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又、
この小説は作者の妄想・フィクションです。
ご本人様(キャラクター等)には一切の関係・関連はありません。ご迷惑がかからぬよう皆で自衛をしていきましょう!
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🏺『』その他「」無線「”○○○”」
ギシギシと軋むベッドの音と、苦しげに息を殺す男の背中を眺めて、今日もまたやってしまったと静かに後悔をした。
三十を過ぎた大人の見苦しい言い訳を誰かに聞いて貰えるのであれば、犯罪都市のロスサントスで正義を掲げる警察という仕事は想像以上に大変で、感じたくもないストレスが勝手に蓄積されていく。
「はぁ、はぁ…、ッ、はぁ、っ…、」
目の前で組みほどかれているコイツも相当ストレスが溜まっていて、俺たちは互いに利用し合うだけの関係だ。
そのような関係性をセックスフレンドと言い、たまたま都合が空いていれば自宅に招いて鬱憤を晴らす程度の…本当に軽い関係である。
「ン、つぼ浦…、もうちょい中締めて…、できる?」
クタクタになったその身体に覆いかぶさって問いかければ、つぼ浦の肉壁は従順にきゅー♡…っと肉棒を締めつけて離さない。
「はは(笑)、いい子だねぇつぼ浦、ご褒美にもっかいイかせてあげようか?、中でイクの好きでしょ…?」
『゙っ♡、ッ、っ゙っ、ッ〜♡、っ、゙んん゙ぅ、っ、』
枕に顔を埋めて、腰をカクカクと震わせて、それからまたくぐもった声で苦しげな声を漏らす巨体な男。
「つぼ浦聞こえてるよね??、ね?、…っは(笑)、いまイッたでしょう?、繋がってるからすぐに分かるよ(笑)、んふふ(笑)、きもちいいねぇつぼ浦♡、」
そう言ってカプリと耳に噛み付けば、つぼ浦の腰がまた一層大きく跳ねて半透明な液をとろとろと吐き出す。
もはや出すものも出し切ってしまって、それでも青井の絶論な性行為に付き合い続けている後輩のつぼ浦匠という存在がそこには確かにあった。
「…、…はは(笑)、あー…ンぐ、゙っ、」
『゙っッ〜〜♡♡、ッ、゙ン゙ぅ、ッ、っ、』
純粋ウブであるはずだったソイツは知らぬ間に男を引き寄せるビッチになっていて、どうせ俺以外の奴とも仲良しこよししているのだろうと無意識に考えれば、途端にグツグツと腹が煮えたぎる。
『っは、はッ、はッ、゙っ♡、いた、ッ、痛い、アオセン、アオセ、゙ッ、っ〜〜、、』
タトューの入った背中にくっきりと歯型を残して、青井はまたつぼ浦の意識を快楽の沼に引きずり込む。
『゙ん゙ぅぅ♡ッ、ン゙ぅ♡、っ、っふ、゙ッ♡、っ♡、』
「ねぇ声だしてよ、ねぇってば…はは(笑)、そんなに嫌?、は〜…(笑)、面白いねぇお前は…、」
何度身体を重ねても…何がなんでも喘ぐことをしないつぼ浦にまたイライラとして、今日も手荒にストレスを発散させる。
互いに都合のいい相手のはずが、いつの間にか悩みの種を増やす相手へと変わっていた。
「…、……、(笑)、」
俺だけがお前を気になっていて、その感情にすらイライラとして、正直ストレス発散どころでは無い。
人間らしい…醜い感情が溢れ出てきて仕方がない。
「すぅー……、はぁー…、、あぁ。決めた」
褐色な背中からじんわりと滲む血を眺めて、青井は小さく呟く。
「今日でおしまい。…、傷つけちゃうから、ね。」
つぼ浦の耳にすら届かない掠れた言葉を冷たく零して、そのまま柔く手を滑らせる。
相変わらず身体はぴくぴくと痙攣していて、見納めにしては随分と従順で可愛らしい姿だと思った。
きっとずっと忘れない…、最後の淡い夜となった。
「あ、おはようつぼ浦」
『、ッす。おはようございます』
