テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
どうもぺろです!
今話ついに最終話です、ここまでお付き合いいただきありがとうございました🥰
今話行為はありませんが、深めのキス、匂わせる会話がございます、苦手な方は🔙お願いいたします!
本編がかなり長くなりますで、前置きは短めにいたします!笑
では、最終話 好き ごゆっくりご覧ください⬇️
🩷side
🩷「仁人…俺とのキス、嫌だった…?」
その声に仁人は狼狽えるように目線を下に落とした。
きゅっと下唇を噛んでから、少し唇が開く。
何かを言い出そうとしながらもその言葉はまた引き下がってしまったようで言葉を飲み込むように喉仏がごくりと動くのが見える。
遠くで盛り上がるカップルの声や、忙しなく動く店員の足音が、嫌ってほどに聞こえるくらい俺たちの個室に静寂が訪れた。
俯いた仁人は苦しそうな顔をしている。
俺がこんな顔させてしまっているんだ。そう思うと 失敗した そう淡々と感じた。
🩷「_ッごめん。変なこと聞いたわ。」
そう言って仁人から手を離そうとすると
💛『い…嫌じゃない…から…!』
そう言って俺の手を取った。
俺の手に触れる指先は小さく震えていて、思わずぎゅっとその手を握る。
💛『…嫌じゃなかったよ。勇斗に、キスされて。』
こちらを伺うように向けられた視線はいろんな感情が込められていて、仁人が抱えきれていない思いが震えた指先から伝わるようだった。
🩷「仁人、もう一回してもいい…?」
そう言うと仁人は少し目を見開いて、また俯いた。
繋がれた手をぎゅっと握りかえしてくれ、ゆっくりと頷いた。
仁人の頬に手を添えるとぴくりと肩が跳ね、目を瞑った。
熱すぎるくらいに火照った頬を撫でると、
ぱちぱちと瞬きをしてから、頬を撫でる俺の手に触れる。
💛『…いいよ?』そうゆっくりと俺を見つめた。
先程よりとろけたこちらに甘えるような瞳に問いかけられ、我慢できずに唇に触れる。
💛『…っん』仁人の声が小さく漏れる、その声を拾い、ばくばくと心臓がうるさくなる。
唇が離れても仁人はまだぎゅっと目を瞑っていて、この状況に甘えるようにまた唇を触れる。
睫毛がぴくりと揺れるくらい瞳は固く瞑られていて、すっと目元を撫でると薄く開かれる。
目があうと慌てふためいて、ぐっと俺の肩を押した。
💛『あ、あの、さ…勇斗は、嫌じゃなかった…?』
そう聞き俯いた。髪からひょこりと覗く耳は真っ赤で、繋がれた手は痛いくらいに固く握られている。
🩷「嫌じゃないよ。」
そうすぐに答えるとこちらを向いて
💛『そっか…よかった。』
そういって安心したようにはにかんだ。
俺の一言でこうもコロコロと変わる表情が愛おしくて
🩷「仁人。好きだよ。」
前触れもなく、感情が口をつく。
💛『…え、?』仁人は思わず漏れた声と開いた口を押さえるように手を添えた。
繋がれた手をぐっとこちらに引き、抱きしめる。
酔いの回った仁人の火照った身体は引かれるがまま俺の腕の中に収まる。
俺の首元でまだぽつりぽつりと困惑の声を漏らす仁人。
🩷「仁人は?俺のこと好き?」
そう聞くと、聞こえていた声がぴたりと止まる。
🩷「仁人?」そう言って少し離れ、仁人の顔を覗くと、ふいと顔を背ける。
💛『ば、ばか、見んな…///』そう言って顔を隠した。
全然隠せていない赤く染まった耳も頰も全部が答えになっていて、愛おしくて、返事も貰っていないのに調子に乗ってしまう。
🩷「仁人?…手どけて」
そういって仁人の手に触れると、しぶしぶ手を退けてくれ、 潤んだ瞳と目が合う。
💛『おれも、好き… …だけど』
だけど そう言ってまた俯く仁人の頬に手を添えてこちらを向かせる。
🩷「だけど、なに、?」
