部屋に戻った俺は、ベッドに勢いよくダイブする
なんだかんだ言って、2日、寝てないねんなぁ……
今日、建国記念日で、町で祭りがあるけど
……ちょっとぐらい、寝てもエエよな
俺は、重いまぶたをゆっくりと閉じた
??「……….おやすみ」
tn「ん……」
眠い目を擦りながら体をゆっくりと起こす
tn「……あれ?」
俺は、自分の服装を見る
さっき着てた服とは違う
よく見れば、服が赤く….血濡れている
tn「なんだこれッ……」
違和感はそれだけじゃなかった
やった覚えがない書類が、机の上に積まれている
ただ、その書類は紛れもなく俺の字だった
なんか、不気味やなぁ……
tn「……とりあえず、着替えるかぁ」
俺は、服を着替える
部屋のなかに差し込む光は、朝焼けの光だった
今日は、雨……
自室を出て、俺は、書類を片付けに図書館へ向かう
sha「あッ…トントン、おはようございますッ」
tn「え…おはよう。
……なんで敬語なん?」
sha「あれッ?いつものトントンや」
tn「……?」
sha「昨日のトントンは….
俺の頭溶けたんかなぁ」
tn「いやいやいや……と言いたいところやねんけど
俺もちょっと朝から色々あってなぁ…」
ーザーッザーッー
無線機が鳴った
rb『えーッ…至急幹部に連絡
中庭で死体が発見された。緊急会議を行う。総統室に集まってくれ』
し…死体?
sha「と…とりあえず、行こか」
tn「おん」
俺たちは、急いで総統室へ向かった
途中で、大先生とショッピ、チーノと合流した
会議室には、ぺ神とコネシマを除く全員がいた
gr「会議を始める
……まずッ、先程の無線機の内容だが、見回りの兵が発見したんだゾ」
死体…..
gr「ただ、不思議なことに、その兵は名簿に載っていなかったんだゾ
さらに、そいつは……敵国からのスパイだったことが、ロボロの調査で判明した」
敵国からの…スパイ
そうか…でも、なぜ?
rb「犯人とかは分かってへん…
ぺ神に、今、死体解剖してもらって、死因を突き止めてもらってる」
しばらくの沈黙が続く
最初に口を開いたのは大先生だった
ut「なんかぁ、物騒やな」
syp「そうっすね…防犯カメラがないところで殺されてるし」
ci「いつ殺されたかもわかんないやろ?」
rb「任務いってる3人にメッセージ送っとくわ」
sha「スパイが殺されたって…この城内に、
他のスパイがいる可能性があるってことなんか?」
gr「それは嬉しいなぁ!大歓迎なんだゾ」
em「いやいやいや…グルッペンさんは少し黙ってましょうね?」
gr「ヒエッ(((」
zm「それよりーーーーー」
ゾムは、俺の方を見た
目が合う
パーカーから覗くゾムの目は、少し疑っているように見える
zm「今日は…いつものトントンなんやね」
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