青井が夜のお誘いをしなくなってから三週間程が経過して、互いに職場での働き方がまるで違う二人はこうして廊下ですれ違ったり、はたまた対応課としての役割を任された時しか接点がほぼほぼ無い。
ヘリからつぼ浦のド派手な捕縛劇を眺める事はたまにあるが、つぼ浦から青井の姿を見つける事は難しい。
『、、…、ッ、なぁアオセン、』
軽く挨拶をして横を通り過ぎた青井は、つぼ浦の切羽詰まったその声にピタリと動きを止めた。
ゆるりと振り返ればつぼ浦は自分自身でも驚いているらしく、どうやら続きの言葉を考えていなかったらしい。
突発的に出てきた呼び止めの言葉に、何か意味を見出そうとつぼ浦は口を開く。
『えっと、゙ン…と、アオセン、その、』
「?、どうしたのつぼ浦、」
パクパクとする口元が言葉を濁しては喉の奥にゴクリと消えて行って、青井はそんなつぼ浦のおかしな様子に首を傾げる。
『ッ、ッ…、っ、…いや、やっぱなんでもねぇ』
「はぁ〜?、余計に気になるやつじゃんそれぇ…」
呆れた声を漏らしてもつぼ浦はそれ以上話題を持ちかけようとはせず、何かに思い悩む雰囲気をひた隠しにしてその場を後にしようとする。
「待って待って。本当になに?、また何かやらかしたの?、問題があったなら早めに報告してくれた方が絶対良いに決まってるからね??、」
『いや、そういう訳でもないんだが…、此処で言うのもなんか違ぇと思ったから。言わねぇ』
どうやら人に聞かれたくない相談事らしい。
気まずそうにするつぼ浦が“なんか悪ぃな…”と小さく呟いて、青井から1歩距離を取る。
「……、はぁー…、、分かった。じゃあついて来て」
『は?、』
「困ってるなら相談をする。俺一応先輩だからね?、ちゃんと聞いてあげるからこっちおいで」
柔らかい言葉がつぼ浦に降り注ぎ、それと共に有無を言わさぬオーラがびしびしと伝わった。
「んー…、資料室、備品整理…、あぁ、じゃあこの倉庫でいっか」
相談ついでに今まで誰も手をつけていないであろう雑務を後でこなそうと青井は閃く。
ガチャりと扉を開けば少しだけ埃っぽい匂いが一室を満たしていて、まぁ仕方がないと一人でごちた。
「はいはいそれで。どうしたの?」
一応でしっかりと施錠もして、二人の声が外に漏れないように配慮を心がける。
『…、そう…だな、』
つぼ浦は困ったように自身の頬を指で軽く引っ掻いて、それからチラリと青井を見つめた。
『、……、………あー…、アオセン、…好きな奴とか、…できたか?』
「はい?」
警察業務とは180度違う話題に素っ頓狂な声が漏れる。
『つーか、こ、恋人とか、…出来たの、かなぁって、思ってだな…、、』
「いや、そんな奴出来た試しもないけど…、」
“なんで?”と質問を投げかける前に、つぼ浦はぎゅっとアロハシャツを握りしめて決死の言葉を放つ。
『じゃあッ、っ…、じゃぁ、ただ、…俺の身体に、、飽きた…だけか?、』
震えた声でそう漏らし、青井は自身の耳を疑った。
「いや…え?、別に飽きたとかじゃ…ないけど、」
『!、本当か?、本当にそう言い切れるか?』
「言い切れるけど…、うん。それは言い切れるよ」
緊張でカチコチになっていた両肩がふわりとなで肩に戻り、見た事のない緩んだ笑みが青井の視界に映り込む。
『そうか(笑)、うん。じゃあいいんだ、悪ぃなアオセン、もう平気だ、へへ(笑)…、』
色つきメガネの奥から心底嬉しそうに目を細めるその姿に、また青井はドキリと胸を射抜かれた。
しかし、それと同時にまたドロドロと嫉妬やら疑問やらが胸に溢れて止まらない。
「、…ねぇ、その惚けた顔。俺以外のあと何人に晒してんの?」
『ぇ…?、』
「ドリさんとか成瀬とか?、ギャングの奴とも遊んでんじゃないの?、別に俺と遊ばなくたって、お前には沢山セフレいるでしょ」
