テラーノベル
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30
𝓈𝓊𝒾
19
たまごっちにハマったうぉんな
57
如月×copilotちゃん
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ー『君と二人で。』ー
ーーー赫side
◆オレンジ色の教室
放課後の教室。
窓から差し込む夕日が机の上をオレンジ色に染めていた。
なつはプリントを見つめながら、
眉間にしわを寄せていた。
「…うーー…わからん」
その小さな声を聞いたのは、
隣の席でノートを閉じていたいるまだった。
「なつ、どうしたの?」
なつは少しだけ視線を逸らして、
プリントを指でつついた。
「……この問題、意味わからん。いるま、教えて」
その言い方はいつもより少し素直で、いるまは思わず笑った。
「いいよ。見せて」
なつはプリントを差し出す。
いるまはそれを受け取りながら、軽く肩をすくめた。
「なつってさ、こういうとこだけ可愛いよね」
「は? 可愛くないし」
「いや、可愛いよ。
素直に言うの、なつくらいだし」
「……からかうな」
なつは少しむくれたように横を向く。
その反応がまた可愛くて、
いるまはつい笑ってしまう。
「ごめんごめん。
じゃあ真面目に行くわ!笑」
「最初から真面目に教えろよ……」
なつは小さく文句を言いながらも、
机を寄せているまの方へ座り直した。
◆真剣な横顔
いるまはペンを持ち直し、
問題の式をノートに書き写す。
その横顔は、
さっきまでの軽い雰囲気とは違っていた。
目つきが真剣で、
説明する声も落ち着いていて、
手の動きは迷いがない。
「ここはね、まずこの式を整理する。
で、ここの数字を移動させると……」
なつはその横顔を見つめた。
(……なんか、いつもと違う)
いつもは柔らかくて、
ちょっとからかってくる感じなのに。
今のいるまは、
説明する声が低くて、
落ち着いていて、
どこか安心する。
胸の奥が、
少しだけ熱くなる。
(……なんで、こんなに)
自分でも理由が分からなくて、
なつはペンを持つ手をぎゅっと握った。
いるまは気づかず、
説明を続ける。
「で、ここまでできたら、あとは簡単。
なつ、ここまでで質問ある?」
「……いや」
声が少しだけ震えたのを、
なつ自身が一番驚いた。
いるまは首を傾ける。
「ん? どうしたの?」
「べ、別に……」
なつは視線を逸らした。
夕日が頬を照らして、
その赤さが余計に目立つ。
いるまはふっと笑った。
「なつ、顔赤いよ?」
「赤くない」
「赤いよ」
「赤くないって」
「……もしかして、ドキッとした?」
「し、してない!!」
なつが慌てて声を上げる。
その反応があまりにも分かりやすくて、
いるまは肩を震わせて笑った。
「なつってさ、ほんと可愛い」
「からかうなって言っただろ……」
「ごめんってば。でも、嬉しいよ。
なつが頼ってくれるの」
なつは言葉を失った。
胸の奥が、
またじんわり熱くなる。
(……なんで、こんな)
理由は分からない。
でも、いるまの“本気の横顔”が、
どうしようもなく心に残った。
◆ずっとの約束。
勉強が終わる頃には、
外はすっかり暗くなっていた。
なつはプリントを閉じて、
小さく息を吐いた。
「……ありがとな」
いるまは笑った。
「うん。また分からんとこあったら言ってね」
なつは少しだけ迷ってから、
小さく言った。
「……また教えてよ」
いるまは目を丸くして、
すぐに柔らかく笑った。
「もちろん」
その笑顔に、
なつはまた胸が熱くなる。
(……なんなんだよ、ほんと)
自分でも分からないまま、
二人は並んで教室を出た。
夕方の風が少し冷たくて、
でも心の中は不思議と温かかった。
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「リオン[AI]」さんリクエストありがとうございました!
おつふぉにっ!
コメント
5件
なつがいるまの真剣な横顔にドキッとするシーン、すごく良かったです…!普段は軽くからかってくるのに、勉強教えるときの落ち着いた声とか手つきが全然違って、そのギャップに胸が熱くなる感じ、すごく共感しました。夕日が照らす教室の空気感も素敵で、最後の「また教えてよ」ってなつが素直になるところ、思わずにやけちゃいました。続きが気になります🌙