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そして今現在






桃:「な、何があったの…」



喉の調子すらも悪く、低く掠れた声しかでない桃の様子をじーっと見つめていた






らっだぁ:「ゾムが誤解をはらしてくれたんだ」





ぴくと:「全ての」






桃:「全ての…」






ぴくと:「親の虐待も」





桃:「…2人は気づいてたの?」






らっだぁ:「あんな大きなケガして来て気付かんやつおりゅ?」






学年違うし、部活同じだけなのに




凄いな






桃:「…こわw」





愛想笑いはもう慣れた



でも2人には効かないんだっけ…笑






ぴくと:「しばらく考えるのやめな。」






あぁ、なんだろこの2人は、






私の心の奥深くまで触れてるみたい。












なんだろう、今、すごい幸せなはずなのに










































涙がとまんないよ。







2人は何も言わずに微笑み掛けてくれた。





花:「…お姉ちゃん?」





入ってきたのは悪役ヒロインだった。





らっだぁ:「…どうしたの」





花:「ゾムに何言ったの?」











…何も言ってないよ。







私にシアワセをください。【完結】

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