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僕が物心着いてた頃にはもう「そいつ」は僕とあそんでいた。
僕が困ったら代わりに表に出てやってくれるし、変なことも嫌と言わずになんでもやってくれた。
だけど、「あいつは色々変わっていった」。
まずは急に僕と遊んでくれなくなった。
次に急に支離滅裂な発言をするようになった。
挙句の果てに、殺人衝動に駆られるようになった。
僕が小さい頃に来たことあるようなないような気がしたのは、その時は「あいつ」が表に出ていたからだ。
僕と「あいつ」は完全に記憶を共有出来る訳じゃないから。
…でも。
…僕は、僕で少しだけわがままがあった。
───────
また、「幸せだったあの頃」のように僕はお前と遊びたい。
色々バカを言い合いたい。
一緒になんてならなくていい。
だけど、少しだけほんと少しだけ時が戻るというのなら。
「僕は1番平和で幸せだった小さな頃に帰りたい。」