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「早く脱げよ。」坂岸は岡崎に制服を脱ぐよう命令した。
「は、はい。」脱ごうとした瞬間正彦が走ってきた。
「お前レイプは立派な犯罪だぞ。」と坂岸の襟を掴んで叱った。
「折角コイツのおっパイ見ようと思ったのに白けるわ〜。」
「先生私がトイレから出たら急に坂岸君が来て…。」岡崎の証言を聞いた正彦は「お前職員室に来い。」と促した。
「チッ。」
「今舌打ちしたよな。」怒りが頂点になった。
「加藤さぁ心理学は俺ら高校生には早ぇよ。」
「あのな高校生だからこそ必要なんだ。」未仏は「良いぞ良いぞ頑張れ。」と小声で応援した。
「お願い坂岸君先生言うこと聞いてあげて」
「優等生が偉そうに指図するなよ!」
坂岸にビンタした。
「お前は退学処分だ。」
「先生退学処分はやり過ぎです。」岡崎の言葉に首を横に振った。
「制服を脱げと脅されて良くやり過ぎだと言えるな岡崎。」
「こんな学校辞めてやるよ!」坂岸は学校を出ていった。
チャイムが鳴り教室に入った。
黒板に虐めと倫理観と書いた。
「今回授業は虐めと倫理観についてだ残念また虐めがまた起きた名前は伏せておくがある女子生徒が男子生徒に脱げと脅された。」岡崎は後ろの席で自分の事を言われてる事にホッとした表情をした。
「レイプは性犯罪だ倫理観に問わられるなお前達は年頃だから性に対して興味があるだろしかしだからといって無理やり脱げなど言ったりするのは良くない!」他の生徒達は大きく頷いた。
チャイムが鳴り教室を出た。
「先生ありがとうございました。」
「あんな奴を許すな岡崎。」
職員室に戻りぐったりした。
「優しいあなたが生徒に退学処分を言い渡すなんて。」
「もう耐えられないんですこれしかないんです。」未仏は深刻な表情で頷いた。
「教師として当然の判断ね。」
「こんなに教えてるのに…。」
正彦の肩を優しく叩いて
「まだ子供だから地道に教えるしかないのよ。」と慰めた。
「綾波先生がまさか僕を陥れるなんて思わかった。」未仏は微笑んで「奥さんと子供達に会いなさい。」と諭した。
「はい。」正彦は放課後別居中の妻明美と子供達に会いに行った。
「あなた。」
「明美久しぶり晃と恵子も元気そうだな。」晃と恵子は正彦に抱きついた。
「俺父さんまた一緒に暮らしたい!」
「私も。」二人の熱意に感動した。
「明美子供達と戻ってきてくれ。」
「実はそうするつもりさっき未仏教頭から電話があってあなただいぶ参っているって。」正彦は驚いたが「そうなんだよお前達が居てくれば…。」と懇願した。
「父さんに飯作ってやるよお詫びな。」
「俺が悪かったんだ詫びはいらないよ。」明美は正彦の手を取って「あなたモテるから不安だったのよ。」とボヤいた。
「これからは大事にするよ。」と明美に誓った。
「パパ思い詰めちゃダメだよ。」恵子は泣きながら言った。