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涼ちゃんが、ん?と2度見し薬の箱の山の中から一つを取り出す。
「ねえ若井、見てよ(ニヤッ)」
箱を若井の方に差し出す。
「これ」
若井は受け取って、表を読む。
「……媚薬?」
一瞬きょとんとしてから、吹き出した。
「なにこれ、笑」
涼ちゃんも笑う。
「面白すぎるんだけど」
箱を軽く振ってみせる。
「これ絶対、適当に取ったでしょ」
若井が頷きながら言う。
「焦りすぎだろ」
二人の笑い声が、リビングに広がる。
ソファーに座っていた元貴は、その様子をぼんやり見ていたが、
少し遅れて、口元が緩んだ。
「……だって」
小さく言う。
「いっぱいあって、よく分かんなくて……」
涼ちゃんは笑いながらも、箱を元の場所に戻す。
「もうダメだって」
「次からは俺ら呼びな」
若井も言う。
「一人で突っ走るな」
元貴は、ソファーに深く沈み込む。
「……ごめん….笑」
でもその声は、さっきより少しだけ軽かった。
三人の間に、
張りつめていた空気が、ほんの少し溶けていた。
まさか涼ちゃん興味あるのかねふふふキキキキ😏