じゃなかったらあんなにも手荒に抱く俺の元に来るはずがない。
他のところで優しく満たしてもらっているから、仕方なく息を押し殺して上司の性処理に付き合ってくれていたのだろう。
「別に嬉しそうなフリとかしなくていいからさ。俺との関係は切って…、よそのやつに。抱いてもらいな?」
その方がきっと、つぼ浦の身体だけではなく心さえも温かく満たしてくれることだろう。
「ふぅ…じゃあこれで問題は解決したかな」
スッパリとセフレの縁を切ってしまったが、なぁなぁにしていたからつぼ浦も困っていたのかもしれない。
青井は気持ちを切り替えようと息を吐き、ごちゃりとしたダンボールの残骸を訝しげに見つめる。
そして、つぼ浦に背を向けて山積みの箱を呆れた様子で眺めれば、その瞬間に”ガコンッ”という音が自身の頭の中に反響した。
ヘルメット越しに脳天を勝ち割られたかのような痛みと急激な熱の巡り。
カクリと自然に膝が崩れ落ちて、息が詰まる。
「゙いッ、ッ〜、っ、」
チカチカとする頭で後ろを振り返れば、そこには力強くバッドを握りしめながら息を切らす後輩の姿があった。
『はっ、はっ、はっ、ッ、アオセン、っ、アオセン(泣)、ッ(泣)…、』
それ以上の言葉が出てこなくて、つぼ浦は無抵抗な青井にもう一度バッドを振り下ろす。
的確な場所にヒットしたその衝撃は青井の意識までもをぶちりと途切れさせ、ぽろぽろと涙を流すつぼ浦はぐしゃりと服の端で水分を拭った。
それから血痕を綺麗さっぱり抹消して、ぐたりと倒れている青井の身体を担ぎあげる。
『…、……、』
ものの数分、その狂気的な一連は…誰がどう見たって正気の沙汰ではなかった。
「すぅ…、ン、……っ、ッ、ンっ、ッ…、」
なんだか変な夢を見ていたような気がする。
「ンぅ、っ、」
実は努力家で、それでいてギャグ線まっしぐらなあの男が…、信じられないほど嬉しそうに笑みを漏らして、次の瞬間にはぐしゃぐしゃに泣いていて、コロコロと変わるその表情にまた俺は心臓を掴まれて…。
「ン、ぁ、ッ、はっ…、はっ…、っ、ぇ?、なに、゙っ、なにこれ…、」
目が覚めれば途端に聞こえる、じゅぶじゅぶとした卑猥な水音。
音の根源を辿ればそれは青井の下半身にあって、つぼ浦が青井のそそり立つ陰茎を嬉しそうに頬張っている姿が目に止まった。
「っふ、ッ、っ、ぇ…、」
腕や足を動かそうとすれば、途端にピンッと体が張って身動きが取れないことを知る。
左右の手元に目をやればいわゆるSMの拘束具のような物が手首に巻かれており、それは手も足も同様にベッドの脚へとロープが繋がっているらしかった。
ガチャガチャと軽く抵抗した青井に気がついて、つぼ浦はぷはりと肺に空気を取り込む。
『けほけほっ、ッは、はっ…、はっ…、ん、アオセン、起きたんすか?、』
「え、…と、…つぼ浦、だよね?」
『ん。そうっすけど…。(笑)、どうしたんすか?』
さも当たり前のようにゆるく青井の陰茎を撫でながら、つぼ浦は首を傾げる。
「その…、ここってさ、…俺の部屋?」
『あぁ、そうだぜ』
「なんで入れたの?」
今まで何度もつぼ浦を家に招いては手荒い性行為を繰り返してきたが、自宅の鍵を渡した覚えはなかった。
『ンー…、俺が勝手に合鍵を作ったから…すかね』
「…はい?」
『アンタがシャワーとか浴びてる間にちょっと拝借してな。別に悪用するつもりとかは無いぜ?、今まで一回も使った事なかったし…』
予想を遥かに上回ってくるつぼ浦匠という存在に、青井はポカンと軽く頭を叩かれたかのような衝撃を受ける。
「やってること、普通に犯罪だけど…」
『バレなきゃセーフだろ。…あぁ、まぁもうアンタにはバレちまってるが…、うん。悪ぃな』
