阿部視点
俺は家を出て、仕事場へ向かうこの時間でさえ憂鬱だと思ってしまう。
ガチャ(楽屋)、
岩本「来たよw」
深澤「人いじめてる人は来なくていいのにw」
目黒「まじで邪魔」
向井「また今日もいじめるんじゃね?」
所々、義理の家族から言われる言葉と重なって手が震える。
もしかしたらこの人達も暴力をふるうかもしれない…
ん?
佐久間喋ってない、
俺の味方やめたんじゃなかったの?
もう、わかんないや
俺はイヤホンをつけてまわりのおとを聞こえなくした後、
勉強しようとノートとかを机に出した
すると、ピラ
一枚の写真がノートから落ちた
それを拾うと…
ッ…
昔の実の俺の親そう、殺人鬼と、その妻、俺の母親そして俺が写っている写真だった
、
この頃は父親が殺人鬼になるなんて思いもしなかった…
この頃は母親が俺を見捨てて死ぬなんて思いもしなかった
この頃はこんなにもいじめられて殴られる人生だとは思いもしなかった
そんな悲しい、怒り、色んな感情が込み上げてきて
、気づいたら写真に水が落ちていた…
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