💛『ッ…だから、!こういうの恥ずかしい…たえられない…///』
そう言って俺の首元に顔を埋める。
その姿が可愛すぎて、思わず笑けてくる。
首元をくすぐるふわふわの髪を撫でる。
🩷「仁人、かわいい。俺も耐えれないよ、そんなんされたら。」
そう言って仁人の手を取って俺の胸に触れさせる。
🩷「なあ、これ全部仁人のせいだよ。」
どきどきとうるさい胸の音を感じたのか仁人はくすりと笑った。
💛『俺だけかと思ってた…ずっと勇斗にどきどきしてるの。』
そう言ってこちらを見上げる瞳。
🩷「俺はずっと仁人のこと好きだったんだよ。愛してる。」
そう告げると仁人はふわりと笑って
💛『うん、俺も愛してるよ。勇斗。』
そう言ってどちらからともなく口付けた。
触れるだけでは足りなくて、何度も口付ける。
仁人の薄く開いた唇に舌を入れると、ぎゅっと服を掴まれる。
逃げる腰をこちらに引くと、控えめながらに答えてくれる。
💛『んッ…んぅ……っんん…///』
くぐもった声が漏れ聞こえると調子に乗ってしまって、仁人の髪を撫でるように後頭部に手を回すと、バシバシと肩を叩かれる。
名残惜しくも離れると、仁人は
💛『こ、ここまでしていいっていってないわ…!』
そう言って俺の肩をぐいっと押して距離をとった。
🩷「なに、仁ちゃんにキスすんの許可制なの?笑」
💛『ち、違う…けど!今日はだめだろ…///』
そう言って俺が座る位置から距離をとって壁に寄りかかる。
慌てる表情も、照れ隠しの仕草も全部可愛くて、わざと距離を詰め、追いやり仁人の頰にキスをする。
🩷「これは仁ちゃん的にだめ?笑」
そう意地悪に聞くと、消え入りそうな声で
💛『や…だ、だめじゃない…///』ぼそりとそう答えた。
仁人はもじもじとしながら俺の首に腕を回してきて、不慣れながらぐっと距離を縮められる。
ちゅっと可愛らしいリップ音を鳴らして、俺の唇に触れた。
💛『これも、だめじゃないよ?///』
そう上目遣いで俺を見つめる。
思わぬサプライズに固まる俺を見て仁人はまた俺を押して抜け出す。
💛『…ちょ、おれトイレいく!!』
そう言ってバタンと部屋から逃げ出した。
一人部屋に残され、ぶわーっといろんな感情が込み上げる。
🩷「あー、まじでかわいすぎる…///」
💛side
_バタン
恥ずかしさから逃げ出すように勇斗の腕から抜け出し、お手洗いに入る。
幸い誰もおらず一気に力が抜け、しゃがみ込む。
いや、わかってるよトイレでしゃがみ込むなってな。
ため息をついて、立ち上がると鏡に映った自分と目が合う。 なんだそのとけきった情けない目は。
首から耳まで全部真っ赤に染まっていて、これがお酒のせいなのか、あいつのせいなのか…
考えるだけ無駄だわ。絶対勇斗のせいだもん。
身体の内側から火照りきった熱を逃したくて、意味もなく手を洗う。
つめたくてきもちいい。マシになったとは思えないけど、気を紛らすくらいにはなった。
のぼせたみたいなぽやっとした思考はどうにかならないのかと、ハンドドライヤーで乾かした手でぱちりと両頬を叩くと、あまりの頰の熱さに驚いた。
💛『あー、むりだ…もういこ。』自身に諦めきり、個室まで戻る。
🚹「_お支払いありがとうございます、またのお越しをお待ちしております。」
個室に戻ると店員さんがちょうどそう言った頃だった。
🩷「ご馳走様です、めっちゃ美味しかったです。」
🚹「光栄です。またお待ちしておりますね。」そうラリーをし終えた店員さんとすれ違う時軽く会釈をした。
個室に入ると勇斗は俺の飲み残したカシオレを飲んでいた。
勇斗の隣にかけると
🩷「おかえり、仁人のもう飲んじゃったからね笑」
💛『いや、それはいいんだけどさ…お金払うよ俺も』
🩷「いいの、奢られときなさい!笑」