取ってつけたかのような謝罪の言葉と共に、つぼ浦がちゅっ…♡と柔く陰茎にキスを落とす。
「ンっ、っ…、」
『ふは(笑)、アンタのちんこめちゃくちゃでかいのな。初めてしゃぶったから驚いたぜ、』
いつもはつぼ浦が枕に顔を突っ伏して、そのまま穴を解したり腰を打ち付けたりと後背位が常だった。
それはつぼ浦の意思でもあり、つぼ浦が絶対に声を出さぬ為に見つけ出した最終の形態であった。
『こんな物が俺の中に入ってたなんて、どうにもよがっちまう訳だよなァ』
舌を添わせてからちらりと青井を見つめて、つぼ浦はまた嬉しそうに目を細める。
『ン…、ん。っはぁ…♡、アンタだって、俺の中じゃなきゃダメだろ?、…他の奴なんか、いらないよな?、』
そう言ってくちゅくちゅと自身の穴を指で解し、ゆっくりと青井の腰に身体を擦り寄らせる。
「…、…なんで、こんなことしてるの?、つぼ浦」
『?、ん。だって、アンタが、っ♡、俺のこと捨てようとするから…、俺…、アンタの身体しか、知らないのに、ン、っ、』
くぱりと抜けた指はふやけて、つぼ浦は直接ローションを穴に押し込んでから息を漏らす。
『はぁ、はぁ、っ、ん。つめてぇ…、』
愛液のようにこぷりと垂れたローションは、ぽたぽたと青井の腹を汚しながら定位置を求めて身じろぎをする。
『自分でするの初めてだ、えっと、っ、ここ、だよな?、ここ、っ…、押し付けて、ッ…、゙っ、』
震えるように息を吐いて、そのままゆっくりと青井の肉棒を腹の中に押し入れる。
ずぷずぷ♡♡と肉壁を広げられるその圧迫感に顔を歪ませ、つぼ浦はぽろりと生理的な涙を流した。
『はっ…、はっ…、っ、ぉ、ぁ、゙っ…、は、はいって、きた、っ、久しぶりの、アオセンの、ッ、』
喉を締めて一気にずぷり♡♡と押し込めば、その瞬間ばちばちと身体が痙攣を起こす。
『゙んあッ♡、っ〜〜〜ッ♡♡、っは、はぁー…♡、はぁー…♡、ぁ〜…、ぜんぶ、はいったぁ…、』
ギリギリと青井の腹回りに爪を食い込ませて、そのままゆっくりと腰をあげる。
『はぁ、はぁ、っ、これ、したに、下ろしたら、っ、゙んぅぅ♡、゙ぁぁやばい、っ、これやばい、くっそ、ぉ、おく、に、入る、ンっ…♡、』
「んぐ、っ…、つぼ浦、」
『ン、なんすか、♡、アオセン。、気持ちいいでしょ?、俺の中、っ♡♡、俺、もっと、頑張りますから、ッ、こ、こえ、も…、ッ…、恥ずいけど、ちゃんと、出す、から、アオセン、♡、』
ぐぽぐぽと打ち付ける音が荒くなって、つぼ浦はふにゃりとした笑みを浮かべて言葉を漏らす。
『た、頼むから、っ♡♡、捨てないで、っ、俺のこと、(泣)、もっと、一緒にいれる、理由…ッ、作らせて、♡、たのむぜアオセン、』
体の関係から始まってしまったから… 恋なんて自分には縁もゆかりも無いものだと思っていたから…、快楽でしか青井らだおという人間を引き止める方法が分からない。
耳元で言葉を囁かれるだけで、あんなにも腹の奥が熱くなるのに…、恥ずかしさで青井の顔なんか一度たりともまじまじと見ることが出来なかった。
『はっ♡、はっ♡、っ、アンタだけなんだ、アンタにだけ、ッ♡♡、こんなに、頭ぐちゃぐちゃになるの、おかしいよな、俺、っ♡、ッ、゙ぁ、またイ゙く、ッ、いくいぐ、ッふ♡♡、っ〜〜〜ッ♡♡、』
腰がカクカクと震えて、そのままこぷりと白濁な液を滴らせる。
『っはーッ…♡、はー…っ♡、ン、アオセン、』
つぼ浦がゆるゆるな口元で名前を呼べば、ガチャンッと拘束具の一部が大きく鳴った。
『ン…、アオセン?、』
「すぅー…、、はぁ……、、…。ごめんつぼ浦、俺が間違ってたかも。…もっと、ちゃんとお前と向き合うべきだったよ」
『?、どういう、ことっすか、』
「…拘束、解いてくれる?。少しだけお話しよう」
