「ロメ? 起きてるか」
「うぇえ!? る、ルチオさんいつの間に帰って……!」
ドア越しの声に、ロメは文字通り飛び上がった。
その拍子に、開きっぱなしだったノートPCが机から転がり落ちる。
「あ、わわわっ!?」
ドタタタッ!
「何だ!?」
「な、何でもないです! 大丈夫です!」
あたふたとPCを元に戻し、ロメはドアを開けた。
「大丈夫か?」
「は、はい。ちょっと、ぼうっとしてて」
軽く眉を上げたルチオは帰ってきたばかりらしく、部屋着にも着替えていなかった。
「お帰りなさい。気がつかなくてすみません」
「いや、いいんだけどよ……」
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