そう言って頭をぽんぽんと撫でられる。
💛『わ、わかった…ごちそうさま…///』
勇斗は覗き込んで満足そうに笑って
🩷「ほんとかわいい」そう言った。
💛『まじでむり…なれないからやめて…///』
恥ずかしさが既に限界でそう返すと、ケラケラと笑って身支度をし始める。
🩷「ほら、帰るよ仁ちゃん!笑」
メイン通りにでてタクシーを拾うために、それまでの小道を軽く二人で散歩をする。
先程まで熱すぎるくらいに火照っていた身体を冷やすように冷たい風が吹く。
💛『…さんむっ!』そう思わず声に出すと勇斗は何も言わずに俺の手を取り、ポケットに仕舞う。
少女漫画で見るベタなやつだけど、好きな人にされるとこうもどきどきするものか。
ようやく落ち着いた心臓がまた速度を上げていく。
🩷「いや、でもさみいわ笑」
そういって照れくさそうに笑って、繋いだ手をほどいて、今度は腕を絡ませてくる。
腕が組まれ、ぎゅっと距離が近づく
🩷「こっちのほうがいいね。ね仁人? 」
💛『ん、まあ…うん…///』
🩷side
街頭に照らされる二つの影はぎゅっとしていて離れずに進んでいく。
しばらく歩いていると、人通りが増えてきて、メイン通りが近づいているのがわかる。
💛「勇斗、そろそろ…」
そういって仁人は俺から腕をほどいた。
🩷『ん、そっか。人増えてきたしね。』
そういう時仁人はこくりと頷いた後、俯いてすたすたと歩いていってしまう。
🩷「仁人、まって。」
仁人の腕を掴み、こちらを向かせると寂しそうな顔をしている。
💛『勇斗、人多いからだめ…ね?』
そう寂しげに困ったように笑って俺の手を離そうとする。
仁人のその顔を見て、強引に手を引き小道に引き返し、路地裏に入る。
💛『ちょっ…はやと、なに!」』
仁人は驚いたようにそう言った。
🩷「ねえ、そんな顔されたら帰したくなくなる。」
そういってぎゅっと抱きしめると、静かに俺の腕の中におさまる。
しばらくすると仁人の腕が背中にまわる。
💛『ばか、おれも帰りたくないわ…』
甘えるように肩に頭を預けられ、愛おしさが溢れて思わず首筋にキスを落とす。
🩷「そんなん言うと明日仕事行けなくするぞ」
そういうと仁人くすくすと耳元で笑う。
💛『んー、今日はじゃあ帰る笑』そう言って俺の腕から抜け出し、じっと俺を見つめる。
🩷「ん?どした?」そういって赤い仁人の頬を撫でると俺の手に触れる。
💛『今度のオフの前の夜…家行くから…いい?//』
甘えた瞳でこちらを見つめ、こてんと首を傾げる。
そんなかわいい君に返事の前にキスをした。
🩷「いいよ、おいで。」
【好き…?】いかがでしたでしょうか!
今回は甘めな両片思いをテーマに書かせていただきました✨
普段のぺろの思考ではかけない甘めの文ですごく楽しく書くことができました💖
全5話のなかで沢山のいいね、コメントをいただくことができて、本当にありがたく思っております😭🙏🏻
いいねももちろんですが、コメントが本当に励みになっています🥰
次回はリクエストいただいていた【愛執】の後日譚❤️🤍を読み切りで投稿する予定です!
リクエストは常時募集しております🤭💭
【好き…?】をご愛読いただきありがとうございました!
では🍀
コメント
6件

ぺろさん!!!! なんかずっとログインできなくて、なかなか読めなかったんですけどめっちゃ良すぎます😭💓 まじぎゅんぎゅんです😭✨ 甘々なオフお待ちしてます😍💖
ぺろさん! 最終話更新ありがとうございます! 最後の甘々がほんとに可愛すぎました😭 次のオフの2人も見てみたくなりました🫣

ゴロゴロ悶えてます🩷💛仁ちゃんがかわいすぎる😭目の前で見ているような表現の文章でとても妄想が捗ります(笑)ありがとうございました またお時間ある時にこの続きが見れたら嬉しいです🩷💛