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くもねこ☁
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ら む ね _ @暇人
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ゆいらーめん
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コメント
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─ねぇ、ライト。
─僕たちって、何処から生まれてきたの?
懐かしげのある幼い声。
きっと、純粋な瞳で此方を見ているのだろう。
ライト「…僕らは神様によって創られたんですよ。
世界に平和と仁愛をもたらす為にね。 」
私は、そう答えたはずだ。
きっと、恐らく。
数万年前の話なのだから、 あまり覚えてはいない。
なのに何で、今更?
─平和と、仁愛?難しいなぁ…
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平和と、仁愛。
この言葉も懐かしい。
今はそんなもの存在しない。
天界が全てを支配し、全ての頂点に君臨する。
………平和と、仁愛…
…誰がそんなこと、決めたんだっけ。
誰が…
*─僕に出来るかな。話すの、苦手だし。*
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─友達も、全然出来ないのに。
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ライト「…ふふ、貴方なら大丈夫。
喋れなくたって…いくらでも愛情は与えられる。
ほら、こうやって。」
私は彼の頭を撫でた。
彼の頭に生えたふわゞな耳。
とても触り心地が良かった。
…彼は安堵したように笑っている。
─んん…それ、██様も言ってた。
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…え?
─ライト、██様みたい!!
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聞こえない。
いや、思い出せない。
その箇所だけ。
━…天使。
何なんだ。
誰だ、絶対に忘れてはいけないはずだ。
━大天使。
私の…私を、創った…
「 大天使、聞いてるのか。 」
ライト「…ッぁ……」
一瞬、意識が遠退いていた。
目の前には崇拝なる神が、幾つもの目でライトを見ている。
頬に一雫冷や汗が浮かんでいた。
小さく深呼吸をして体制を立て直し、地に膝を着く。
静かに胸に手を当てた。
ライト「…はい、聞いております。
近頃、地界からの信仰心が薄れてしまっていること。
そして…天界から天使が失踪している事。」
「 …そうだ。
信仰心が無ければ、私の本来の力が存分に使えない。
信仰心は私の力の源だ。
多くの者に信仰して貰わねば、意味が無い。
……所で…
大天使、お前の仕事は世界の監視のはずだ。
何故失踪者が出ている?
神であるこの私が血と汗と涙を注ぐ程に完璧に保ってきたこの世界。
…それから背くとは、とんだ不届き者だ。
それが何故。
お前は何の為に存在している? 」
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言葉が出なかった。
今すぐにでも、何かしらの言葉を。
けれど唇を噛み締めるばかりで、瞳を揺らしたままコンクリートの床を見詰める。
私は何の為に存在している?
何の為に生まれた?
「 お前は、私に全てを捧げる為に存在しているのだ。
私の為に動き、私だけを想い、私の為だけに過ごすのだ。 」
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答えは、すぐに出された。
そうだ、それが答えだ。
当たり前だ。
何故迷った?何故考えた? 何故すぐに出てこなかった?
私は…
ライト「…はい。その通りで御座います。
私は貴方様にこの身を捧げ、尽くす。
その為に存在しています。
貴方が望むことをする。
それが私の役目です。
……地界からの信仰心を、必ず取り戻しましょう。
全世界に貴方様の素晴らしさを広めるのです。
そして…貴方様に歯向かい背いた不届き者には、私の手で制裁を下し、必ず消し去ってみせます。
誰も逃れる事が出来ぬ様…
この私が、全て解決してみせます。」
顔を上げ、目の前に居る神々しい神様を捉えた。
決意を固めた瞳。
黄金に輝いた、でも何処か光が失われた瞳。
神様はライトの表情や声色を見て、静かに目を細めた。
「 期待しているぞ。大天使ライト。 」
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その言葉は、ライトの脳に強く刻まれた。
絶対に逃れる事の出来ない束縛の呪いの様な言葉。
私は、夢を見ていたようだ。
懐かしき夢。
もしかしたら思い出す事の出来ない夢。
私はもう、戻れないのだ。
この身を、捧げてしまったから。
私は背中に生えた白く美しい、大きな翼を広げた。