでもござれな、所謂全方位オタ。もちろんゲームもするけど、最近ゲームで散々な目にあったから、ちょっと控えてる。アニメで1番好きなのは花ルリたん‼︎ あぁ、 こないだの地獄亭の花ルリたんコラボは神だった…! ベールに手伝ってもらってコースタは全種ゲット! まさかシークレットがおうちゃんと花ルリたんのツーショだとは思わないじゃん?? 正直もう一枚ずつ欲しかったけど、あんまりお金使うとルシファーが怒るしさ。仕方ないから諦めたけど…。『悪い奴らには捻り植え付けるわ!』ってコスした時はテンション上がったよね!! 我ながら、なかなかうまくできたと思う。花ルリたんまじかわゆす! あぁ、でもどんどん嫁が増えていくから困っちゃうよね…‼︎ グッズの置き場所もないし、イベランも追いつけてないし。 あ、今、気持ち悪いって思った?まぁ、こんな奴、僕だって気持ち悪いって思うしさ、みんなにそう思われても当然っちゃ当然だろうけど。
で、そんな僕なんだけど、今、なんか、怖い人に話しかけられてる。すっごいキラキラしたお城みたいなところで。
なんで?!
「ねぇ、あんた誰?」
いやいや、こっちのセリフなんだが?! 髪の毛サラサラだし、お肌プルプルだし、王冠みたいなのつけてるし?!え?なに?王様なの?いや、王っていうよりは魔女っぽいけども‼︎
「黙ってないで答えなさいよ。」
「あっ、、えっ、とぉ、、、」
無理無理。無理だって!!僕みたいなヒキオタに知らん人の前で喋れとか無理すぎる!でもさ、此処、やっぱ魔界じゃないのか? 自分で言うのもなんだけど、魔界でぼくのこと知らない奴いないし。てことは人間界?でも、気を失う前に見たあの光景は?人間が箒で空飛んでたよな?!
………てかさ、さっきいたのって、 少なくとも、こんな王宮みたいな所じゃなかったよね?! あぁ、もう!! ここ何処?? 状況が謎すぎるんだが?! うぐぅ、怖すぎるけど、とりまここが何処なのか聞くしかないよな…
「あ、あのぅ〜、ここって何処…?」
「はぁ??あんた、大丈夫?ここはNRCのポムフィオーレ寮よ。飛行術の授業中に突然あんたが出てきたのよ。話しかけたら、急に倒れるし……。ここまで運んであげたんだから、感謝なさい。で、あんたが急に現れたのはおそらく転移魔法でしょうけど、ここは腐ってもNRC。外部の人間が簡単に入れる場所じゃないわ。アンタ、何者?」
「NRC…?」
なんだそれ…
「ナイトレイブンカレッジ。古くから続く、由緒正しき名門魔法師養成学校よ。この世界で生きていたら、一度は耳にしたことがあるはずだけど……………まさか、知らないの?」
僕は頷く。知らない。それから、魔法師…? 人間界にはちょくちょく遊びにきてるからわかるけど、僕の知ってる『人間』は魔法を使えない。ソロモンは例外だけどさ。やっぱりここは、さっき箒が飛んでたのと同じ世界だ。つまり、異世界。僕の知ってる世界じゃないんだ…。そりゃあ人間界にある学校の名前なんて覚えてないけどさ、、、魔法学校なんて二次元以外で見たことないし。
「NRCを知らないなんて、相当な田舎か、もしくは………………。ねぇ、あんた、何処から来たの?」
何処からって、魔界のRADから。でも、どーせ信じてもらえないだろうし。ほら、異世界転移ものって、異世界人だって信じてもらえないもんじゃん?てかさ、なんでこうなってるわけ?!異世界転移って、もっとチートだらけで人生イージーモード なんじゃないの?!魔王討伐は?世界の平和は?てか、ラノベでは異世界召喚された主人公はハーレム作るもんなんだけど、女の子いなくない?? 今の所男にしか会ってないんだけど……。まぁ、どうせ女子とはまともに話せないけどさ。あ、男子ともか。
「言えない事情があるわけね…。 はぁ…めんどくさいことになりそうね…。 あんた、名前は?」
ひぇ?急に聞くなよぉ〜、、
「レヴィ…アタン…。」
声うわずっちゃったじゃないか!
「レヴィアタンね。あら、あたしの名前?あたしはヴィル・シェーンハイト。アタシ、かなりの有名人のはずなんだけど、知らないなんて…やっぱり変ね…。まぁいいわ、取り敢えず学園長のところに行くわよ。」
なぬ?!急にラスボス??
「ほら、早く来なさい。」
え、あの、ちょ、うわぁぁぁぁ。え、この人、力強くない?むっちゃ引きずられてるんだけど?!もう、これ強制イベントじゃん!!ひぇっ、心の準備をさせてーっ!!!
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