“絶対逃げないから…ね?”と真剣に青井が呟けば、つぼ浦はしばらく放心してそれからコクリと頷く。
ベリベリと拘束具が外れていく音と、青井の意識を研ぎ澄ませる為の呼吸音が静かに響いていた。
数十分まじめに話し合った後、二人の中で気がついた事が2つあった。
一つ目はお互いがお互いにおかしな偏見を持っていたこと。
『俺がビッチだって?、ンな訳ねぇだろ、、アンタとしかこんな事しねぇぜ俺は、』
「そう…みたいだねぇ…、ごめんね?つぼ浦」
『ん、まぁいいけどよ。俺もアンタのことは随分と手馴れた奴だと思ってたからな。恋人っつーか…、そのセフレ?、って奴が沢山いるんだろうなって思ってたぜ』
「うわぁ俺と同じかぁ…」
今までの行為を思い返してみればギリ納得出来るが、意中の相手にそう思われていた事に対して少しばかりのショックが気持ち的には勝る。
そして二つ目の気づきをズバリと言ってしまえば、俺たちはどうやら世間一般でいう両思いらしい。
しかし、そんな両思いという言葉だけでは片付けられないほどの捻くれた思考、素直に受け止められない恋という心持ち。
『なんか、゙ん〜…、俺にはよく分からんが、、俺はな、アンタと一緒にいると凄く変な気持ちになるぜ?』
「変な気持ち?」
『こう…触られたり、呼ばれたりするとな?、顔見れねぇし、、声とかも、恥ずかしい…、ッ……つーか、アンタが萎えたらもう使ってもらえないと思ってな!、はは(笑)…、何言ってんだ俺、、』
思考も定まっていない中で漏らした言葉は、青井の小さな理性を無意識にギュッと握りつぶす。
「…へぇ〜、今までずっと、そんな事思いながら俺に抱かれてたの?」
『ッ、だって、俺は別に華奢な男でもねぇし、愛嬌がある訳でもねぇ。図体でかい男は、黙ってたほうが…、っ、と…。ぇと、、ぁ…アオセン?、』
つぼ浦の胸に手のひらを添えて、そのままゆっくりとベッドに押し倒す。
「枕どーぞ」
『、おう、助かる…ぜ、』
にこりと目を細めたその表情に、つぼ浦の胸が痛いほどに高鳴る。
正常位で互いに顔を見つめあって、スリスリとあてがわれる熱はしっとりと様子を伺って…青井の一挙一動につぼ浦がぱちぱちと目を瞬かせる。
「誤解も解けたしさぁ…、あと一つだけ。ハッキリしておきたいんだけど」
『ン、なんだ?、』
「…俺はね。つぼ浦の事が好きだよ。…つぼ浦は、俺のことすき?」
グリグリと菊座に押し付けられる異物に腰が跳ねて、青井はつぼ浦の両手を恋人繋ぎで拘束する。
「ねぇ好き?、嫌い?、どっち?」
『っ、ッ…、っ、す、ッ…、、す、゙ぅぅ…、』
「また恥ずかしくなっちゃったの?」
『゙ぐ、ッ…だって、かお、隠せねぇし…、』
赤面しているその顔がまた愛しくて、青井はにやりと悪い笑みを小さく浮かべて鼻を鳴らす。
「はは(笑)…、全部見られて恥ずかしいんだ?、すっごい可愛いけど…でも、素直にならなきゃずっとこのままだよ」
“好き?”と今度は一択を提示され、つぼ浦は意を決して言葉を漏らす。
『っ、ッ、…、す、すき、だ、』
「うん(笑)。ありがとうね」
ふにゃりと溶けた言葉とは裏腹に、青井の陰茎がぐぷり♡♡と腹の中に押し込められる。
ゆっくりとゆっくりと押し入って、奥の行き止まりにこちゅりと当たって、そのままグー…♡っと身体を密着させて身動きが取れない。
『ぁ、ぁ、ッ…♡、っ、』
「奥当たってるねぇ…。…いっつも激しくしてたから、ゆっくりやるとゾクゾクするでしょ?」
肌がじわりと汗ばんで、つぼ浦の瞳が震える。
「ゆーっくり入れて、ゆーっくりだして…、また奥突くよ?、っふ(笑)、気持ちいいねぇつぼ浦、」
最奥に触れるときだけごちゅり♡♡と強く押し入って、そのままグリグリと熱を擦りつける。
