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いい…めめの愛に包まれて宝物に気づくって…めっちゃいいですね😍😍
余談。 創作を始めてから昔聴いていた男性目線のラブソングを聴き返しては、ぜーんぶ🖤💚に変換して1人でニヤニヤしています。 あるよね、創作の原動力。
トプ画に戻ったら、タイトルが対応しててキュンとした🫰
それから、阿部ちゃんは指輪の事を悲観するのをやめた。
あんなに嫌がっていた謝罪の手紙も、自ら申し出て読み、音声も聞いた。
メンバーみんなが、また崩れてしまうのではないかと心配してくれて聞くのを反対していたけど、俺が『阿部ちゃんは大丈夫だよ』と答えると『めめがそう言うなら』と見守ってくれた。
今日はお互い仕事が夕方まで。
俺がお世話になっているブランドで、チャームをお揃いで買った。
💚「可愛いね、食パン」
🖤「どこにつけようか悩むね、落としたくないし」
💚「それ。俺落としそうだから、とっておきのバッグの中に付ける」
🖤「えー、いつものやつに付けてよ」
💚「だって怖いんだもん」
あの日以来初めてのアクセサリー、と言っていいかわからないが、『めめとお揃いのものが欲しい』と阿部ちゃんが言ってくれた。
小さなショッパーを大事に持って歩く姿が可愛い。
🖤「外なのに、抱きしめたくなっちゃう」
💚「ダメです、帰ってからね」
🖤「ふふ、楽しみだなぁ」
💚「なんか変なこと考えてる!」
結局帰りの車内で抱きしめるどころかキスしてしまった訳だが。
帰ってチャームをバッグに付けると、阿部ちゃんはショッパーを飾っていたリボンを結び直して『思い出置き場』にそっと置く。
大切な宝物が、また1つ増えた。
終