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この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件等には一切関係ありません
いつの間に眠っていたのだろう。
不思議と昼間に眠ってもあの夢は見ない。
その代わりなのか眠りはひどく浅く、どれだけ横になっていても身体の中にくすぶる不快感は消えてはくれなかった。
どうにかベッドから這い出て、机の上に置いてあったスマホで時間を確認する。
「……もう、こんな時間か」
佐伯は大丈夫だっただろうか。
昨日はいつの間にか眠ってしまっていたようだ。
気がつけば既に朝の六時を回っていた。
彼が影に遭遇したらしいところまでは覚えている。そんな場面で眠ってしまうなど、これまでだったら到底考えられない。
「もう、だめなのかな」
そう口に出してみると、やけに弱弱しい自分の声に、どこか奥の方が締め付けられる気がした。
ゆるゆると**********
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