『はっ…♡、はっ…♡、ッ、ン、だめ、っ、ゆっくり、だめ、ッ♡、ぐ、ン゙ぅっ♡♡、っは♡、ぁ、ぁ…♡、ぉ♡、おしつけ、ンな、』
「すきでしょ〜ここ。もっと奥入れてくれる?、お前がいっつも腰引くところ。今日は体勢違うからね?、ぜったい逃げれないよ?」
ミチミチと肉壁を押し広げて、そのままずぷんッ♡♡と否応がなしに亀頭を入れ込む。
結腸はきゅー…♡と肉棒を無意識に締め付けて、つぼ浦の性器からはチョロチョロと静かに尿が滴った。
『ッぉっ♡♡、ぁ、は、っ〜〜〜〜ッ♡♡♡、っは…♡、っふ、っは…♡、っは…♡、』
「絶頂気持ちいいねぇ(笑)…、じゃあもう一回…」
次第に打ち付けるテンポも早くなり、余裕のなくなった青井の理性がごちゅっ♡ごちゅっ♡とつぼ浦の身体を蝕んで離さない。
『ぁ、゙ぁっ、゙ゃッ(泣)、゙ン゙ぉ♡♡、ぉ、゙〜〜〜♡♡ッ、ぁ〜だめ、だめだめだめっ(泣)、きゅふ♡♡…、ン゙ぅ♡、゙っ〜〜(泣)♡♡、』
「あは(笑)、かわいいねぇお前は、はっ、はっ♡、そろそろ出すよ?、いーい?、」
絡まる指をぎゅっと握りしめて、ぽろぽろと生理的な涙を流すその目元にキスを落とす。
「い、ッ、ン゙んっ♡♡、っ〜〜♡…ッは、ッ、っ、っはぁ♡、はぁ…、はぁ…、ン。おいでつぼ浦、」
痙攣しているその身体を抱き寄せて、はくはくとするその口内に舌を添わせる。
ちゅこりと吸い付けばつぼ浦の舌は青井のなされるがままに弄ばれて、トロンとした目元には恋焦がれ慕い続けている青井のみがゆるゆると水面に映し出されている。
『ンぅ、ン♡、っふ♡、っ、(泣)、…っ♡、』
欲張るように背中に腕を回せば、それに気がついた青井がクスクスと笑ってつぼ浦諸共一緒にベッドへと倒れ込んだ。
ころりと寝っ転がった二人はしばらくの間、撫でるような柔い身動ぎで身体を密着させてキスをする。
二人の想いを確かめ合うかのように、しっとりとロスサントスの夜は沈んだ。
某日、今日も悪が蔓延るロスサントスの街。
朝昼晩と真面目に働く警察官の気だるげな声が本署の廊下に響き渡る。
「はぁ〜?、おまえ、はい??、報連相はどこいった?、ッ、おい、ちょっ、まてつぼ浦ぁ〜!、」
『悪ぃって言ってんだろ!、カッとなってやっちまったんだ!、正当防衛ってやつだぜ!、』
弾切れであるロケランの筒を背負いながら、つぼ浦は一目散に逃げて行く。
しかし、つぼ浦が逃げた先にはもぐもぐと昼食を取っている署員が数名。
ドタバタと逃げるつぼ浦の足を誰かが意図的に引っ掛けて、そのままつぼ浦はバタンッとアニメチックにぶっ倒れてしまった。
『゙いっ、て〜ッ!、おい誰だいまの?!、』
その場にいた署員たちは一斉に目を逸らし、クスクスと喉につっかえる笑いを必死に飲み込む。
その合間に追いついた青井はカチャリとつぼ浦に手錠をし、そそくさとつぼ浦を引きずって取調室へと歩みを進めた。
『てめ、っ〜ッ、くっそ!、俺は何もやってない!』
「やってるからこうなってるんでしょ〜」
深々とため息を漏らして、ぎゃーぎゃー騒ぎ立てるつぼ浦の耳元をきゅっと掴む。
『゙いっ、』
「あんまり騒ぐと、今夜どうなっても知らないよ?」
『っ、ッ…、っ、…くっそ…、、』
耳元で囁かれた言葉にカクリと力が抜けて、つぼ浦は渋々といった様子で青井に大人しく連行されて行く。
「ふは(笑)…、本当に仲いいなぁ、あの二人は(笑)…、」
「ですねぇ〜…(笑)、」
それを遠目でちらりと見ていた同期組の誰かが、二人の関係を知ってか知らずか…またクスクスと楽しげに鼻で笑って、ゆるりとあべこべな二人を見送った。
おともだち。[完]
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